倭国伝 全訳注 中国正史に描かれた日本
古来、日本は中国からどのように見られてきたのか。金印受賜、卑弥呼と邪馬台国、倭の五王、「日出ずる処」国書、「日本」国号、朝鮮半島と動乱の7世紀、遣唐使、僧侶や商人の活躍、...
倭国伝 全訳注 中国正史に描かれた日本
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商品説明
古来、日本は中国からどのように見られてきたのか。金印受賜、卑弥呼と邪馬台国、倭の五王、「日出ずる処」国書、「日本」国号、朝鮮半島と動乱の7世紀、遣唐使、僧侶や商人の活躍、蒙古襲来、勘合貿易、倭寇、秀吉の朝鮮出兵。そこに東アジアの中の日本が浮かび上がる――。中国歴代正史に描かれた1500年余の日本の姿を完訳する、中国から見た日本通史。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
目次
- 序 竹田 晃
- 「倭国伝」について
- 後漢書(巻八十五・東夷列伝)
- 三国志(巻三十・魏書三十・烏丸鮮卑東夷伝)
- 宋書(巻九十七・夷蛮)
- 隋書(巻八十一・東夷)
- 旧唐書(巻一百九十九上・東夷)
- 新唐書(巻二百二十・東夷)
- 宋史(巻四百九十一・外国七)
- 元史(巻二百八・外夷一)
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「中国正史に描かれた日本」に朝鮮?
2010/10/30 01:41
8人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「後漢書」から「明史」に至る中国正史に記された日本について、読み下しと現代語訳、そして原文がついている。岩波文庫の類書は「元史」までだから、お買い得感はある。
しかし日本史の史料としては必要だろうが、「新唐書」まで朝鮮の国々についても日本と同列に記されているのは「大変有益」(序6頁)としても、植民地時代に戻った感じがして不可解だ。
それならば「朝鮮伝」といった別冊にして出すべきだ。
中国の古代から中世にかけての歴史書における日本の記述を追った画期的な書です!
2020/03/01 11:23
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中国の歴史書に書かれた日本の姿について記述された非常に貴重な一冊です。同書では、中国の『後漢書』、『三国志』、『宋書』、『隋書』、『旧唐書』、『新唐書』、『宋史』、『元史』、『明史』といった著名な9冊に描かれた日本の国の記述を分かりやすい現代語に訳されています。同書を読まれることで、古代から中世にかかての中国がどのように日本を見ていたのかが非常によくわかります。中国の視点から見た日本の通史とも言えます。
知識が正確になっていく過程と誤解が拡大していく過程が見えておもしろい
2011/03/13 20:31
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魏志倭人伝や後漢書東夷伝は日本史で習うが、その原文全部を読むことはなかった。この本では、中国の正史九書の倭国・日本についての記載文章を一冊にまとめて紹介している。書き下し文と現代語訳の他に、漢文の原文も後半にまとめて掲載してある。三つの文を読み比べてみるのも、おもしろい。
日本史の教科書に記載されている事項で、これらの史書の記述から引用されていることが多くある。中国の史書の重要性を最認識させられる。また、この本のように各時代の史書の記述を一度に続けて読むと、知識が詳細に正確になっていく過程と、前史の記述をそのまま鵜呑みにし誤解が拡大していく過程が見えてくるのも、おもしろい。
中国から見た日本
2016/05/29 00:09
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国歴代の正史に書かれていた日本のことを、正しく知る事!
日本の古代史を考えるためには、必要なことである。
そのためにはこの本は最適です!!