- 販売開始日: 2016/08/23
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-354632-3
電子書籍
累(9)
著者 松浦だるま(著)
他者の顔を奪う口紅。その力と、美しき妹・野菊(のぎく)の協力により、かつて母も挑戦した『マクベス』の舞台に立つ累(かさね)。役に没頭するに従い、己の犯してきた罪を直視する...
累(9)
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累 9 (イブニング)
商品説明
他者の顔を奪う口紅。その力と、美しき妹・野菊(のぎく)の協力により、かつて母も挑戦した『マクベス』の舞台に立つ累(かさね)。役に没頭するに従い、己の犯してきた罪を直視することになる累は、野菊の言葉を支えに立ち直る。だがそれは、累に恨みを持つ野菊が、累が最高潮に至るその時に復讐の鉄槌を下すための布石だった。果たして祝福の光はどちらの頭上に輝くのか――。
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電子書籍
野菊の復讐の結果は…
2019/05/31 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野菊はよく頑張ったと思う。しかし、母と同じ目に合ってしまうとは…。
そして、いざなの過去話もついに。やっぱり羽重田さんはいざなさんに惚れてたんだなぁ…
紙の本
ついに明かされる女優「淵透世」の秘密
2017/05/22 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画『累』第九巻。
最後の最後で、計画を完遂できなかった野菊。
マクベスを乗り越え、野菊の裏切りも知り、甘さや優しさをかなぐり捨てた累。
そんな累に、羽生田はついに語りだす。女優「淵透世」の真実を・・・。
以下少しネタバレになります。
累の異母妹、野菊の企みに勘付いた羽生田。彼は、累に野菊の企みについて話すが、それでも累は野菊を信じようとした。本当に友人だと思っていた。羽生田の言ったことが正しかった時は、怒りや悲しみを覚えたと思います。それを糧にして、甘さや優しさをかなぐり捨て、女優として殻を破るところを見ても、累が只者ではないと思います。
女優として母を超えた累に、遂に羽生田が「淵透世」の誕生の秘密を語ります。生まれてくることすら許されなかった累の母親、誘。口紅の力を経て、村を壊滅させ、当てもなく町を彷徨っていた彼女が出会ったのは、小さな劇団の女優だった淵透世。成り行きで、誘と透世は同居を始めます。透世という女性は、お人好しで愚鈍。誘とは対照的な女性です。透世が本当は演技とかには興味がなく、舞台衣装を作りたいことを知った累は、透世の顔を借りて舞台女優としての道を歩き出します。
舞台女優として活躍していた「淵透世」の運命を狂わせたのは、俊英の演出家、海道与。誘と海道はやがて結婚し、娘の累が生まれます。累の容姿が醜いことに疑問を持った海道は、誘の身辺を探っていき、ついに女優「淵透世」の秘密を知ります。海道は醜い容姿の誘と累を家から追い出します。その後、本来の透世に「淵透世」の代わりを求めるようになります。透世自身も実は海道のことを愛しており、彼の願いに応えようとします。しかし、透世という女性は「淵透世」とはほど遠く、愛した女が架空の存在だったことを知った海道は徐々に壊れていきます。そんな時に、透世が身ごもったのが野菊だったのです。
電子書籍
累(9)
2017/11/03 00:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
マクベス終幕に向けて大勝負に出る野菊にドキドキしっぱなしです。
野菊の力不足とは思えないですよ。だって2:1だもの…。
そして、最初から気になってきた「淵透世」伝説が羽生田さんの回想によって少しずつ語られていきます。
電子書籍
やはり世間知らず
2017/06/02 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり幽閉されて世間知らずだった分野菊は甘かったか。
羽生田は透世に続いて2人こういう女優を知ってるんだからそれなりに考えてるだろうしな。
電子書籍
感想
2017/06/30 03:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよお母さんのお話です。
本物のスケヨさんは、本当に本当にいい人だったんだ。
演劇の練習してないのに上手いのは才能なんですね。