ヤマタイカ (5)
著者 星野之宣
神子と神女団は戦艦ヤマトと共に、日本民族を現代のマツリに引き入れるべく沖縄から北上。一方、東北、九州、四国など各地から大群衆が東京へと進行。それを阻止しようとする自衛隊や...
ヤマタイカ (5)
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商品説明
神子と神女団は戦艦ヤマトと共に、日本民族を現代のマツリに引き入れるべく沖縄から北上。一方、東北、九州、四国など各地から大群衆が東京へと進行。それを阻止しようとする自衛隊や広目たち。恐山や富士山の噴火、首都地震など、予想外の異常事態の連続で日本は滅亡へと突き進むのか? 衝撃の結末とは!?
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ド迫力
2019/09/21 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
火の民を巡る物語・完結。
遠い過去から遥かな未来へのメッセージという大きなスケールで終わった。
神子を真摯な目で見つめた広目の最後の表情、あれで神子も広目も救われたのだろうか?
すべてが大いなるヤマトのマツリに!
2015/02/08 18:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
星野之宣スペシャルセレクション版『ヤマタイカ』の最終巻です。
善悪とか正邪の争いというのとは異なる(というようにしか私には理解できないのですが)ため、誰が勝つとか負けるというのではなく、本当に壮大な祭りが巻き起こり、収斂していったといった感じです。
最後に自衛隊が出てきたり、総理大臣をはじめとする政府関係者が出てきたりして、ポリティカル・フィクションっぽくなったところもありますが、そんなものはもうどうでも良い感じにさせてしまう終わり方でした。
ここで描かれた、沖縄から北海道まで、富士山を代表とする火山群のことなど、すべてが日本(このマンガでいうならば、「ヤマト」)なんだということを改めて知らされた感じです。
巻末には著者自身による「作品解説」が載っています。
すでによく知られているように、このマンガのプロトタイプとでもいえる『ヤマトの火』の話から始まり、邪馬台国をいかに描くかといったこと、「ヤマト」をいかに表すかということなどが語られています。その最後に「「ヤマタイカ」では縄文の古代からげんだいまでを結びつけるものとして、60年に一度の踊狂現象“大いなるマツリ”を設定した」とあります。言葉にしてしまうとこれだけのことなのかもしれませんが、それをマンガという形で、映像と形で表したところが、このマンガのエネルギッシュなところなのだと、改めて教えられたようです。