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井伊直虎 女領主・山の民・悪党
著者 夏目琢史
2017年大河ドラマの主人公はリアル「もののけ姫」だった!戦国の世、なぜ女性が領主となったのか? なぜ近世期、彼女は忘れ去られたのか?母系社会から男性中心の徳川幕府へ。自...
井伊直虎 女領主・山の民・悪党
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井伊直虎 女領主・山の民・悪党 (講談社現代新書)
商品説明
2017年大河ドラマの主人公はリアル「もののけ姫」だった!戦国の世、なぜ女性が領主となったのか? なぜ近世期、彼女は忘れ去られたのか?母系社会から男性中心の徳川幕府へ。自然から都市民たちの文明へ。仏神の力を借りたカリスマから、異端視される存在へ――、遠州の山里を生きた直虎は、消えゆく中世的世界の象徴だった! 時代の転換期を生きた女城主の宿命を気鋭の研究者が描きだす。
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紙の本
斬新な論点が興味深い
2017/01/26 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成29年大河ドラマの関連本ということで手にとった。副題からもわかるように、著者は網野善彦氏の影響を強く受けている。論証に甘い部分もみられるが、斬新な論点が興味深かった。井伊氏に山の民の一面があるとしても、「直虎」にそれを象徴させ過ぎるのはどうかと思う。示された史料や当時の時代状況からは、井伊氏の主流派は今川寄りであったとも感じられる。となれば、「直虎」に対する評価も違ってくるのではないか。