紙の本
優しい気持ちになれる1冊
2016/05/29 10:43
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投稿者:one - この投稿者のレビュー一覧を見る
市川 拓司さんの本を初めて読みました。
こころが暖かくなって、ちょっぴり切なくて、読み終わった後に優しい気持ちになる本でした。
恋愛って、人を好きになるって、素敵なことだなぁって思える1冊です。
電子書籍
恋人たちの幸せを切り取る
2020/05/22 20:55
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
静流が誠人に残した1枚の写真にホロリとさせられます。ふたりの思い出の場所となる、森の静謐さにも癒されました。
電子書籍
ファンタジー小説
2016/11/08 09:31
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説というよりは、ファンタジー小説 という感じの中編小説である。
文章は読みやいすいし恋愛小説らしい甘さも各所にあるが、登場人物がやや現実離れしている気がして、ストーリーに没入できなかった。
この作者はある場面を切り取った短編のほうが上手なような気がする。
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久々に恋愛で★5つの作品。写真がものすごく効果的。いいなあ、写真ってやっぱり…と思わせてくれる一冊。
大学生の誠人と、同じ大学に通う静流。二人は、ふとしたことがきっかけで、急速に仲良しになっていく。静流は、誠人を好きになるのだけれど、誠人には、これまた同じ大学に通う美女・みゆきの存在があって、静流の気持ちを受け止められない…というお話。人には、それとは気づかずに、もしかすると好きでいることもあるのかもしれないなと思う。けれど、誠人が気づくのがやはり遅すぎた。「憧れ」と「恋」は違うのだと。一瞬にして落ちる恋もあれば、緩やかに進みすぎて、気づかない恋もあるというのに。このタイミングを逃すと、だいたいにおいて恋は実らないことになる。
ラスト、静流の残した写真たちが重い。悔しいくらいにつきささる。文章で全部表現してあって、もちろん写真は目に見えないけれど、その描写は写真を見ているかのように鮮やか。こんなつきささるような写真、あたしも撮りたいなあ。撮れるかなあ。
これ、ずいぶん前に映画で見た。映画はカス。断然小説です。
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一気に読んでしまった。
恋愛すると死んでしまう。
切ない恋のお話しです。愛するがゆえ最後まで一緒にいられない。
写真越しにキレイなままの自分を記憶して欲しいと願う女心が美しく感じた。
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静が食べている
ドーナッツビスケットが
食べたくなります。
恋って
やっぱり人間を
変えちゃうんだ:-)
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以前、『恋愛寫眞』の映画の予告を見て
見たいな〜と思いつつ・・・。
で、本を読もうとおもったわけです。
でも、主人公の誠人と不思議な女の子の静流は
どうも、松田くんと広末さんのイメージと違って
だからそのイメージはとっぱらって読んでました。
で、どうやら、映画と本は全然違うストーリーなんですね。
本のほうは『ただ、きみを愛してる』という映画になったそうで
誠人は玉木宏さん、静流は宮崎あおいさん
うん!イメージぴったり〜〜〜〜!と思った(笑)
恋愛物語ですが
最初にウルウルしたのは
誠人が熱を出して、関口が病院に連れて行くとこでした。
あぁゆぅ時って、涙ポロポロでちゃうだろうな〜。
ラストは静流の真っ直ぐな想いに打たれました。
私も、そんな写真がほしいなぁ〜
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たった一度の恋、この作家の全ての作品にあてはまる気がする。
それくらい人を愛せるってことは素敵で尊いことなんだって感じさせてくれる、作品。
これもまた、しかり。
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超純愛です。泣けます。感動します。普通の大学生の中でのひとつの出会いから恋愛。最後は、悲しい結末だけどいい。ヒロインの名言がたまらなくいい。「好きな人が好きな人を好きになって何が悪いの?」とか「今のキスに愛はあったかな?」
切なーーーーい。
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大学、カメラ、三角関係、小さな女子大生
市川さんのセリフ回しは好きです(−ω−*
風景描写も何気ない場所なのに、ほのかにキラキラ輝いて「見えて」くる
ただ、ハッピーエンド好きとしてはこの結末が悲しすぎる(;_;)
いや、この結末だからこそしっくりくるんだけども・・・
これはさきに映画見てから、読んだ作品
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ストーリー自体は、平凡と言えば平凡ですが、優しさに満ち溢れた良い作品だと思います。
みんな良い人過ぎるので現実味は薄いけれど、人を思う気持ちの純粋さは、すっと読み手の中に入ってきます。
とても読みやすく、「いま会いにゆきます」に通じるファンタジー性も持っているので、市川ファンには素直に受け入れられる作品でしょう。
映画「ただ、君を愛してる」の原作です。
読み終わってみると、内容を見事にまとめた映画タイトルの秀逸さにも気付かされ、映画も見てみたいと思いました。
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一生に一度だけ許された恋。片思いの人の好きな人まで好きになろうとする想い。最後についた大きな嘘。感動したんだけど。。「そのときは彼によろしく」の方が深く感動した。不器用な主人公と不思議な病に冒されているヒロインという組合せの類似点からか、物語への感動が薄れた!?
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最近のツボ「市川拓司」モノ。
映画も良かったけど 原作もやっぱり好きだな~。
サラリと読めて ストンとくる感じ。
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読んでいる間は澄んだ穢れの無いまっさらな空気に包まれているような感覚でした。それは物語の中に出てくる情景描写が美しかっただけでなく、登場人物たちの純真さゆえだと思います。
そう、登場人物が皆そろって純粋で思い遣りのある、いい人たちなんですよ。そこがいいとこであり、リアリティの無さに繋がってるとこなんでしょうね。途中からこの話、小説というよりお伽話を読んでる気分になりましたもの。それが悪いと言うわけではないし、感動もしたんですけど。
あと、主人公の魅力が客観的にあまり描かれていなかったので、なんでこの人がこんなステキな女の子たちにすかれてるの?と疑問でした。
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まるで水彩絵の具で彩られているかのような
透き通った小説は初めてです。
話自体は平凡でどこにでもありそうですが
そこには純粋な愛があって
読んでいて感動ではない、
なにか別の類の涙が流れてきました。
出てくる言葉のひとつひとつが名言で
作者の能力に圧倒させられます!