死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)
著者 榎田ユウリ
平凡な会社員の高梨広(たかなしひろし)が乗る路線バスが、急停車した。幸い大事故には至らず怪我も軽い。だが余見透(よみとおる)と名乗る男が現れ、既に死んでいると言われてしま...
死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)
商品説明
平凡な会社員の高梨広(たかなしひろし)が乗る路線バスが、急停車した。幸い大事故には至らず怪我も軽い。だが余見透(よみとおる)と名乗る男が現れ、既に死んでいると言われてしまう。同乗していた他の人々――女子高生、定年退職した男性、イケメン僧侶も集められ、やはり死んでいると告げられる。余見は死神として、全員をあの世に送ると主張するが、高梨に対しては……。死神の冒したミスと、驚きの結末!
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感想
2017/01/08 13:09
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
バスに乗り合わせた人たちが事故にあい死んでしまうが、死んでいることに気が付かない。しかし、結局は死ぬ前にやりのこしたことをすべてやれるわけではなく、未練があるまま死んでいく。幸せに死ぬことは何なのかを考えさせられた。
間違えの意味
2016/09/10 00:43
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よんぱち - この投稿者のレビュー一覧を見る
死神の間違えって何?って思いながら読みつつ、各々の感情も理解しつつ、
最後の最後まで題名の意味が分からないっていうのが、楽しかった!!
いいね! を一杯押したい!
シリーズ2
2016/11/02 19:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作よりは、良かったかな?
高梨さんが、ゾンという名前にした経緯は、笑えました。
ラストの展開が、びっくりで、読み応えがありました。
色々な方向から刺さってくる
2022/12/26 05:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
死神シリーズのその2
ネタバレなしで読んで欲しいシリーズ
今作は色々な意味と色々な方向から色々と刺さる作品でした。
前作よりぐっさりと抉られた感じ
「死」は誰にとっても不可避で理不尽なことが多いものですが
「死んだことに気がつかない人」にも不可避で理不尽なんだなぁと
切なく痛いことしきりです。
高梨さんと天堂さんのやりとりがとても良くて
最後に「あああっ」ってなってしまった。
(語りたいけど、語ってはだめーって自分にブレーキ)
余談:
「必死」という言葉を「必ず死ぬ」と開くセンスが
この作品の色合いだなと思いました。
死ぬためのエネルギー
2021/07/30 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
生きたい、という願いが叶わず
絶望することが死なんですね。
そこに救いがあろうがなろうが、
お終いであることは変わらない。
それにしても、
天使を「最高位の死神」と位置づけたのが
私には斬新でした。
同じ絶望なら、
やっぱり天使に優しく手を引いてもらいたいなあ。
シリーズ2作目
2021/06/23 18:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
死神にとってクライアントがいい人であろうが悪い人であろうが関係ないのがいっそ潔い。
「僕らはいつだって、気がつくのが遅い」のだとしみじみ感じさせられた。
最期に明かされた事実に唖然、なるほどそう来たか…面白い。
これはBLなのか?
2017/07/17 10:30
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投稿者:panther - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか普通の小説を読んでるみたいでした。死神が何を間違えたのかもいまいち分からなかったし、終わり方も中途半端のように思う。もしかして続編でも出るんでしょうか?文章は面白かったです。