紙の本
ひきこまれました。
2015/09/21 10:40
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
七転八倒しながらも、全力でぶつかっていくということを、まさに実践されている人だと思いました。次元の違うどこまでもパワフルな人、というよりも、人とは違う選択をし続けた人、だと思いました。
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投稿者:エピゴーネンキャット - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかね。泣けばいいってもんじゃないとおもうんだけれども。
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一歩踏み出す勇気がここにある!イジメ、非行……居場所がなかった青春。強くなりたいと入部したのは「男子柔道部」。そして偏差値40から3ヵ月で一流大学合格。大学を卒業し、本当の現場を見たいと渡ったアジア最貧国バングラデシュ。腐敗にまみれた国で見つけた眠る素材、出会う人々。やがてバッグ造りで起業を決意。数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも歩みを続け、途上国発ブランド マザーハウスを軌道に乗せて各マスコミで最注目の女性の、明日へ向かう力に溢れたノンフィクション!
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ネット上で懸賞をやっていまして、かつて読んだこの本が文庫化されるとのことで応募したら運よく当たりました。この本の出会いは、中国語を習いに行っていた教室の近くで、気になる鞄屋さんがあって、覗いてみたのがきっかけです。
それが、たまたまMother Houseというお店の本店(一号店)だったのですが、そこのスタッフの方(男の方ですよ~)がとても良い感じの人だったので、この会社の社長さんはどんな人なんですか?と聞いたら、それを説明する代わりに、当時出版されていた単行本を紹介されました。
買います、と言ったのですが、戴いた様な気がします。勿論、今でも大事に使っている「財布」を買った後でしたが。。
久しぶりに読み返しましたが、つくづくこの本の著者の山口女史は凄い方だと思います。女性起業家は何人か知っていますが、凄い人には共通点がありますね。
以下は気になったポイントです。
・英語は下手さを気にしている場合じゃなく、やるべき業務を終わらせることが先決だと割り切りようになった。それから徐々に、英語は伝わればいいのだと思いはじめ、上達していった(p59)
・モノを作ること、売ることにプライドを持ち、自分で前に進む強さを身につけてほしかった。それ以前にもっとだ大事なのは、人に感謝する気持ちを身につけてくれたことが嬉しい(p196)
・バックだけではなく、どんな商品も、そこにしかないもの=オリジナリティを持った商品が勝ち残っていけると思う(p228)
・ジュートだからできるものをつくる、素材の良さをもっと生かす、という「ひらめき」に出会えたことが新商品の開発軸になった(p229)
・人間は、極度の悲しみに直面すると、笑ってしまうことを、知った(p247)
・いい生産者に出会うのは、運に任せるのではなく、どの生産者と出会っても、もう二度と裏切られない「仕組み」が必要(’p251)
・色は、ナチュラルカラー単色以外に、ブラウン、オレンジ、オリーブを選んだ(p267)
・周りの声の中、私が拠り所にしたことは、尊敬する人の言葉、素晴らしい本でもなく、自分自身だった(p290)
・誰しも、不安や恐怖心を抱えながらも、それよりもちょぴっと勝る、一歩踏み出す魅力を心で感じるからこそ頑張って踏み出せる(p297)
・この9年間変わっていないことは、1年の半分以上をバングラデシュで過ごし、160人の彼らに混ざって毎日バックを作っていること(p301)
2015年10月18日作成
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バングラディッシュのバッグブランド『マザーハウス』の創業者兼デザイナーの自伝。雑誌で読んだことのある人だと思った。ただその生い立ちはこの本で初めて知った。「努力」今まで自分が努力だと思って頑張っていたことは「努力」には全然届いていなかったことを痛感した。彼女は「努力」して途上国ブランドをたちあげた。途上国で貢献したい、誰もが考えることはあるかもしれない。だが、それを形にしてビジネスにまで仕上げていくことの力量、続けていくことの忍耐力は誰でも持ち得ているわけではない。”他人にどう思われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になっても自分の信じた道を歩く”そんな自分になれるよう生きていきたいと思わせてくれる本でした。
ブグログよりこの本をいただきました。
よいご縁をありがとうございました。
