サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 211件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/10/07
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-750202-7
一般書

電子書籍

TVピープル

著者 村上春樹

ある日曜日の夕方、「僕」の部屋にTVピープルたちがテレビを持ち込んできたことで、すべては始まった――表題作「TVピープル」。男にとても犯されやすいという特性を持つ美しい女...

もっと見る

TVピープル

税込 509 4pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 5.3MB
Android EPUB 5.3MB
Win EPUB 5.3MB
Mac EPUB 5.3MB

TVピープル (文春文庫)

税込 638 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

ある日曜日の夕方、「僕」の部屋にTVピープルたちがテレビを持ち込んできたことで、すべては始まった――表題作「TVピープル」。男にとても犯されやすいという特性を持つ美しい女性建築家の話「加納クレタ」。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女「「眠り」。それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。作家の新しい到達点を示す、魅惑に満ちた6つの短篇を収録。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー211件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

不思議な世界が、何ともなく現実に結びついてるのが凄いです

2023/06/29 16:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

何て言うんだろうか。 ファンタジーとか、異世界とか、 そういうのとはまた違って、現実感があるんだけど、 どこか現実離れを感じさせる不思議な世界観の詰まった一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

言葉に出来ないもの。 言い表せない空気のようなもの。 誰にも見えないけれど、誰もが共感できる何か。 だから、村上春樹は世界で読まれている。 そして、村上春樹をまた読みたくなる。

2023/01/11 11:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

1980年代終盤から1990年代初頭にかけての作品集。

電話はダイヤル式。

テレビは大きな立方体。

昭和の終わりと平成の始まり。

21世紀へ向けての期待感と空虚感。


「TVピープル」
我が家にやってきた「TVピープル」。勝手にテレビを設置して去ってしまった。だが、妻はそれに気づかない。雑誌の並びが変わるだけでも敏感なはずなのに。
3人組の彼らは、会社にまでやってくる。でも私以外は誰も気づかない。

「飛行機--あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか」
20歳の彼は、7歳年上の彼女の家にいる。彼女には夫も子供もいる。
彼女は彼の「ひとりごと」を指摘する。
「人の心というのは、深い井戸みたいなものじゃないかって思うの。何が底にあるかは誰にもわからない。ときどきそこから浮かびあがってくるものの形から想像するしかないのよ」

「我らの時代のフォークロア--高度資本主義前史」
高校時代の同級生と中部イタリアのルッカで再会した。
ミスタークリーンといわれた優等生は、ミスクリーンといわれた美女とつきあっていた。
その時の告白が思わぬ形でされる。

「加納クレタ」
「水の音を聴く仕事」をする姉のマルタの手伝いをしている。
ある理由から、世間と断絶して生活していた彼女に、訪問者がやってくる。

「ゾンビ」
男は女に語る。
彼女のがにまたを。右の耳のすぐ内側のほくろを。わきがを。ブラウスの裾の汚れを。似合わないイヤリングを。
もうやめて! その先にあるものは……。

「眠り」
彼女は全く眠れなくなった。
眠れなくなって17日。
疲れない。
むしろ、頭が冴え渡る。
与えられた時間に、彼女は読書を続ける。
トルストイのアンナ・カレーニナの世界にどっぷりと浸っていく。



言葉に出来ないもの。
言い表せない空気のようなもの。

誰にも見えないけれど、誰もが共感できる何かが描かれている。

だから、村上春樹は世界で読まれている。

そして、村上春樹をまた読みたくなるのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

言葉に出来ないもの。 言い表せない空気のようなもの。 誰にも見えないけれど、誰もが共感できる何か。 だから、村上春樹は世界で読まれている。 そして、村上春樹をまた読みたくなる。

2021/11/03 07:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

1980年代終盤から1990年代初頭にかけての作品集。

電話はダイヤル式。

テレビは大きな立方体。

昭和の終わりと平成の始まり。

21世紀へ向けての期待感と空虚感。


「TVピープル」
我が家にやってきた「TVピープル」。勝手にテレビを設置して去ってしまった。だが、妻はそれに気づかない。雑誌の並びが変わるだけでも敏感なはずなのに。
3人組の彼らは、会社にまでやってくる。でも私以外は誰も気づかない。

「飛行機--あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか」
20歳の彼は、7歳年上の彼女の家にいる。彼女には夫も子供もいる。
彼女は彼の「ひとりごと」を指摘する。
「人の心というのは、深い井戸みたいなものじゃないかって思うの。何が底にあるかは誰にもわからない。ときどきそこから浮かびあがってくるものの形から想像するしかないのよ」

