面白い設定だけど、物足りなさが…
2017/05/14 20:22
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来にいる人が過去にタイムスリップして、未来の技術や知識でその時代の人を助ける…という物語は多いですが、この小説は未来からモノだけが送られてきます。
そして、説明書きもありません。
小説を読んでいて、「これはカメラだな」とか…
「これは指紋を取る道具だ」というのは、私たちはわかりますが、この主人公たちは四苦八苦しながら、道具の使い道を探します(…というか、主人公はただ珍しがってるだけだけど)。
ようするに、オーパーツを手に入れた江戸時代の人ってカンジでしょうか。
そのアタフタ感が面白い。
そして、主人公が明るくカワイイです。
推理小説としては、ちょっと物足りなさは感じますし、時代小説としてもコミカルすぎるし、児童書にすると今度はちょっと難しいところもあったりで、そこの辺りがちょっと残念だったかな?
さらに、未来の道具で事件の糸口をつかんでも、指紋をゲットしても「指の模様が全員違うとは言いにくい」と証拠として採用されず(たしかに、指紋が全員違うということが証明されるのは遥か未来のことですし…)、写真についても証拠として認められずなので、結局は未来の道具もドラえもんのように解決に向かわないので、その辺りもスッキリしません。
あと、カメラはフィルム式だと思うのですが(そんな描写がある)、フィルムの残存数はあるのでしょうか?
主人公、どうでもいいコトまでバンバン写真を撮りまくっているので、その辺りが心配…
もうちょっといろいろ物語に深みが出たら、ハマりそうだったんだけどな…
設定が面白く、期待値が高かったから、もっとテーマを詰め込んでほしかったです。
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江戸時代に現代の科学捜査技術が持ち込まれたら、というある種SF的なミステリ。証拠能力がはっきりと確立されていないために違う使い方をしたりと面白い。
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岡っ引きの時代に現代の科学技術を持ち込んだらどうなるのか?現代ではすんなり行くところもこの時代ではままならないが、そこからの丁寧な切り返しが素晴らしい。
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「現代科学で幕末乙女が謎を解く!とりもなおさず天才森川トリモノート,ここに誕生!!」
自白も,物証も,脅しやねつ造が可能.
では,「確固たる証拠」「確固たる事実」とは?論理とは?
技術に頼りながらも知恵とひらめきで謎を解こうとするお星ちゃんと舟彦.
舟彦の人物紹介欄,全く本文と関係なかった(笑).
お星ちゃんも舟彦も,もっと若い,小学生くらいのイメージがなぜか頭にある…
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捕物帖のこと。謎の円盤の中に現代の鑑識道具?を発見した岡っ引きの娘が事件解決に役立てるものの、証拠として受け入れられないため別の推理をして解決に導く話。
カメラは使い道がわかっても他のものは無理だろう…。文体も好きになれなかった。
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18世紀後半の日本らしき国の犯罪にカメラや現代の捜査道具を用いたらどうなるかという舞台設定とそこから一歩進んで行う証拠固めの過程が面白かった。
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この作者さんは特殊設定下でのミステリが得意なわけですが、今作はそれが生かされておらず非常に残念。
今回の特殊設定は、江戸時代に現代の鑑識用具があったら岡っ引きがどう活用するか、ってところなんでしょうが、なまじ我々日本人は時代劇等でイメージが出来上がってる世界観の中に、そこを無理矢理放り込んでくるので違和感が半端ない。(さらに登場人物が微妙に設定時代にそぐわず、現代人に見えるときがある。会話とか描写がね。時代小説は向いてない感じ……)
おそらくこの設定を生かしたいなら、江戸の時代劇設定にせず、現代の発展途上国や架空のファンタジーの国、とかで良かったのではと思ってしまう。
それか、どうしても江戸時代設定にするなら、いっそのことリアルに妖怪も存在する世界にして、お星ちゃんが妖怪検知の能力に秀でており、舟彦は鑑識用具を活用し、二人でそれぞれ長所を生かして協力して事件解決とかね。
なんにせよ、この作家さんのアレンジ力を考えると、非常にもったいない。はっちゃけ度合いがもう一つ足りなくて損してる印象を受けてしまう……。
