商品説明
ここは夢が生まれる場所。華やかなる""社交の殿堂""。大正、昭和、平成という時代を情熱的に生きた人々を、鮮やかな筆致で描き出す。直木賞作家が贈る、一つの建物の〈記憶〉をたどる長編小説。大正11年、丸の内に落成した国際社交場・東京會舘。海外ヴァイオリニストのコンサート、灯火管制下の結婚式、未知のカクテルを編み出すバーテンダー......。変わりゆく時代の中、""會舘の人々""が織り成すドラマが読者の心に灯をともす。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
降り積もる時間
2019/04/22 12:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとつの建物に関わった人々の物語。
暗い時代もあり熱気に満ちた時代もある東京會館を巡る悲喜こもごも。
この中ではカクテルと洋菓子のエピソードは心温まる良作。
紙の本
人びとの思いが歴史をかさねる
2016/11/30 07:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝劇近辺には何度か行ったが、東京會舘を知らなかった。ひとつの建物の歴史が、関わった人々の人生模様とともに語られることで奥深い物語になっていく。丸の内周辺には明治大正の歴史的建造物が多く残るが、帝劇が比較的新しい建物に見えたのは、空襲で焼けていたからなのか。知らなかった。これまで読んだ辻村作品とはひと味違う趣だったが、とてもよかった。
紙の本
斬新
2016/10/26 14:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スカイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村深月さんの本がとにかく大好きです。
しかし、タイトルからして、少し昔のお話なのかなと、買うのを少し躊躇いましたが、読み始めたら、一気に辻村ワールドに引き込まれました。
今までの、辻村さんの作風と違うなと思ったのは、私だけではないはず。
普段は、若い作家の本を読まない母も、この作品は大絶賛でした。
紙の本
素晴らしい物語。
2016/08/05 17:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村さんの新刊。早速上巻を読みました。素晴らしい物語。時代の背景と共にめまぐるしく国の状況が移り変わり、移り変わる時代と共にそこに生きる方達と息づいている東京會舘。辻村さんの新たな一面を強く感じられる作品でした。このまま下巻へ。
紙の本
建物と人々
2017/10/17 05:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正時代に建てられた国際交流場の、数奇な運命が伝わってきました。その場所に集まる、それぞれの人間模様も良かったです。
紙の本
幸せな気持ちになる物語
2017/01/23 20:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても素敵な物語。
大正十一年に建てられ、関東大震災、世界対戦を経て今に至る東京會舘。
そこで働く人たち、お客様の物語が連作短編で語られる。
大戦の最中の結婚式良かった!
花嫁の心細い心情に寄り添う頼もしい遠藤さん。
遠藤さんの頼もしい暖かさにほっとさせられました。
第五章の「しあわせな味の記憶」はとっても良い物語。
変わらない味を守り関わった人たちが大切に受け継いでいる物語、素敵です。
でも少し長いかな。
もう少し他の物語と同じ位にさらっと語って欲しかった。
でも下巻が楽しみです。
紙の本
一つの建物に関わる人々
2019/07/10 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つの建物に関わる人々の話。建物の雰囲気によく合った文章だと思った。1章の音楽の話と、4章のバーの話がよかった。