福島第一原発収束作業日記
著者 ハッピー
原発事故は終わらない。東日本大震災が起きた二〇一一年三月一一日からほぼ毎日ツイッター上で綴られた、福島第一原発の事故収束作業にあたる現役現場作業員の貴重な「生」の手記。
福島第一原発収束作業日記
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
知らないより、知ったほうがいいこと
2020/05/03 23:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍で時間ができたのでちょっと前の本を再読。そして、福島の原発事故があった当時のことがどうも気になってこの種の本を紐解きがちです。
本書は、第一原発の事故の日(2011年3月11日)から、ツイッターで、現地の様子を流している作業員の方のツイッター内容を一冊の本にまとめたノンフェクション。当時の福島第一原発で起こったことがリアルタイムに描かれて、長くこの仕事に携わった専門家としての意見や読者へのアドバイスも豊富。今、この本を読み返すと、その過酷さが、今は医療現場で巻き起こっていることと似てない?と軽い既視感。日本って、危機がおきないという前提で各種の政治政策をおこなってるとしか思えない、現場まかせ、壮大な後出しジャンケンぶりに怖くなる。怖くなるけど、知らないより知ったほうがずっといいとも思う。