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伊賀泰代の『生産性』などを読んでみて、趣旨に納得したものの、具体的に自分の仕事にどうあてはめてみればいいかわからない、という人がまず一歩として始めてみるのにいいと思う。コンサルティング会社に入り、コンサルタントから人材担当になって、という経歴も伊賀さんと似ていると言えなくもない。問題意識は近いものがありそうだが、こちらは個々の仕事の具体的な工夫に焦点をあてているので、実践しやすいのではないか。
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短時間で成果を上げつにはどうすればいいのか?
正直日本の大手と呼ばれる会社でずーっと働いていると、ロールモデルが身近にないので、そういわれてもどうすればいいの?と言う感じになってしまう。
そういう面でロールモデルとなるのではないか?と思い購入したが、残念ながらよしすぐに自分でも実践するぞ!と言うものはなかったように感じる。
著者は日本の会社に就職した後外資系企業で働きその後独立した方の様で、その間に祖母の死に立ち会えなかった事で長時間労働する働き方を改めようと思いたち、出産などで半強制的に仕事の効率化を進めてきた話が書かれている。
そういう面では、仕事の効率化は口先だけでは無理で、環境が変わったり、本気で変えたいと思うような出来事に直面しないと実現できないのが、仕事を進めながら改善する事の難しさだと思った。
・インプットのボトルネック:仕事の断捨離・空間と情報を整理
・プロセスのボトルネック:思考力を高める時間術・すぐやる習慣をみにつける・考える「型」を使う
・アウトプットのボトルネック:利害関係者の影響力と姿勢を押える・アウトカム(アウトプットのもたらす効果)を伝える
・コンディションのボトルネック:リスクを見極め先手を打つ・モチベーションに頼らない工夫・体を緩めるなど自分のリラックス法を持つ
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仕事をInput,Process,Outputに分けてそのボトルネックを上げ、実践が容易な対策を分かりやすく提示し、やる気にさせます。インプットの章でその鮮やかな切り口に流石はコンサルタントと感心していたところ、その洞察の深さそして広さを導くフレームワークなどの考え方がプロセスの章で説明されていてここがとても勉強になりました。アウトプットの章ではアウトカムと人間関係の重要性をが説明されていて、ここでも鮮やかな切り口で対応方法が明示されています。驚いたのは終章コンディションでの代謝と時間感覚の関係、ここは代謝がどのように脳に対して影響を与えているかがとても興味深いところです。さて、先ずはお方付けからでしょうか!?
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1時間の仕事を15分で終わらせるためには、選択力、処理力、突破力と持久力の4つの力が必要。
この中でも、処理力について、各種のフレームワークや、思考法の紹介に多くのページが割かれていた。
細かい話だけれど、フォルダ名よりファイルの命名ルールが大切ということで、著者のファイル命名ルールが紹介されていた。
次のようなもの。
資料を利用する日付_ファイルのタイトル_Ver.xxx.拡張子
これまで、ファイル名は、ファイル変更日付_ファイルのタイトル.拡張子 としていたけれど、著者の命名ルールのほうが、あとから見たときに、その資料の目的(=利用する日付)が明確で、なおかつ、バージョンも表せていてよい。早速、採用させてもらうことにした。
読み返して、実践していきたいことがたくさん書かれていた。
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2018.10.28 再読
実は昔読んだときは全く印象に残らなかったのですが、いま読むと、著者の熱意と苦労が感じられる良書だなと感じました。
Input/Process/Outputのフレームで全体が書かれていますが、全体のストーリー(流れ)はそんなにスッキリしません。恐らく、上のフレームの中の小目次の構成が読み手に伝わりづらいためでしょう、小目次を挟みながらの方が読みやすいかも。
内容自体には目新しさはありませんが、実用的なフレームがたくさん載っています。惜しいのが、タイトルと中身のズレ。タイトルにある「15分」という定量的な効果への訴求、「最速で稼ぐ」観点での説明はなし。難しいですけどねー説明したところで長くなりますし。
以下、キーメッセージを抜粋;
・長時間労働は病気。大切なのは、絶対に早く終わらせようという覚悟
・4C: Cut/Convert/Combine/Createで選択する
・仕事のスピードをどう上げるかを考える前に、不要な仕事を減らす
・メールは通知オフ、対応は2回/day
・営業日報の入力率が低い現状に対して、何を命題(問題)と設定するか
① 100%入力させるためには?
② 入力負荷を下げるためには?
③ そもそも営業日報は必要なのか?
