サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 37件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

スピノザの世界

著者 上野修

スピノザの思想史的評価については多くのことが言われてきた。デカルト主義との関係、ユダヤ的伝統との関係。国家論におけるホッブズとの関係。初期啓蒙主義におけるスピノザの位置。...

もっと見る

スピノザの世界

税込 869 7pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 6.9MB
Android EPUB 6.9MB
Win EPUB 6.9MB
Mac EPUB 6.9MB

スピノザの世界 神あるいは自然 (講談社現代新書)

税込 924 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

スピノザの思想史的評価については多くのことが言われてきた。デカルト主義との関係、ユダヤ的伝統との関係。国家論におけるホッブズとの関係。初期啓蒙主義におけるスピノザの位置。ドイツ観念論とスピノザ。現代では、アルチュセール、ドゥルーズ、ネグリ、レヴィナスといった名前がスピノザの名とともに語られる。スピノザはいたるところにいる。が、すべては微妙だ。――<本書より>

目次

  • はじめに
  • 1 企て
  • 2 真理
  • 3 神あるいは自然
  • 4 人間
  • 5 倫理
  • 6 永遠
  • あとがき

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー37件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (13件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

大きな自然の必然の中にある自分。スピノザが禅僧のようにもみえてくる。

2007/03/22 17:07

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新書で短く、良く書かれたスピノザの解説書である。主に「知性改善論」「エチカ」を扱い、スピノザは世界をどんなふうにみていたのかを説いていく。
 スピノザにはニーチェが感動し、アインシュタインやフロイトも影響された。最近の脳科学でもとりあげる研究者もあるなど、気になる哲学者である。しかし「エチカ」の幾何学のような書き方にとまどったり、「神あるいは自然」の意味するところになかなか理解がたどりつけなかったり、難しいと感じていた。この本はまず、スピノザを読んだ者が感ずるであろうひっかかりを素直に同感してくれるところから始めてくれるので取り付きやすい。スピノザの確かめようとした「最高の喜び」とはなにか?スピノザの言っている「神」とは「永遠」とは「真理とは」?スピノザの裾を引っ張りながら、スピノザに問いかけ、スピノザの答えを聞くような文章で、著者は著者の理解したスピノザを語ってくれる。
 スピノザの独特な言葉の使い方、「神」も「自然」も「永遠」も「真理」も、多分自分が使っているのとは違う使い方なのだ、と考えるところから始めること。そうすると、スピノザの「エチカ」の幾何学的証明の始まる前提が、かなりよくみえてくる。よく言われる「神あるいは自然」というのも、著者がいうように「スピノザのキャッチコピー」のように使われている感があるが、この「自然」も現在われわれの多くがイメージする「自然」だと思ってしまっては理解を妨げる。著者もところどころで「とにかくそういうことにしておこう」と言う言葉を使っているが、そのぐらいの気持ちで読み進むことが必要なのだろう。そのうち、スピノザの前提そのものを疑うことも可能では、と考えてみるぐらいはできるようになる、かもしれない。
 この本を読む前と後とで、すこしばかりスピノザのイメージが変わった。「必然的に流れていく大きな自然、神の中にあって存在している自分」。それを感じることが最高の喜びである、となればこれは、なにか「禅的なさとり」にも似ていないだろうか。まあ、もしかしたらこの本の著者の解釈がそういうものである、ということなのかもしれないが。
 原著の邦訳の引用もたくさん入り、本文の中でもどの部分でそれを言っているのか、をたくさん入れてあるので原著にあたって自分で確かめることもしやすいのはありがたい。できれば巻末に索引、引用した原著の出てくるページ数の一覧などがあれば、もっと読み込めるのだが。(結局自分でつくってしまった。。。)
 あとがきにあるように、「手軽に手に取れて、しかもじっくり中に入り込めるようなスピノザの入門書」。おすすめである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

デタッチメントの哲学

2005/05/22 16:49

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

上野修さんの『スピノザの世界』は、スピノザの異例・異様な思考世界をとても上手に、コンパクトかつ無味乾燥に解説している(これは悪口ではない)。「『エチカ』のこのあたり[第5部の最後、定理21から42]を読むといつも異様な緊張を感じるのだが、きっとそれは、証明している自分自身が証明されているという特異な必然性経験をしてしまうからだろう」とか「このあたり[同定理32の系]に来ると『エチカ』はいったい何ものが語っているのかわからなくなってくる」とか、スピノザ小旅行のガイドブックとしては最高のフレーズだと思う。
考えているのは自然(事物)であって、私(精神)ではない。──本書のキモは次の文章のうちに凝縮されていると思う。《スピノザの話についていくためには、何か精神のようなものがいて考えている、というイメージから脱却しなければならない。精神なんかなくても、ただ端的に、考えがある、観念がある、という雰囲気で臨まなければならない。》
講談社の『本』5月号に掲載された短い文章(「スピノザから見える不思議な光景」)に、上野さんは、スピノザの哲学は「人間」的なものの籠絡からの静かなデタッチメントを教えてくれるといった趣旨のことを書いている。これもまた、スピノザを語るのに最高のフレーズだと思う。これに匹敵するのは、「神に酔える人」と呼んだノヴァーリスの言葉か、ジルソンの『神と哲学』に出てくる次のフレーズ。「スピノザの宗教は、哲学だけによって人間の救済に到るにはどうすればよいかという問に対する、形而上学的に百パーセント純粋な解答である。」
一つだけ気になったのは、たとえば『エチカ』第2部でデカルト由来の心身合一の問題がいとも早々と解決されてしまうことにふれた箇所で、「…「物体B」の観念になっている思考も「身体Aの変状a」を漠然とでも知覚しちゃうのではないか」と突然会話風の表現が出てくるところ。これと似た表現が「あとがき」にも出てくる。「…それら観念がみな無限に多くの私の(?)並行する精神であるということになっちゃうのではないか」。これはちょっと、デタッチメントの雰囲気にそぐわない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。