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青猫について 1
著者 小原愼司(著)
大東亜戦争終戦直後…すべての秩序が崩壊し、無法地帯と化した闇市に、誰とも知れぬ仇を求めてやくざ者を斬り続ける少女の姿があった…刺客・青猫…その姿が現れるところ、血と臓物の...
青猫について 1
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青猫について 1 (ビッグスピリッツコミックススペシャル)
商品説明
大東亜戦争終戦直後…すべての秩序が崩壊し、
無法地帯と化した闇市に、誰とも知れぬ仇を求めて
やくざ者を斬り続ける少女の姿があった…
刺客・青猫…その姿が現れるところ、血と臓物の雨が降り、
出会う者は皆、地獄への坂道を転がり落ちてゆく…
彼女の行き着く先は、救済か!? 破滅か!?
『二十面相の娘』の小原愼司が新境地に挑戦する
超ハードボイルドバイオレンス!!
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おぼこと火男の剣舞
2016/10/19 17:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
巫女による化物退治で相手が傷付いても読者は痛みや不快感を覚えないのと同様に、本作の少女による刃傷沙汰には不届き者を成敗する痛快さを感じこそすれ、生身の人間が切り刻まれる瞬間を目撃する恐怖や残虐行為に対する嫌悪感は抱かないであろう。
逆に無法者の狼藉に対しては、勧善懲悪を求める心が沸き起こり、主人公青猫の敵討ちに同情と賛意を禁じえないのだ。
毒をもって毒を制する、無垢な少女の捨て身の弔いは、終戦前後の退廃した世相を背景にした、復興とは無縁の、暗澹たる日々の記録であり、いつの頃からか彼女に寄り添う幼い相棒が、戦災孤児という境遇にめげずに、抜け目なく立ち振る舞う姿が、場の雰囲気を和らげ、残忍だ、と断罪するには忍びない潜行活動に、張りと潤いを与える役割を果たす。
斬殺される輩の血煙で画面が曇り、脳漿や臓物の触感と臭気を想像して、吐き気を催すのを抑えるには、嫁入り前の生娘の柔肌を凝視するのが効果的で、男の視線など気にも留めない年増の乳房や、女主人と使用人の秘密の情事を覗き見るのも気晴らしになる。
青猫はキリスト者である。
南無阿弥陀仏とは唱えないが、別の言葉を呟く。
世間とは真逆の下り坂を駆け下りる少女は、地獄の底を見据えている。
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うーん
2021/10/05 09:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7つん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次世界大戦直後の
日本が舞台。
ヤクザを斬りつける青猫と
呼ばれる少女がヒロイン。
かならグロテスク。