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真逆の観点からのすり合わせ
2016/06/13 12:19
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投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
合わなきゃ逃げればいいじゃんというユル系のちきりん氏と、努力で切り開く系の梅原氏。表面的な話ではなく濃厚で面白い対談でした。
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人それぞれのアプローチを学んだ
2020/12/30 15:46
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投稿者:WUYI - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人が学校で刷り込まれている価値観が問題視され、ちきりんさんと梅原さん、学校での過ごし方が180度違った2人の考えから、頑張りどころが示される。ちきりんさんが結果が全てを言ったことに対し、梅原さんよりプロセスの大事さの説明がある。またいろいろ試すことの提案に対し、簡単に諦めず、あがく必要性も言われる。個人的には、自分の今後を考える目的で読んだが、途中から高校生の息子になぜ勉強するのかを伝える目的に変わった。学校のあり方を改めて考えさせられる本です。
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カリスマゲーマー梅原大吾と、社会派ブロガーちきりんの対談。
梅原氏がゲームを極める仮定で考え会得してきた人生哲学のようなものに対して、ちきりんが質問をし、梅原氏とは他の角度から突っ込みを入れることで、読みやすくかつ理解しやすい内容になっている。
梅原氏の著書は、この本以外にも2-3冊読んでいるが、まるでイチローや羽生名人のような、その道に対する精進を続け極めた人だけが持っている哲学・確信の様なものを感じる。
もっと言えば、ゲームという業界はメジャースポーツに比べ、はるかに社会からの評価が低いため、インタビューの機会も限られているし、分かりやすく研ぎ澄ました言葉で語らないと社会に採用し拡散してもらえない。その分、他のスターに比べて、より強い切迫感をもって言葉を語っている感もある。だから、彼の言葉は、強く深く本質を伝えてくれるように感じる。
ちきりんはそれを分かっている。そして梅原氏に強烈な興味を持っている。だからこそ、ちきりんは自分の気持ちや経験に正直になって、時に梅原氏の意見と反対の考えをぶつけ、それに対する議論を生ませようとする。その結果、非常に優れた議論になっていると思う。
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川上量生や武井壮も言っているように、「考える奴は強い」ってことなのだろう。
人間は考える葦なんだね。
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とくに難しいのが、「頑張りどころ」と「逃げどころ」でしょう
誰かに答えを与えてもらおうとする前に、自分で考える訓練をしていないから
アフリカのことわざ 早く行きたければ一人でいけ、遠くまで行きたかったら、みんなで進め
多様性を欠く組織では刺激が少なくて発想が拡がらないし、クローズドな環境って人間関係が固定するので、遠慮や上下関係が生じる。だから遠くに行くためには、オープンで多様性に富んだ組織になることが必須なんです。でもその転換がなかなかできない
三大屈辱語 つまんない、情けない、ずるい
自分で人生を決めたという納得感があること
家族のため、親のため、もう自分もいい年だから等 思考停止を正当化できる呪文
これくらいの人間なんだっていう気持ちに対する納得感がたかいことが、良い人生だと感じられる理由
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2016年前半で読んだ本の中で最もビビビときた。
学校教育をテーマにした対談本だけど、私がモットーにしてる「きちんと考えて納得感をもって人生を送る」にフィットする部分があって、面白くて一気読み!
