奸婦にあらず
著者 諸田玲子
井伊直弼の密偵、村山たかの数奇な一生を描いた第26回新田次郎賞受賞作【あらすじ】彦根・多賀大社で忍びの者として育ったたかは、内情を探るため接近した井伊直弼と激しい恋に落ち...
奸婦にあらず
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商品説明
井伊直弼の密偵、村山たかの数奇な一生を描いた第26回新田次郎賞受賞作
【あらすじ】
彦根・多賀大社で忍びの者として育ったたかは、内情を探るため接近した井伊直弼と激しい恋に落ちる。
しかしその後2人を過酷な運命が待ち受ける……。
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坊人という職にあって
2015/03/14 11:46
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投稿者:じゅりあん - この投稿者のレビュー一覧を見る
心身ともに訓練を受けた坊人という宿命を負う女性・・・たか女。
強いばかりでなく人への優しさ、愛情の深さを感じて話にのめりこんでしまった。
坊人というのがどんな立場、存在なのか今一つ分からないまま・・おそらく忍者?隠密?
時代が大きく変わる時でどの道が正しいのか迷うところだけれどたか女には
“迷う”という言葉は全くない。。すべての面で強い女性である。
流されるままに生きるのがこの時代の女性だと思っていたけれど
そうではない生き方をしていた人もいたのだと改めて知った。
すこし諸田玲子に嵌ってみたいと感じた作品。