紙の本
真剣に考える事が必要では?
2017/03/17 21:55
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投稿者:アノマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
アスペルガーのアキラさんは真剣に未来や将来の事を考えていないところがあります。アキラさんは電車の件で「あの人は口で言っても分からない」と言ってますが、自分だって口で言っても分からないくせに。お互い様だと思います。真剣に悩まない、真剣に勉強しない、真剣に考えない自分の勝手な解釈で自己満足している所が見られます。他人の意見を無視して受け入れない横柄さもあると思うのですが・・・。
アキラさんは我慢と忍耐力を上げる事と、一度立ち止まって真剣に考える事が必要なのではないかと思います。
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私自身がどちらかというとアスペルガー寄りだからかもしれないが、旦那さんの気持ちの方が分かる気がした。奥さんのツナさんの反応や要求は、非常に日本的な情緒的反応で、「言わなくても分かれ」とか「空気を読め」という圧力がものすごいと思う。旦那さんの合理的な判断や反応を「冷たい」と受け止めるのは奥さんの勝手だけれども、そのことで人格を否定されるのはつらい。というか、そういうふうに否定する人に囲まれて成長すると二次障害を引き起こすんじゃないだろうか。
旦那さんはわりと甘やかされてノビノビ育ったからマイナスの反応が出ないのだろう。そうでなかったらアスペルガーなんて生きにくくてたまらないものだ。でも情緒的な反応を望む奥さんにはつきあいづらいタイプなのかもしれない。
にしても、こういう旦那さんみたいな反応の人ってけっこうたくさんいると思うのだが。
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ここまで重症ではないけどうちの父ちゃんもアスペルガーだと思う。
サヴァン症候群もあるし、思いやりってのが決定的に欠如してる。
でも障害ってのは『逃げ』で、ただの自分勝手と意地悪なんじゃないかと思う部分も大きい。
昔は周囲が自然にフォローして思いやりやなんかを学ばせたが、今は、って言う部分もどうかな、逃げなんじゃないのかな、本当にCTやMRIなんかで脳のこの部分に欠落や機能障害があります、ってのがあるんだろうか?
それにしては発症件数が多すぎないか?
性格の悪い人も一緒くたにアスペルガーです、って逃げてないかって気になる。
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「あー、このへんて友達の家の近くだー」『じゃ寄ってお茶でも飲ませてもらおうよ』「はぁ!?だって今、夜の10時だよ?」『それが何か?』「いや、だって君、その子と面識ないっしょ?実家で、家族と住んでるんだよ?」『え?なんで?友達なんだからいいでしょ』……という会話を昔、大学時代の友人としたことがある。奴は待ち合わせの時間に二分遅れていったらもうそこにいなかったりして、電話で聞いたら「だって来なかったから」と悪びれずにふつーに答える(別に怒ってない)ようなタイプで、当時は何を考えてるのかさっぱりわかんなかった。
で、今の私はいちおう専門職なので奴があの頃どういう判断をしていたのか一応わかっているつもりである。でも同時に、本書で紹介されるさまざまなエピソードを読んでいると、筆者や家族の戸惑いがものすごーくよくわかる気がするのだ。
私が仕事で出会うのは大抵「自分自身がすごく苦しい状況にある人」だが、筆者の旦那さんとか私の友人とかは「そのことで直接困ってはいない人」。でも、特有の行動や認知のスタイルに周囲が戸惑ったり振り回されたりするのは同様。というか、自覚がないだけに危機感も生まれづらいのだろうなあと思う。
ニキリンコさん言うところの「困らな感」が大人になっても続くことの難しさをつくづく感じる。
本書はマンガということもあり、とても読みやすくわかりやすい。受動型のASを持つ旦那さんの姿は大なり小なり自分の知るASの方たちと重なる。きちんと専門家の監修を受けて描かれており、ところどころに監修者のコラムもある。もちろんこれは個人のエピソードであり、ASの方全てが同じなわけではないけれど、理解を助けてくれる一冊だと思う。前作は未読なので、今度探して読んでみるつもり。
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周りに迷惑がかかってることも、気づき出した。でも、なかなか直せない。どうしたらいいんだろうと悩みの種が増える。特徴はわかってきたから、自身の対策として読める本がないか、知りたいところです。
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これは「旦那さんはアスペルガー」の続編ですけど、
読んでかなり辛かったな。アスペルガーが多いに疑われる私としては。
子どもからこんな風に思われてるなんて辛いなあ、父親として。