「我らの時代のフォークロア--高度資本主義前史」
高校時代の同級生と中部イタリアのルッカで再会した。
ミスタークリーンといわれた優等生は、ミスクリーンといわれた美女とつきあっていた。
その時の告白が思わぬ形でされる。

「加納クレタ」
「水の音を聴く仕事」をする姉のマルタの手伝いをしている。
ある理由から、世間と断絶して生活していた彼女に、訪問者がやってくる。

「ゾンビ」
男は女に語る。
彼女のがにまたを。右の耳のすぐ内側のほくろを。わきがを。ブラウスの裾の汚れを。似合わないイヤリングを。
もうやめて! その先にあるものは……。

「眠り」
彼女は全く眠れなくなった。
眠れなくなって17日。
疲れない。
むしろ、頭が冴え渡る。
与えられた時間に、彼女は読書を続ける。
トルストイのアンナ・カレーニナの世界にどっぷりと浸っていく。



言葉に出来ないもの。
言い表せない空気のようなもの。

誰にも見えないけれど、誰もが共感できる何かが描かれている。

だから、村上春樹は世界で読まれている。

そして、村上春樹をまた読みたくなるのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

短編作家春樹の深化

2021/07/28 23:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』までが村上春樹が次のステップに移るための長編だったとすれば、短編集でこれにあたるのがこの作品だろう。短編作家としての春樹が一段と深化したとしてもいい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

アンナカレーニナの話、まったく同感

2021/06/27 22:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「加納クレタ」というタイトルを見て、あれどこかでと思っていたら、そうだ、「ねじまき鳥クロニクル」に登場した占い師・加納マルタの妹だったと思い出した、そういえばあの作品には1Q84の嫌な男、牛河も登場していた。私が村上氏の作品が好きでたまらないのは、彼にしかできない比喩があるからかもしれない、平面的で、抑揚のない声のことを「ホテルで使うカード式のプラスティック・キイのような声」(TVピープル)、客観的に結婚生活を語る元彼女について「交通規則や日付変更線について話すみたいに」(飛行機・・)のような。また、今回、同感したのは「アンナ・カレーニナ」でなかなか主人公が登場しなくて、オブロンスキーなんていうつまらない人物の描写が長々と続くという描写(眠り)、作者も言うとおり、当時の人にはたっぷりと読書をする時間があったのかもしれない

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

見えない暴力を映す

2020/01/31 09:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビを全くみない夫婦が不条理な世界へと誘われる、表題作が奇妙な味わいです。理不尽な暴力に晒されながらも、全てを受け入れてしまう人たちに村上春樹の世界観があふれていました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

星新一風、世にも奇妙な物語風、あり。

2019/03/09 19:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集なので色々な物語が詰め込まれています。本書のタイトルになっているTVピープルは、世にも奇妙な物語風な感じがしますし、他の作品もそういう雰囲気はあります。幾つかの作品は終わり方が完結していないというか、現在進行形といった、尻切れトンボ的なものもあり、特徴的な感じがあります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

考えることをしたくなる

2016/07/26 20:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上さんの著作を読むと、考えること、深く深く井戸を掘るように自分を探っていくことをしたくなる、というかしなくちゃという気になります。なぜ、二人は破局なの?なぜ今の生活に満足できないの?そういう問いがこの短編集からあふれているかのようです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

変な本

2002/07/23 17:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫  - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ノルウェイの森」で大量についたミーハー読者を切り捨てる目的で書かれた、などという批評家も当時いたほど、奇妙な話ばかりを集めた短編集。一応、判り易い寓意に満ちているのだが、あまりに判り易いので、かえって別の意味を探したくなる。これぞノンセンスのきわみ。その後の作風のシリアス社会派への変化を見ると、重要な転機だった様な気もしますが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

TVピープル

2002/01/08 19:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 透明感のある短篇集。すべての短篇は現実を描いているのだが、そこに描かれる非現実との対比が絶妙。主人公はみな非現実的な現実に生きている。
 現実と非現実。現実と非現実。現実と非現実。そんなことを唱えながら読んでいると、いつしか自分まで非現実の世界に潜り込んでしまいそうな短篇集。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/04/23 02:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/04/30 00:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/10 00:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/10 18:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/12/19 13:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。