タイムトラベルミステリー
2017/09/13 15:57
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投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウサギの穴と言われる不思議な60年代に通じる空間を通って、過去を変えるストーリー。
その後を大きく変えた出来事を歴史の分水嶺と捉え、ケネディ暗殺事件がなかったらその後のアメリカの歴史が違う道を辿るはず。
もし歴史を変えられるとしたら、その後はどうなるのか?歴史を変えようとした時、起こるはずの事が起こらなかった代償が!
うさぎの穴は、自身の時間と引き換えに何度でも改変が可能だった。
最後に過去との決別を迫られる!
壮大な冒険とリセット。
読みごたえあり!
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【このミス1位ほかミステリー3冠達成の感動大作】過去へ旅することのできる「扉」の存在を知った男はケネディ暗殺阻止に挑む。キングにしか書けない壮大な物語。落涙保証の感動大作!
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リー・オズワルドを監視ししつつ、セイディーとの関係を保とうとする「ぼく」の緊張感がとてもよい。セイディーの元夫との戦いもあり。最終巻に向けて盛り上がりを見せます。
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過去の世界で現在と同じ教師という職に就く。やっぱり今とは違うだろうに、彼は過去の世界の方が気に入ったみたい。そしてセイディー。半身を見つけてしまった彼は大統領の件をどうするのだろう
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ようやく2巻め読み終えました。思っていたより展開が遅くジリジリして読んでいる感じです。3分の2を過ぎて目処が付いてきました。主人公の僕に恋人ができたのですがその恋人とは…そして、1963年のあの日が少しずつ近づく中で、暗殺者とされたオズワルドを監視する日々。
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読んでると無性に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が見たくなる。異常者のリアルな暴力は最近のキングパイセンのお気に入り。
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キングなので、一応翻訳ホラーにカテゴライズするけど、ホラー要素はほとんどないな。
うん。これはSFでいいんではないかと。
っても、通常のSFともちょっと違う感じ。
「ジョイランド」もそうだったけど、「メルセデス」ではミステリーになってるそうなので、キングは<キング>というカテゴリーを生み出そうとしているのかな、と漠然と思う。
で、タイムスリップできる穴を通って、ケネディ暗殺を阻止しようとする話。
でも、まぁ物語の常として簡単にいかないわけで…。
タイムスリップものは、色々な規制がかかってきて、そのさじ加減が上手い下手の分かれ目のように思うのだけど、これは<切ない>
うん。
過去を思う、郷愁と切なさに満ちた物語だった。
結末が、キングにしては、って思ってたら、息子の助言で直したそうな。
うーん。
まぁここんとこ、人間丸くなったよねって思うキングなのでそう終わるのも当然なのかもしれないけれど、「クリスティーン」や「デッドエンド」みたいな終わり方もキングらしくて好きなんですけどね。
つか、そういう方向のを読みたかったわ。
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1963年11月22日のケネディ大統領暗殺を阻止するために、タイムトラベルする話。主人公の男性が1950年代末から1963年の目的の日までの数年間の人間関係や生活の様子がメインで描かれる。現代社会を知っている状態で1950年代で過ごすのはツライのではないかと思ったが、昔のほうが居心地がよかったりするのかなと思ったりもした。タイムトラベルものは好きなジャンルの一つ。
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アメリカのことを詳しく知らないので、細かな部分に実感として理解できていない部分も大きいと思うけれど、とにかく引き込まれていく展開。いよいよ目的が近づいてきて、クライマックスへと止められなくなりました。
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上巻では、死を目前にした友人から頼まれた勢いで過去に戻り、歴史の転換点であるケネディ暗殺を阻止して、世界に平和を取り戻すための行動をとることにしたジェイク改めジョージの心情にどっぷりはまってしまった。
しかし、間をおいて中間を読むと、「マジですか?」って気持ちがふつふつと…。
だって離婚は不本意だったとして、やりがいのある仕事があり、多分友人だってアル以外にもいただろうし、あるの見世以外にも行きつけの店はあっただろうし…。
そういう現在の生活のすべてを捨てて、見知らぬ世界で人殺しをする?
それが世界のためだと言われても。
至る所たばこの煙が立ち上っているような世界で、人種差別は甚だしいし、夫が妻に暴力をふるうことは当たり前すぎて誰も疑問に感じない。
しかし、欠点はあるものの、いつしか過去の生活になじみ、恋をして、ジェイクはオズワルドを殺した後もこちらの世界で生きていこうとまで思う。
しかし、過去は変えられることを好まない。
過去の世界の入り口で、何度戻っても同じことを繰り返していた「イエロー・カードマン」が、「オレンジ・カードマン」になったあたりから不穏ではあったのだけど、同じことを繰り返すはずのカードマンが殺されてしまったところから、実は私たちの知っている過去は変わっているのではないかと思えてしまう。
それ以外にも、「ジムラ」という言葉の意味すること、亡くなった友人と同じ苗字のテンプルトン一家、セイディーの本名とハリーの母の名前の近似性。
未来を思い起こさせる小さな違和が、徐々にジェイクを包囲して、そしてセイディーの危機とオズワルドの始動が重なった時…!
この巻はここまで。
やれやれ、息つく暇がないったら。
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長い。
途中グダグダ感があったが、セイディーの元ダンナ乱入、セイディーの顔を、切り裂く。
駆けつけたアンパースンが助けるが、最後は自分の首を切る。
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なんとなく薄暗い雰囲気が漂っていた上巻とは一転、主人公が古き良き時代を目一杯楽しんでいた。
本筋とは関係ない感じもしたが、主人公のなんでもない日々が輝いて見えて、このままこの時代でずっと幸せになってしまえばいいのに、と思った。
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中弛み感が漂い、食指が伸びず読むのが長引いてしまったけど、終盤はさすが。歴史は共鳴、本当に意思があるかのよう。
時代背景もよく知らなかったので面白かった。
さて下巻は?
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過去にさかのぼった主人公は,その時代で「その時」に備えつつ幸せな日々を送るが・・・ さすが希代のストーリーテラー,あっという間に中巻読了.
感想は下巻にてまとめて.
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歴史改変の練習を済ませ、いよいよテキサスへ乗り込む。「過去が共鳴する」ってのはトンデモ理論だけど読者としては覚えておくべきことが減って助かる。
ジョーディでの高校教師としての生活は作者自身の体験や理想が含まれるんだろうか。
ウォーカー氏暗殺が単独犯ならJFK暗殺も単独犯、よってリー・H・オズワルドを消せばOK、という理屈が本当に合ってるのかどうかはちょっと引っかかるが、物語は核心に迫る。
セイディ嬢がとても魅力的。