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家-BURROW- 硝子の街にて(4)
著者 著:柏枝真郷 , イラストレーション:茶屋町勝呂
記憶の庭に眠る真実とは……!? 友人の晴れやかな結婚式の日、シドニーの携帯電話のベルが悲劇を知らせた。 殺害されたのは、結婚を間近に控えた花婿。 彼の過去に隠されていた、...
家-BURROW- 硝子の街にて(4)
家−Burrow− (講談社X文庫 White heart 硝子の街にて)
商品説明
記憶の庭に眠る真実とは……!? 友人の晴れやかな結婚式の日、シドニーの携帯電話のベルが悲劇を知らせた。 殺害されたのは、結婚を間近に控えた花婿。 彼の過去に隠されていた、砕けちった幸福と、逃避のはてに辿りついた心の避難所。 それはノブもシドニーも、犯人さえもが持つ小さな隠れ家だった。 すれ違ったそれぞれの想いは……!? どこまでもピュアなノブとシドニーの、“友情”と“純情”のNYストーリー!!
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紙の本
衝撃的な言葉。
2001/12/04 18:03
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投稿者:亀豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノブとシドニーの幼馴染の女性の婚約者が殺される。
複雑な人間関係とそれぞれの想いが丁寧に描かれていて、混乱することなく面白い。トリックが省かれている分、背景部分がしっかりしているのは、このシリーズの特徴だと思う。
ノブと父親の距離が、前巻から徐々に縮まり、安定しつつあるためか、今回はシドニーと母親の確執が描かれている。しかし、「死んじゃえばよかったのよ」というセリフは衝撃的だ。母親の愛はそれほどに強く激しく、だからこそ、ゆがみも大きくなってしまうのか。「母親の過干渉」は事件にも深く関係している。
そして、ノブとシドニーの間も変化、というほどではないが、動き出した感じだ。ノブがシドニーを大切に思っているのは分かるが、シドニーのノブへの気持ちと同種のものになるのか、どうか。どちらにせよ、まだまだ時間がかかりそうだが。