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電子書籍
正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!
著者 著者:阿川 佐和子
東京下町の豆腐屋生まれの凜々子はまっすぐに育ち、やがて検事となる。法と情の間で揺れてしまう難事件、恋人とのすれ違い、同僚の不倫スキャンダル……山と谷ばかりの日々にも負けな...
正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!
正義のセ 1 ユウズウキカンチンで何が悪い! (角川文庫)
商品説明
東京下町の豆腐屋生まれの凜々子はまっすぐに育ち、やがて検事となる。法と情の間で揺れてしまう難事件、恋人とのすれ違い、同僚の不倫スキャンダル……山と谷ばかりの日々にも負けない凜々子の成長物語。
※本書は、二○一三年二月に小社より刊行された単行本「正義のセ」を、改題のうえで文庫化したものが底本です。
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紙の本
超おもしろい楽しい!
2019/02/22 00:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭を読んでいる時は、ちょっとかたい話なのかなぁ、と思っていましたが、気づいたら展開がどんどん気になって、本の世界に引き込まれていました!読みやすいです!検事ってこんな仕事してるんだな、って初めてちゃんと知りました!
紙の本
佐和子さん、こんにちわ
2017/01/11 15:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実家が豆腐屋の凜々子は、新米検事。妹の温子と子供の頃から二段ベットで生活していた。小学生の時、担任のアラチューから熊川に変わり、「取り調べをしたら抜群にうまいだろうなぁ」と言われた言葉が検事を目指すきっかけだった。正義感にあふれた凜々子は、その後順調に(?)成長する。交通事故の案件では、被疑者の生い立ちを思い、被害者のおばあさんを子供の時の知り合いのおばあさんと重ねたり、恐喝のチンピラの取り調べでやらかしてしまったり、新米検事の悩みが尽きない。おまけに恋人と別れた後に、友人と元彼の裏切りを知り、わずらわしい同期の神蔵には言い寄られ・・・。
テレビの阿川佐和子さんしか知らなかったので、大変面白く読んだ。生き生きと、登場人物が動き、テンポよく進んであっという間に読み終えた。シリーズのようなので次を楽しみにしたい。
紙の本
如何にも随筆家らしい軽妙な文章と、軽妙な展開で楽しませてくれる。
2019/08/26 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
如何にも随筆家らしい軽妙な文章と、軽妙な展開で楽しませてくれる。深い内容は期待できないが、読んでいて何となく普通の人々の心情が判る判るって感じが良い。検事ものというより、一人の生身の女性の人生喜劇といったところか。執拗に凛々子にアタックしてくる同期の検事:神蔵守の読みが「カンゾウ マモル」には笑わせられる。もう少し読み進めてみたいシリーズですね。