黄金の世界史
著者 増田義郎
フロイト曰く「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させる」と。エジプトの黄金の王墓、南米の黄金文明、中国の絢爛な王宮……。政治の覇者は必ず金を求めた。古代、大帝国時代...
黄金の世界史
01/30まで通常880円
税込 440 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
フロイト曰く「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させる」と。エジプトの黄金の王墓、南米の黄金文明、中国の絢爛な王宮……。政治の覇者は必ず金を求めた。古代、大帝国時代を経て、大航海時代の金銀の大流入で、西欧へと覇権が動く近代、産業資本主義の発展と金本位制が崩壊した現代まで、「金」という視座から見たもう1つの世界史を読む。
目次
- プロローグ 黄金文化の探求
- 第一章 古代の黄金
- 第二章 地中海世界とインド洋世界
- 第三章 世界貿易の拡大時代
- 第四章 地中海から大西洋へ
- 第五章 大西洋時代
- 第六章 近代の黄金
- エピローグ 現代の黄金
- 学術文庫版あとがき
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
黄金を媒体とした経済通史
2023/08/04 09:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
金銀を切り口とした世界経済通史である。従来このような話は欧米中心の学者が欧米中心の歴史を描いてきた。本書はその反動なのか中国の経済力を高く評価し、産業革命以前のヨーロッパ とりわけ西ヨーロッパの経済力を低く評価している。この事実を説明する具体的数値資料が紹介されていないのが残念である。歴史を通じて人々が何に価値を見出してきたのかが課題として提示される作品である。