「戦国大名」失敗の研究【群雄割拠篇】
著者 瀧澤中
伊達政宗、長宗我部元親、今川義元、そして信長を裏切って滅亡した多くの有力大名……。日本各地で覇を唱えた“戦国の英雄”たちは、なぜ己の野望を打ち砕かれたのか? 領国の「経営...
「戦国大名」失敗の研究【群雄割拠篇】
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
伊達政宗、長宗我部元親、今川義元、そして信長を裏切って滅亡した多くの有力大名……。日本各地で覇を唱えた“戦国の英雄”たちは、なぜ己の野望を打ち砕かれたのか? 領国の「経営者」としては優れた手腕を発揮しつつも、一国の「指導者」としては成功できなかった“決定的差”は一体どこにあったのか? 本書は、気鋭の政治学者が「フランコ将軍」「大日本帝国」「第三次中東戦争」など、近現代史の類例と比較しつつ、天下に届かず一地方権力に終わった彼らの失敗の本質に迫る。「伊達政宗は本当に生まれてくるのが遅すぎたのか?」「戦略というよりも単なる『攻撃目標』」「空間と時間の政治力」「三番手以下が二番手と組む危険」「山本五十六と長宗我部元親の誤算」といった鋭い考察からは、現代を生きる我々にも共通する“局地政治力の限界”が浮かび上がってくる。時代の制約を動かす“偉大な指導者”の条件とは?
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
失敗談
2019/10/17 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊達政宗、長曾我部元親、織田信長、今川義元。
ざっと名前を並べても「失敗」のイメージからは距離がある。
今川義元は逆に失敗のイメージが強すぎるかもだけれど。
実際、伊達政宗の項は失敗というよりも、
政治家のタイプの違い、というくらいの印象だった。
長曾我部元親の項も、
その時トップの勢力が織田信長だったことの不幸が書かれているだけの印象。
織田信長はそもそもの存在がピーキー過ぎて、
日本ではたまにこういう性質のカリスマが生まれる(小泉元総理みたいな)
ことに対する戒めくらいの教訓。
今川義元の項のみ、強者であるときこそスキに注意せよ、
と教訓らしい教訓が得られる。