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なんとかお父の手伝いがしたいお星。
頭のよい幼馴染、舟彦。
冴えない岡っ引きのお父。
怪しい者をとっちめて自供を得るようなやり方では見極められない真実がある。
奇妙なカラクリが犯罪の動かぬ証を形にし、冤罪から人を救う。
著者のゆるーい筆致で描かれる科学捜査のすゝめ。
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この一つ目小僧(カメラ)綺麗な絵が描けるんじゃ。
ときは十八世紀後期のお侍さんの国。齢十六のお星が藪の中で光る円盤を発見した。この円盤、なんとひとりでに穴が開き、中には見たことのないものばかりが並ぶ。お星と幼馴染の舟彦、ふたりのティーンエイジャーは、現代から時空を超えてきたとも知らず、さまざまなアイテムに興味津々。これで難事件を解決できるかも? 技術の進歩=犯罪捜査の進歩、笑いあり涙ありの科学的捕物帳(トリモノート)。
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オーパーツを使った時代物ミステリ。といってもミステリというほどのものではなく、現代の捜査ツールがあれば瞬時に解決できるようなものばかりなのだが。しかし、発想は面白かったし、それぞれの捜査ツールがどれほど役に立つかということも感じられてよかった。
当事者らがわからないことも説明してくれる親切設計だが、そこのところは蛇足な気もして、好みが分かれそう。
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スノーホワイトがとても面白かったので読んでみましたが…ぶっ飛んだ設定は同じなんですが、うん、普通f^_^; 可もなく不可もなし。共感できたり、魅力的なキャラがわたしにはいませんでした。
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十八世紀後期の侍がいる国のとある場所が舞台。山の中で見つけたタイムマシンの中に現代では普通にある物でもその時代ではありえない色んな道具を発見する岡っ引きの娘、というのが始まり。確かに技術の進歩は犯罪捜査の進歩。幼馴染の舟彦の考え方は現代では当たり前でもその時代ではなかなか難しいものだろうと思う。そういう意味では今の私たちの考え方が普通ではない時がいずれはくるのだろうな。
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侍が闊歩する時代に、岡っ引きの娘が見つけた光る家には
奇妙なものがいっぱい。
今の警察が普通に使っているようなものが
何故か存在する光る家。
そこから主人公と、その友人が道具を失敬して
事件を解決しています。
事件そのものも、どうにか道具の存在を伏せて
つじつまが合うように解決しているのが面白いです。
が、結局その光る家はなんなのか、誰か管理していないのか
どうしてそこにあるのか、は謎のまま。
タイムスリップしたのか、宇宙人なのか、等々
匂わすものも何もないのが、ちょっと残念です。
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LINEノベルにて読了。
あの怪作『キャットフード』の作者ということで相当覚悟して読んだのだが、全く毒気のないストーリーに逆にびっくり。
もしも十八世紀後期のお侍さんの国に、未来のテクノロジーが持ち込まれたら? というifもの時代劇ミステリ。
外来語続出の軽妙な語り口で判る通り、あくまでライト感覚のパラレル捕物帖なのだが、テクノロジーの便利さが必ずしも犯罪捜査の証明に直結しない難しさや、有名な大岡裁きを更に捻ったラストエピソードなど、読ませる部分もある。
あと登場人物の名前(舟彦、お星、三六、渦之丞etc)がいかにも元ネタありそうな感じなのだが、結局判らなかった。
SF作品っぽいけど、実際どうなんだろ。
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もしも江戸時代に○○があったら? から始まるミステリ連作短編集。でも本当に捜査に便利な道具が特に説明もなしにポンと現れるものだから、それだけを見て現地の人がどう解釈するのかに興味が惹かれる。ゼロから使い方を覚えていくだけではなく、その道具で掴んだ証拠をどのようにして納得させるのかというプロセスが挟まるのはこの作品ならでは。立場と技術の発展って大きさを知らされる。
時代観に合わせた語り口調ながらも実は最もニュートラルな立ち位置に属している独特なナレーションも癖があって読む楽しみの1つとなった。