紙の本
異人たち
2017/02/06 21:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
続きがどんどん気になって暇があると読んでしまった。
ワープロなど今は使わない言葉が多々あり昭和の感じがする作品。
三次文庫として発売してくれてよかった。
電子書籍
軽いミステリを探している人にはいいかも
2020/03/22 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gaudy - この投稿者のレビュー一覧を見る
"叙述トリックの名作"という評判だったので期待して読み始めたのだが、まるでラノベのようなスカスカの文章に馴染めず、最初の数ページで期待は失望に変わった。
それでも読み進めれば物語の展開に引き込まれるかもと思い、一息に最後まで読んだが、残念ながらハズレのままで終了。プロットはともかく、文章と自己中心的で自分自身と自分が愛する者しか見ようとしない登場人物たちが薄っぺらで、魅力に欠ける。
ただ、さらさら読める軽いミステリが好きな人もたくさんいると思うので、そういう人にはこの作品もいいだろうと思う。
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読み応え抜群(ページ数がすごい)。
個人的に折原さんの叙述ミステリは大好きなのと、小松原淳がどういう生涯だったのか気になって一気読み。
ある程度予想つくところもあれば、結構意外だった部分もあったし、作中作もあふれていて面白かった。
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紀伊国屋書店でおすすめされていたので買いました。
すごーく引き込まれて 一気に読んでしまいました。 おもしろかったです。(o^-')b !
いろんな人目線の伏せんがはられて 結末が見えるようで 見えなく ドキドキしました。 題名の「異人たちの館」 「たちの 」
が気になっていたのですが 最後に納得しました。 もう少し折原一さんを 追いかけてみようと思います。
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久々に読む手が止まらない本だった。読ませる文章と次が気になる展開はさすが。叙述トリックが秀逸なオススメ本としてあれこれ考えながら読んだけど、真相は見抜けなかった。が、結局のところ、あれがこうでこれがこうで…な答え合わせが自分としてはざっくりとしか出来ず、スッキリ感は今ひとつだったかも。
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傑作にもかかわらず文庫化が三社から三度に渡り、出版されていない期間も長かったという…
再発掘本屋大賞になったり、著者自らが代表作というのになんだか出版状況が寂しい大作
作中作やインタビューや回想等々、多重文体が駆使されていて、読んでいる時はまるで脱水中の洗濯機に入れられたかのよう
雰囲気たっぷりの怪しげなことが次から次へと目白押し
ただやはり、構成がこんなに凝っているのにラスト意外性がほぼ無いのが残念
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多重文体により誰が何が真実なのか、どこまでが過去で現実なのか?境目もあいまいで終始混乱。あれこれ盛り込まれ過ぎてて過剰な気がしました。
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インタビュー、小説、モノローグ…と、手を変え品を変え、自伝を書く形式で進むため、次はどうなると気になってページを繰る手が止まらない。ゴーストライターなゴーストライターというわけで。作家を取り扱った作品なら、倒錯の盗作の方が初読だっただけに、衝撃がでかかった。
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途中まではすごくおもしろかったんだけど……。
結末は私自身があまり身を入れて読んでなかったからか、なんだかバタバタした印象でした。
本の内容よりも、折原さんの「○○者」シリーズがこんなに出ていたの!? と裏表紙の見返しを見てビックリしました。「愛読者」くらいまでしか読んでなかったよ……。
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ミステリー文学の本棚(あべしぃさん)
https://www.youtube.com/watch?v=8TdU339Rz7o
どんでん返しがすごいミステリーとして紹介されていたので読んでみた。
8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と言われた、小松原純がある時失踪する。
島崎潤一は小松原の母から彼の半生をまとめた伝記を書くことを依頼される。
さっそく小松原純の経歴を調べていくと彼の人物像と共に彼の周りには背の高い異人が関わる不可思議な事件が浮かび上がってくる。
島崎潤一が調査を進めると取材先に先回りしている正体不明の男女が現れ、背の高い異人の妨害工作に会う。異人の正体とは誰なのか?小松原純はなぜ失踪に至ったのか?
内容は島崎潤一の調査部分、取材先の口語文、小松原純の書いた作品部分、誰の言葉かわからないモノローグ部分が代わる代わる現れ全体像がなかなか現れない。
他人視点で語られるのは宮部みゆきさんの「理由」を思い出した。
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ブックオフで買って積んであった本。
出だし樹海のシーンが描かれているが、これ伏線だろうなあ…とは思ったが、なかなか結論が出ないまま、あれ?と思ってたけど、なんと最後にそうだったのか!と。また、ところどころに入るモノローグが、最初からはなんだかわからなかったが、主人公の島崎が調べている小松原の話に近づいてきて、これもあれ?と思ったら、最後にやっぱりそうだったのか!と。さらにまさかの島崎のお母さんまで登場。『母さん』…騙されますわね。全体として、おどろおどろしい雰囲気を出しながら、小さい謎が少しずつわかってくるので、読んでてどんどん引き込まれていく感じがした。ユキが、最後どうなっちゃったの??というのは俺あるが、非常に楽しい作品でした
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飽きずに読めたけど少々長い。謎を理解するためにあちこちのページを見返したくなるのでKindleだと読みにくい。紙にしてよかった!
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2022.03.13
自費出版の息子の伝記 ゴーストライター 中年女性の影 連れ子同士 新人賞 異人とは
インタビュー、モノローグ、作中作、色々駆使しており狙い通り混乱させられた。叙述とわかっていてもワクワクしながら読まされるのはさすが折原。
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本屋大賞2018超発掘本。
二度の絶版を潜り抜けて三度目の正直。これでもう絶版はないでしょう、文春さんよろしく。
久々の徹夜本。いや、面白かった。
たぶんこういうことだろう、と想像しながらも早く続きが読みたくて、予想が当たっているかどうか知りたくて。
読んだあと、あれこれ語り合いたいね、誰かと。
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2018.06.10.読了
完全なる駄作。評価が3.5以上だったので楽しみに読み始めた。
途中、まさかまさか????とは思いつつ最後には何かあるだろうと期待したが結局何もなかった。
時間の無駄だなー。あーぁ。