断捨離魔にしては珍しく図書館で借りずに買った本だったけど、買って大正解だった~◎
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<目次>
第1章 学歴~「学校って行く意味ある?}(ちきりん)「大アリです!」(ウメハラ)
第2章 競争~「寝てた僕が悪いんです」(ウメハラ)「いえいえ、悪いのは先生です」(ちきりん)
第3章 目的~「なにより結果が大事!」(ちきりん)「ん?結果よりプロセスです」(ウメハラ)
第4章 評価~「どうやったら人気が出るの?」(ちきりん)「自分のアタマで考えてください」(ウメハラ)
第5章 人生~「興味を持つ範囲が広いですね」(ウメハラ)「ウメハラさんが狭すぎるんです」(ちきりん)
第6章 職業~「やりたいことがあるのは幸せ」(ちきりん)「いや、それが結構つらいんです」(ウメハラ)
第7章 挫折~「つらい時は逃げたらいいんです」(ちきりん)「えっ、逃げたらダメでしょ⁉」(ウメハラ)
第8章 収入~「お金じゃないのよ」(ちきりん)「それ、クチで言うのは簡単です」(ウメハラ)
最終章 未来~「目指せ!社会派ゲーマー!」(ちきりん)「長生きして待ってください」(ウメハラ)
<内容>
全く接点のないような二人の対談集。東京のR&Bという書店であった対談からこの企画が生まれたよう。あとがき代わりのエピソード部分を読むとわかる。内容的には、最初は噛み合っていないような(というか、私の思ったのとは真逆なスタートだった。たとえば、ウメハラが「学校に行った方がいい」、ちきりんが「それは違う」なんて…)流れで、ウメハラにちきりんが押されている感じだったが、噛み合ってくると、人生論的なことが次々と話される。私には、特に「先生の役割って、本来は、こうやって遊ぶ(過ごす)と、人生楽しいよーって教えることだと思うんです」の部分(ちきりんの発言)。それに対し現状では、「学校的価値観」がそれを歪めているってところ。
まあ、それは認めるとしても、すべての教師が「考えるな、ひかれたレールを進め」とばかり言ってないと思うんだけどな。
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人は最終的に自分で考え、自分の意思で決断して人生を生きなければならないと感じた。プロゲーマーとブロガーの対談というまったく接点のなさそうな二人の対談は非常に面白かった。
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働き方や人生の送り方の討論本。
学校の教育方法についての議論が多い。
ちきりんの上から目線は読んでると、すこしいらっとする
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結論は「人それぞれ」ということ。それだけ切り取ってしまうと毒にも薬にもならない本みたいだけど、考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。
ちきりんのまえがきにあるように、ちきりんは「発想」を、ウメハラは「姿勢」をベースに話していると思う。
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社会派ブロガーとプロゲーマーによる人生談義。
全く考えが異なる二人のやりとりを追うのは、それはそれで楽しいけれど、自分も参加する気持ちで読みたい一冊。
梅原さんが言う生き方をしていたら、大半の人が道半ばでお迎えがきてしまうと思う。だからこそ時間の大切さを、本当の意味で理解しなければいけない。
「辛かったら逃げてもいい」という言葉はよく聞くけれど、ちきりんさんが使う場合の解釈は「自分で自分の居場所を創ること」で、こちらの方が断然いいと思った。
最終的に「自己決定」が重要。どうせ負けるなら自分自身に誠実な敗者になろう。
タイトルが内容にそぐわないのが残念。
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ちきりんさんの対談が出てる!とのことで、発売当時から気になっていた一冊。
読めば読むほどに、正反対ではないけれど、学校に対するそれぞれの姿勢やその後の進路が大きく異なる2人の考えが面白い。
学校的価値観に縛られる社会に気づくこと、「いい人生」を送るためには自分で決定することの大切さを一貫して語っている。
2人の意見が食い違えば、どちらの意見の側にも立ってみて自分を振り返ってみようと思わせてくれる作品である。
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とてもよかった。
自分は学生なのですがこれからのことについて考えていたことと重なる部分が多く、両者ともの言っていることに共感できた。
自分に足りないものはいまこれだ!と言えるものというか、これをやりました!ってものだと感じた。一度これをやりました!って言えるぐらいやろうと思った。
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打てば響くような対談の本もあるけど、わからんが成る程って感じの二人の話でおもしろい。重なることもあるけど、視点の向けかたが違って、いっぺんで読んでしまった。
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・今は生きていく力が強い人ほど学校に頼らない。親も教育熱心で経済力がある家ほど、公教育をあてにしなくなっている。彼らは「日本の公教育にはたいした価値がない」と思い始めている。
・質問する力を鍛えないところ、特にWhy(なんで?)を突き詰めないところが、日本の学校の致命的な問題。
・「やりたいことは成就できなかったけど、いい人生だった」と思える人の条件は自分の人生を決めたという納得感があること。
・敢えて”逃げる”という言葉を使うのは、世の中、絶対逃げちゃダメって思ってる人が多すぎるから。やめることは逃げじゃなくて、自分の好きなもの、自分に合ってるものを見つけるためのプロセスのひとつだから、絶対やっちゃいけないってことではない。
もし、6歳の親なら日本からすぐ離れる。例えばマレーシアは多様な文化がある国。日本は変わりたくない人が大半を占めるつまらない国。
身体にガタがきたらすぐ逃げる。
3年とりあえず働いてみる、一方でガマンできなかったらすぐ次を考える発想。3年あったらなんでもできる。
お涙ちょうだいものの話術で共感えたらわかってもらえるなら簡単。一切触れずに、それでもちきりんの考え方って面白いといってもらいたい。だから失敗体験などは言わない
Daigo the BeasTV特別版 『悩みどころと逃げどころ』ウメハラ×ちきりん対談本発売記念 対談番組 は以下参照↓
https://www.youtube.com/watch?v=y1npARgIpVw