・「これやって」ではなく、「どういう状態が良いか?そのためには何をしたらよいか?」を考えさせると、やらされ感がなく、スピードも上がる
・フォルダ管理より、命名ルールを工夫・アーカイブ
・1つの仕事に必要なものを纏めて「セット化」
・会議は曜日を絞って纏める
・締め切り時間を圧縮する(時短勤務、部下の見積りの半分で依頼)
・誘惑を断ち切るストッパーを仕込む(アプリ削除、ログイン強制、会議室にこもる、ネットを切る)
・ルーティンを繰り返して、自分を整える
・情報に溢れる現代は、思考法がより重視される
・「幅・深さ」+「ひらめき」
・Value Proposition「ここで勝負すると勝てる」を常に考える
① 顧客が望んでいて
② 自社が提供できて
③ 競合が提供できないものは何か?
・「前提を疑う」ことでひらめきを得る(ルール、習慣、文化、上層部の意見、等)
・現場から得られる情報が真因の究明・ひらめきには一番
・アナロジーでアイデアを横展開 - 事象をパターン認識
・影響力 x 姿勢で、ステークホルダーへの対応を整理。全て自分で対応しない
・信頼残高は仕事の品質にも繋がる
・相手の言葉でメリットを伝える
・提案を通すには、「実現性があって、成果が出そう」な手応えを感じさせる
・相手の期待値と一致しているかで満足度(評価)が決まる
・心配事はImpact x Probabilityで整理して、もやもやを消す
・技化(再利用)で品質を保つ
① チェックリスト
② テンプレート
③ 辞書登録
④ パターン化
⑤ 手順化
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全体的に見ると、従来のビジネス書と比べてそう変わったことは言ってないと思います。なので、良く読む人にはあまり良書とは思えないかも。
その中で『「アウトプット」じゃなくて「アウトカム(アウトプットにより得られた効果や状態)」を意識する』というのは気付きでした。
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1日の働く時間を6時間と決める
締め切り時間を半分で考える
作業に入る前作業を細分化して時間を組み立てる
資料やメールの管理はフォルダだけでなく命名ルールで考える
よく使う資料はテンプレートにする
フレームワークを50個くらい覚える
アウトプットではなくアウトカム
アウトカムとは作り出したもの(アウトプット)によって得られた結果や効
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この本を読むと1時間の仕事を15分で終わらせることは十分に可能だということがわかります。
とはいえその為にも仕事そのものの効率よりも仕事に取り掛かる前のダンドリが非常に大事になりますね。
タイムマネジメントはダンドリ次第という気がします。
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さらっと読めるちょうどいい量。何冊も自己啓発本を読まれてる人には物足りないかも。「最近生産性を意識できているか?」の振り返りに良いかも。
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情報収集スピードを重視しない。量で質と速度を稼ぐ。初期段階で大量インプット。テーマの全体像が見えないとグーグル使わない。書籍新領域なら20冊、普通は5冊。他人の資料は見ておく。セミナー。人から聞く。
発散と収束と形にするのを分ける。事前に情報共有、発散20分収束10分形にするのは事後。寝かせる時間。タイマー使う。
TODO。仕事家族、自分交流、付箋色別。大きい仕事は月単位、年間>超整理手帳。ウイクリースケジュールがキモ。月単位を見ながら決まっているものを記入、色別で比重調整。タスクを動かすので付箋。
ミーティングはまとめる。特に社外。気分を想定してイベントを入れる。気分の上がるイベントを入れそれに向け頑張る。移動時間書き込む。疲れ具合を考える。半分の時間にする、集中度を上げる。
手間かけストッパー、人ストッパー。ご褒美の設定。おいておくドライバー。勝手に公開ドライバー。
MECEは取りこぼし防ぐ、ざっくりでよい。8割抑える、問題点の所在を知る。フレームワークは検討ポイントを見つけるチェックリスト。
技術は前提。ラテラルシンキング。早めに現場を見る。
信頼残高を築く。礼儀正しい行動、約束守る、期待を裏切らない、ミスなくす。
エレベータートーク、相手にとってのメリットを一言で伝える数値やキーワードを探す。家族に話してみる。会議出待ちで頭出し。お困りはXXですよね。PPが利きます。
品質費用納期のどれが犠牲にできるか。先に言えば説明、後で言えば言い訳。
リスク。影響度縦軸、発生可能性横軸。影響度低いもの放置、発生可能性上昇を時々チェック。発生可能性が高いものは対応を予め決める。共有する。
幅50年の交友関係を持つ。悩みは、聞くことを求められているかアドバイスを求められているか。アドバイスなら、人の紹介もあり。
出だしを丁寧にする。