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このひとのことも、このひとの会社のことも全然これまで知らへんかったけど、タイトルはずっと気になってた本。それが今回文庫本になったということで、読んでみた。全体的に、生き方がかなり叩き上げ。精神力が、さぞかし強いんやろうなぁと思う。部活のときの練習量とか、戦前の話かと思った。一回ひどい裏切りにあって、やめようかと思ったのに結局続けた。続けることができた。挑戦することをやめないことの大切さとか言われてるけど、まさにその通りやなと思った。
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こんなにも行動力とエネルギーに満ち溢れた人がいるのかと驚き、打ちのめされるような衝撃だった。
山口さんは、バングラデシュの人たちの、日々生きるために一生懸命になっている姿から、
「君はそんなに幸せな環境にいるんだから、やりたいことをやるべきだ」ってメッセージを受け取っているとのこと。
自分も、過酷な環境で懸命に生きる人たちを見て、
可哀想だな、自分は恵まれているなと思うだけで終わりでなく、
もう一歩進めて、
だからこそ、やりたいことをやるべきだと思えるようになりたい。
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自分の置かれた環境を変化させることで、「やるべきこと」を「やらなければならないこと」に切り替えてきた山口さん。
「やりたいこと」を「やらなければならない」にすり替えることの必要性を痛感。学びが多い一冊。
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目を疑うほどの努力家。
しかし必死に頑張るその姿は、才能云々ではなく
「自分が納得するまで動いたか」という私でもがんばればできそうな人生の指標をくれた。
山口さんのトークライブに行き、途上国から世界に通用するブランドを、というコンセプトに共感して本も読んでみることに。
実際の現場を見ている山口さんの言葉で、「国際協力」というのがどんなに自己満なのかというのを
感じ、また自己満にならないためには相当の覚悟が必要なんだということを思い知らされた。
世界とのかかわり方を考えるにあたって読みたい一冊。
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小学校の不登校、柔道部、大学受験、様々な勤務先。普通と言っていいのかわからないが、普通の日本人のキャリア形成とは全く違う。
自分のミッションを達成するために、次々と自分自身が取り組まなくてはならないことに果敢に挑んでいく様子が、ページをめくるごとにやってくる。
何をそんなに急いでいるのだろう、と、正直に思うが、それは単に私のペースと彼女のペースが違うだけなのかとも思う。
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人に勧められて、頭の片隅にあった本。1年越し?位で読みました。
如何に自分が何もせず、日々を変えずに過ごしていることか。
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「ー」
バングラデシュに行こうとする経緯等はとても面白かった。が、大学入学前の話は必要だろうか。
やはり途上国での仕事は大変であり、それを克服してきた姿はかっこいい。こんなにも大変だとは知らなかった。改めて自分の環境に感謝した。
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国際協力とビジネスの両立、それに至るまでの苦労が赤裸々に描かれていました。
マザーハウスは各メディアにもよくとりあげられていて、実際に店舗もいったことあったため、ふと創業者はどんな方なのか気になりこの本を手に取りました。
私自身も開発経済や国際協力というものに関心があったため、山口さんの学生時代の話は共感できたのですが、山口さんのやると決めたら動き続けるエネルギーと行動力に驚きました。
一方で、この本では何度も何度も、うまくいかなくて泣いたとの話があり、理想だけではうまくいかないものの、理想がなければその先にも進めないという葛藤を強く感じました。
続編も読んでみたいと思います。
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なんでもかんでも、狂気的な一生懸命さを携えて突っ込んでいく筆者のようには、とてもなれそうにないけれど、不安になりながら、嫌だ嫌だと思いながらも挑戦してしまう姿に、勇気を貰った。
最初から自信がなくても、突っ込んでしまえばいいんだ、と少し思えた。
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著者は行動が無鉄砲に見える反面、資金調達や現地に連絡することなど最低限のマナーを守って自由に生きている感じがして羨ましい。一日で読み終えてしまいました。