夜ごとの闇の奥底で(新潮文庫)
著者 小池真理子
誤って恋人の脚本家を射殺してしまった妹をかばうため、凶器の拳銃を捨てようと山梨方面に車を走らせていたフリーライター、世良祐介。ところが車を木にぶつけ立ち往生してしまった。...
夜ごとの闇の奥底で(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
誤って恋人の脚本家を射殺してしまった妹をかばうため、凶器の拳銃を捨てようと山梨方面に車を走らせていたフリーライター、世良祐介。ところが車を木にぶつけ立ち往生してしまった。偶然通りかかった亜美という若い女に助けられ、彼女のペンションに連れて行かれる……雪の降りしきる山奥のペンション、蠱惑的な女、サイコパセティックなその父親。やがて狂気が全てを……。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
闇の奥底で蠢く狂気。
2002/01/30 14:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誤って恋人を射殺してしまった妹をかばう為に、兇器の拳銃を捨てようと山梨の山中で車を走らせていた世良祐介は、事故を起こしてしまい、偶然そこへ通りかかった美女・亜美と出会う。彼女のペンションへ泊まることになった祐介だが、そこで待ち受けていたものは、恐るべき狂気であった……。異常心理を描いたサスペンス小説である。
物語が進むにつれて、登場人物たちの過去や生き方も明らかになってゆく。大きな進展の無いシーンでも、読者を惹き付けて読ませるのは、作者の巧みな観察力・描写力ゆえだろう。
消耗感が残った
2002/07/17 12:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小池真理子作品には珍しく男性が主人公。
私は小池真理子は絶対に女性主人公の名手だと思っている。
だからちょっと物足りなかった。
読んだ後の心地よさがなく、消耗した感じ、汗が変に渇いて
ベタベタした感じ、のどが渇いた感じ、そして嘘っぽい感じ。
もっと恋の話が読みたいという方には向かないです。