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電子書籍
【期間限定価格】無傷姫事件 injustice of innocent princess
著者 上遠野浩平
継承。つながれていったのは力か夢か幻か――魔導世界でも類を見ない、兵数と武装に頼らない軍事国家。その辺境の小さな国は、世界を揺るがす大戦の中で如何にして独立を守ったのか。...
【期間限定価格】無傷姫事件 injustice of innocent princess
無傷姫事件 injustice of innocent princess
無傷姫事件 (講談社ノベルス)
商品説明
継承。つながれていったのは力か夢か幻か――魔導世界でも類を見ない、兵数と武装に頼らない軍事国家。その辺境の小さな国は、世界を揺るがす大戦の中で如何にして独立を守ったのか。誰にも傷つけられないから、無傷姫。人々に愛され、歴史に軽んじられ、真理に疎んじられた姫君たちが滅びるとき、浮上するのは欺瞞と虚偽か、それとも遠い日の約束か――。
目次
- 序章
- 第一章 姫と敗残者
- 第二章 姫と独裁者
- 第三章 姫と亡命者
- 第四章 姫と犯罪者
- 第五章 姫と研究者
- 第六章 姫と追従者
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紙の本
姫というには重すぎて、事件というには軽すぎる
2016/02/02 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの「事件」シリーズ、とてもワクワクしながら読みました。
読む前までは
「タイトルからして、どんな攻撃も受けない姫のその謎を暴くんだろーなー」
等と安易に思っていましたが、全然スケールが違いました。
本書では今までのシリーズに出て来た主要人物の親族・関係者や、世界的組織を作った
創設者とも言える人物がたくさん出てきます。いかんせん、前巻との間が空き忘れて
いる部分が多く、つながりを全て把握できないのが口惜しいと思えるほどです…
本書は4代に渡って「無傷姫」と呼ばれる人物が統治?した「カラ・カリヤ」という国が
舞台です。戦地調停士EDが初代「無傷姫」の日記を読むところから物語は始まります。
読んでいるうちは、まるでその国の歴史を見ているようで(もちろんその中心には姫が
いるのですが)「これのどこが事件なんだ…?」という感じでした。
読んだあとも、正直これが「事件」であったとは思えません。
「事件」どころの話ではありません。そんな言葉では済まされない次元です。
確かに4代目の時に「事件」ともいえるべきことは起きるのですが、4代「姫」というものを
生み出したのは前代「姫」があったからで、その3代「姫」という人間を作ったのは…という
感じで、全ては繋がっているのです(厳密に言うと「無傷姫」を創るのは国民なんですが)。
あまり詳しくは書けませんが、この「系譜」っぽい感じは「海賊島事件」みたいなところが
あり、こちらはより「歴史(カラ・カリヤ史)」寄りでそういう壮大なスケールを味わえたと
ころが良かったです。あと、中心人物となる「無傷姫」が4人いる事もあってかいろいろな人
物との会話が多く、そこも上遠野作品好きとしてはポイント高いです。
魅力的な人物もたくさん出てきます。(いかんせん故人も多いですが)
始めのカラーページも、読み終えた後ではまた違った風に見えます。
また「事件」シリーズを始めから読み直したくなります。
まだ読んでいない方は、できればシリーズを軽く読み直してから読んでいただきたいです。
紙の本
独特の世界観
2016/01/17 12:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:LED - この投稿者のレビュー一覧を見る
上遠野浩平氏の作品の中でも独特な異世界が舞台のシリーズ。
ミステリーとファンタジーの要素が強く、受け入れない人はついていけない。
が、好きな人にはたまらない。まさにエンターテイメント。
紙の本
待ちに待った「事件」シリーズ最新刊
2016/02/03 22:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Natsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
長いブランクの後,待ち望んでいたが,期待を裏切らない重層的な構造の卓越した事件だった。レギュラーメンバーの露出は今回多少,少なめかも知れない。
紙の本
姫
2016/08/25 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
無傷姫というタイトルと表紙の絵に興味を持ちましたが、内容は少し複雑でした。本文が上下2段に分かれているので読みにくく感じました。