万葉集 全訳注原文付(一)
著者 校注:中西進
【新元号『令和』の典拠となった、梅花の歌三十二首の序文を収録】『万葉集』は日本人の心の古典であり、貴族から庶民に至る各階層が、見事に謳いあげた、世界に比類なき民族詩の金字...
万葉集 全訳注原文付(一)
商品説明
【新元号『令和』の典拠となった、梅花の歌三十二首の序文を収録】『万葉集』は日本人の心の古典であり、貴族から庶民に至る各階層が、見事に謳いあげた、世界に比類なき民族詩の金字塔である。いま、その万葉を、原典との照応が一目理解できるよう、原文、読み下し文、全訳、語注をそろえ、万葉学の第一人者である中西進博士がその蘊蓄を傾けて贈る。全4巻別巻1巻。(講談社文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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どっこいしょ。
2009/04/03 10:44
11人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡野弘彦短歌選に
老いづけばなにかにつけて「どっこいしょ」その言霊に元気いただく
前橋市 矢端桃園
『評』はこうでした。
「万葉集に歌があるように古代人は言霊(ことだま)を信じた。
言霊論などというとむつかしいが、生活の実感から言えば老人の『どっこいしょ』など、まさしく言霊の助けである。」(読売新聞2009年2月10日)
ということで、万葉集巻第五の山上憶良をひろげてみました。
「神代より 言ひ伝て来らく そらみつ 倭(やまと)の国は 皇神(すめがみ)の 巌(いつく)しき国 言霊の 幸(さき)はふ国と 語り継ぎ 言ひ継がひけり 今の世の 人も悉(ことごと) 目の前に 見たり知りたり 人多(さは)に 満ちてはあれども 高光る 日の朝廷(みかど) 神(かむ)ながら 愛(めで)の盛りに ・・・・」(p405)
神が出てきたので、神父に連想がいきました。
ジェームス・ハヤット神父について曽野綾子氏が書いております。
(雑誌「Voice」4月号・連載私日記第112回)
「一月十四日・・・・
夕方、京都三条のカトリック教会のマクドネル神父から電話で、長い間日本でテレビやラジオによるキリスト教の宣教に働かれたジェームス・ハヤット神父が、今朝方肺炎で亡くなられたという知らせがあった。『暗いと不平を言うよりも、進んであかりをともしましょう』という言葉で始まる息の長い番組である。今でもこの言葉は、胸に迫る力を持っている。世の中、不平を言っている人がいかに多いか。・・・ハヤット神父は、八十六歳。最近数年は車椅子のご生活だったから、驚きはしなかったが、一生を或る仕事に捧げるとはどのような重いものか、私は少し知っているつもりだ。私は誰よりも息子ジェームスを遠い日本のために捧げてださった神父のご両親に感謝したい。・・・・」(p252)
暗いと不平を言うよりも、どっこいしょ。
令和を知る
2021/03/08 18:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:帛門臣昂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
令和の原典となった、「初春の令月にして気淑く、風和らぐ」の文が収められている。
そのほかにも万葉集の素朴な歌風を楽しむには、最適である。