技化、ミスポイントのチェックリスト、テンプレート、表現の登録、パターン化と練習、手順書作成。
何もせずに休む、温める。ホットヨガ。肩甲骨。野菜キノコ大豆製品。
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著者本人の時短への取り組み方、考えていること、工夫していることがふんだんに書かれている。
資料、プレゼンの講師として有名な著者ならではの点もあり、読めば自分で試せる点もあると思う
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表題から連想される業務効率化とは少し異なり、筆者の仕事への取り組み方や心構えなどが内容の多くを占める。主に筆者の経験を元に記されており、少し主観的な印象を受ける。内容自体は参考になる部分も少なくないが、自らの業務において業務効率を4倍にできるかには疑問符。社会人2〜3年目向けか。
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金言はまあまああったが、この手の本は何年か一度にざっと読んで、今の自分にできていること/できていないことを定点観測するような使い方がちょうどいい、というのが私のスタンス
個人的には曜日ごとに場所を決めて10分間の片付けタイムを作るというのはやってみようと思った(仕事場ではなく家庭内。。。)
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ただの自分TIPSではなく、考え方から解説されている良書。4倍速で仕事をするための本
キーワードは
4つのCで仕事をコントロール、夕方10分整理する時間、虫の目鳥の目魚の目、アウトカム
仕事のスピードを決めるポイントは4つ
★IPO+C
インプット Input
プロセス Process
アウトプット Output
コンディション Condition
【インプット×選択力】
◯やるべき仕事に集中する
・4C
Cut やめる
Convert 移す。苦手な仕事は他の人にやってもらう
Combine 集める。分散している仕事を1箇所に集中させる。メール処理や提出物処理など
Create 作り出す。あるべき姿から取り組む課題を設定する
◯仕事の空間と情報を整理する
・夕方10分間の片付けタイム
【プロセス×処理力】
◯思考をフルに発揮する
・発散、収束、形にするの3つのカテゴリーで作業工程を細かく分けて時間を見積もりスケジューリングする。発散とは情報収集、収束は仮説構築と情報検証、形は資料化。
・会議のファシリテートも同じ考え方。発散=意見収集、意思決定=収束、形=ラップアップ
・1週間単位でスケジュールを立てる。本気で。
・1日の稼働は6時間で見積もる
◯すぐやる
・行動したくなるドライバーを用意する。例えばブログアップとか。
・着火の儀式をもつ。例えばトイレに行くとか、匂いを嗅ぐとか。
◯思考の質をあげる
・思考の質は幅と深さとラテラルで決まる
・幅はMECEで分けて考える、フレームワークを使う
・虫の目、鳥の目、魚の目で本質を見抜く
虫の目は複眼。さまざまな角度から見る
鳥の目は俯瞰。高い位置から見る
魚の目は流れ。全体の流れを見る。動きとして
・ラテラルはひらめき。前提を変えるとどうなるか?の視点。現場で情報のシャワーを浴びる。アナロジーでアイデアを横展開する。
【アウトプット×突破力】
◯まず、成果を最大にするには、周囲を巻き込んで進める必要がある
◯アウトプットだけでなく、アウトカム
・アウトカムとは、アウトプットによる効果。どんな効果、良いこと、良い状態が生み出されるか分かりやすく説明する必要がある
◯プロジェクトを最速で進める
・利害関係を把握する。縦軸に影響力3段階、横軸に賛成、中立、反対をプロットし、アプローチを変える。ポイントは反対×影響力大の影響力を下げることと、中立×影響力大を巻き込むこと。
◯最速でYesを引き出す
・相手の言葉でメリットを伝える。アウトカム
・資料を作り込む前に口頭でメリットを伝えてみて感覚を探る。口頭で伝わらないことは、資料でも伝わらない。
・手応えは評価軸と凄さで決まる。◯◯さんはこういうことでお困りですよね?それを解決するのに1番効くのは××度を上げることですよ。具体的には・・のように。
【コンディション×持久力】
◯不安を取り去る
・大抵の悩みは5人に話せば解消する
◯やる気に頼らない
・技化でクオリティを保つ。仕事で得た知識やスキルを次に使える形にする
◯疲労をリセットする
・ハードワークの後は身体を緩める。毎日のストレッチ
◯その他
・長時間労働病に陥りやすい5タイプ
振り回されタイプ→やらされ仕事で忙しい
熱中タイプ→忙しさを生き甲斐にしている
完璧主義タイプ→過剰品質
抱え込みタイプ→任せられない
バリバリタイプ→できる人ほど忙しいと錯覚
・コカナラで副業
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考え方の基本は、以下です。簡単です。
IPO = Input Process Output
をつかって効率良く仕事をしましょうがメッセージです。
入力 処理 出力 です。