それに、ちょっとアスペルガーの本人からすると救いがないラストなのだ。
奥さんや子どもと別居しちゃうし、そして今後もどうなるかわからないってんだから。
完全に宇宙人扱いされてるし。
定型発達の人から見ればこんなもんなのか。
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『旦那(アキラ)さんはアスペルガー』の続編。(前作とタイトルが非常に紛らわしい。)妻からだけでなく、子どもから見た「アスペルガー者であるアキラさん」も描かれている。
著者はアキラさんに対して前作を描いたとき以上に疲れと苛立を感じ始めたようだ。「もしかしたらそれはアキラさんを誤解しているかもしれないよ?」という部分もあった。後書きで子どもたちには謝辞を述べているのにアキラさんに何も言及していないことも気になった。
「こうして定型妻はアスペ夫が分からず絶望しました」という本…ということだろうか。
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「夫に対する作者のグチ」としか感じない人は、おそらくアスペルガー症候群の患者が身内に居ないのだろう。自閉症スペクトラムの中でアキラさんは一つの例に過ぎないが、「家族の困惑」という点では広く共感を得られる内容だと思う。
リアルに進行中の出来事なので、不自然な不幸もハッピーエンドも無いが……この展開が至極自然な成り行きだろう。夫婦の関係では、子供に対する「無償の愛」までは難しいのが現実だよなぁと考えさせられた。
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マンガです。
よくわかりますが、本人の気持ちや思いを代弁しているのか。
誰でも、そういうところってあるような気もしますし
私の息子もその範囲の特徴をもっている
のですが、私もある面そういう思いをしたことは
よくあるなあと思います。
もしかしたら私からの遺伝??
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家族は大変だ。ほんとに大変だ。
あきらさんは幸せものだと思う。
大変だ、で投げ出されたり、子供に見捨てられたりしないぶん。
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前作より共感するとこが多かった。
そう、正に、問題のほとんどが「人の気持ちを想像できない」ことから来るんだよね。
なんで怒ってるのか、なんで傷ついてるのか、わからないから何度でも同じ失敗を繰り返す。
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父親になって子供も成長していくなかで問題を抱えていく、というか本人には問題ではなく周りが台風という旦那、アキラさんの状況を上手くマンガにまとめてくれています。
ツナさんの絵柄が好きです。
当事者の私から見たら、アキラさんの発想、普通だと思うし、逆に、「ああ~、非アスぺの人ってこんなこと感じてるんだ」と分かった次第。「普通の人」はなんでもないことで少しうるさいように感じるけれども世の中じゃそれが普通なんだなぁ
人によって性格いろいろあるように、アスぺにもコミュニケーションの障害という特性という幹はあるが、個性は人それぞれです。
旦那さんmixi好きなんだね(笑)
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第一弾の方が一般目線で
マンガやドラマとしてが面白いけど、
第二弾はレポートっぽい。
専門家のアドバイス通りに
支援を試していくが、
それが味気ない交流にみえて、
本人のためになる支援をすることで、
お互い個性を失っていく気がした。
専門的な支援のあり方が
分かったとしても、
葛藤や限界、割りきれないところが
あからさまになって
絶望や諦めなければ
いけない部分感じた。
ただ、こどもや周囲へ
フォローするためには
これで良かったのだと思う・・・。
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妻は夫と添い続ける努力をするも、別れてやり直す努力をするも、自分の選択で選べます。でも、子どもは親を選べないんだな。。。。
「なんかヘン?」なパパだけど、子どもたちはパパを好きだから、大変。親を嫌ったり憎んだりするのも大変だが、好きなパパに傷つけられることが残酷に思えます。
愛しているのに愛させてもらえない子どもと、愛しているのに傷つけてしまう親は、残念な組み合わせ。
ただ、子どもはいつまでも子どもじゃないから、いつかこのASパパ(アキラさん)に傷つけられない強さを獲得できるかもしれない。それが希望です。
しかしパパの方は、いつまでも親役割を果たすことはないでしょう。親役割を果たさない親を子どもたちが受容していく物語はまだ、緒についたばかりです。
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市立図書館から借りてきました。
アスペルガーの父の子育てって、こんな感じなのですね。
読んでいる分にはおもしろいですが、当事者だったら大変。