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華は褥に咲き狂う【イラスト入り】
著者 宮緒葵 , イラスト:小山田あみ
恵渡に幕府が開かれて約百年余り。第八代将軍を務める七條光彬は困惑していた。自分の妻となるべく西の都より輿入れをしてきた御台所との初の対面。現れた御台所は、息を呑むほど美し...
華は褥に咲き狂う【イラスト入り】
華は褥に咲き狂う (ガッシュ文庫)
商品説明
恵渡に幕府が開かれて約百年余り。第八代将軍を務める七條光彬は困惑していた。自分の妻となるべく西の都より輿入れをしてきた御台所との初の対面。現れた御台所は、息を呑むほど美しく妖艶で、まさに大輪の華。だが、妻となるその麗人は―――紫藤純皓と名乗る男だったのだ。その夜、初夜を迎える覚悟を決め、御台所を組み伏せたはずだった。だが、純皓の濃厚で蕩けそうな手練手管に初心な光彬はあっと言う間に陥落し、凶暴な雄で穿たれてしまい――!?
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面白い
2021/05/02 14:31
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
あんまり期待せず読みましたが普通に面白い!
純ひろはまっさらなのかなーとか思いましたがそうですよね。
みつあきに出会ってからは貞操を守ってたっぽいですがまずまずそれまでに色々してるっぽいですね。
にしては何年もブランクあるのに手際がいいのはなぜでしょう…
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設定がシビれます
2019/03/30 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろなか1号 - この投稿者のレビュー一覧を見る
単なる時代ものだと思って読み始めたのですが、設定がぶっ飛んでて驚かされます。けれどぶっ飛んだ設定ながら、何層にも織り込まれたような緻密なストーリーを読むうちに「恵渡」に引きずり込まれます。
着物の柄や調度品、庭の風情までしっかり書き込まれているので、場の空気や香りまで見ているように感じらます。
役職名など難しい言葉にはふりがなをつけたり、さりげなく説明を付けて、時代物に馴染みがない方にも読みやすくしてる工夫もポイント高いです。
要は、大好き!今後が楽しみです。
電子書籍
レア設定の純愛
2017/01/13 12:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けい - この投稿者のレビュー一覧を見る
大奥を舞台とする恋愛ものには、どこかありがちな設定が匂いそうなのに、良い意味で裏切ってくれました。
将軍の血を引く正義感溢れる真面目武士が、流行病で異母兄弟たちが倒れたために思いがけず将軍の座に…
そこに背高の大変な美女、ではなく美丈夫が正室として輿入れしてしまうだけでもびっくり。
将軍様ですもの、開発される攻?と想像するところ、受にされちゃいます。
とにかく攻が手練手管で攻めます!対して受の将軍様は翻弄されまくっているのに頼れる夫であろうと頑張るところがなんとも可愛い!!
背景とストーリー、気持ちの描写がしっかりしているので、レア設定にもついていけます。
攻の執着と激しさの裏にはしっかりとした純愛があって、気持ちがあるからこその突っ走りぶりに完敗です。
にしても2人ともうっとりな良い身体、イラストも素敵です。
リバは好みではないけれど、この2人なら是非是非して欲しかった!残念!って思ってしまうところが何とも惜しい!!
脇役の門脇カップリングも詳細を掘り下げて欲しかった(笑)
電子書籍
キライな要素満載でしたが
2017/03/14 20:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さち - この投稿者のレビュー一覧を見る
腐って長いのですが、ごく最近わかった自分の傾向として、
女装嫌いなんですよ。長髪男子も嫌いなんですよ。
キライなもの満載でしたが表紙が(イラストレータの方もカラー以外は苦手だったりするのですが)あまりに美しかったのでついつい購入してしまいました。
読んだ結果面白かったです。
良かった原因はたぶん女装男子が攻だったからでしょう。購入時点では逆だと思い込んでいたのでうれしい誤算でした。
紙の本
華やかで突き抜けています・・・
2020/11/18 07:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
表紙の美麗さに惹かれ、
あらすじ読んでちょっと???な状態になり
シリーズものだったけど読むことにしました。
(これを考えると表紙って大事かと・・・)
最近宮緒葵さんの作品読み浚っているのですが
実はこれ読みたくて、他のも読んでみようと思ったしだいです。
この作品が発端です。
シリーズそろうまで読むの控えていたのですが
既刊そろったところで読み始めました。
いや、なんともはや楽しい話でありました
設定がここまで突き抜けすぎていると
もう読み手も「なんでも来い」状態になるような話。
なんちゃって日本のなんちゃって江戸時代
うん、よいよい。
男子が御台所でもよいよい。
御台所が男前で、
上様が御台所にやられてしまってももうなんでも来いな感じです。
(化けの皮剥がすの早すぎだろうーって思いつつ
男気あふれた状態に豹変する御台所が笑える)
そんな御台所の純情と
執着(作者さんの作品なのでやっぱり執着系きました)も
楽しく読めました。
(もう「妻の○○○」などと書かれたら・・・
何が来ても怖くないです、むしろなんでも来いな感じ)
上様も御台所にはそのような有様ですが、
なかなか男前なので良いよい。
将軍(武士)としての矜持もあるしね。
そんな風に楽しく読めます。
(ちなみに咲ちゃんも・・・楽しめるキャラです)
ちなみにタイトルがぴったりなお話です。
どちらも初恋なのがまたなんともはやな感じですが
出会いから御台所の地位に至るまでが健気ではありますが、
根性入っている感じが怖いです。(さすが執着系)
腹黒やえさんもかなわないでしょうねぇって感じで。
(相手が悪いというか・・・しかし口惜しかろうに)
とはいえ、やえも御台所も扇子へし折るの怖いです・・・
ベースにあるのは「暴れん○将軍」(笑)
男女のお庭番ついてるし(笑)
そして、大奥も盛り込まれていて楽しいところてんこ盛りです。
こういうところも楽しめる方には絶対オススメです。
わちゃわちゃ書きましたが、
ストーリーの作りも文章も丁寧で読み応えあります。
とにもかくにも楽しく読むことができました。
既刊いっきにとか思ったのですが、
単純に楽しめる話のようなので、
ゆっくり読破していこうと思います。