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暁の王女 名を持たぬ聖女と紫の王
エインズレイ王国の第二王女アイリーンが幼い頃に恋心を抱いた相手は、姉の婚約者ヴェンツェルだった。いつまでも捨てられなかった恋心は実ることもなく、ヴェンツェルは姉と結婚して...
暁の王女 名を持たぬ聖女と紫の王
暁の王女 名を持たぬ聖女と紫の王 (コバルト文庫)
商品説明
エインズレイ王国の第二王女アイリーンが幼い頃に恋心を抱いた相手は、姉の婚約者ヴェンツェルだった。いつまでも捨てられなかった恋心は実ることもなく、ヴェンツェルは姉と結婚してしまう。初恋に破れたアイリーンは、戦場で敵味方問わず治癒活動をする「名を持たぬ聖女団」の一員として活動を始めるが、どこかの兵士に捕まり、傷付き臥せったひとりの青年を癒やせと言われ――!?
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紙の本
前作カップルの娘の話
2016/12/30 21:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさかの第二世代編。嬉しいです。
前作のカップルの第2王女なのに、何故か王籍から抜けてティアナの養女になっているアイリーン。
聖女として国境のない医師団的な治癒活動を始めますが、戦場の悲惨さに一人また一人と脱落者続出。
途方に暮れる彼女は更なる困難に巻き込まれ、紫の民の長であるシオンと出会います。
常に族長であろうとする頑固なシオンと己の立場の不安定さに右往左往するアイリーンの恋物語です。
この作品の中では前作のカップル達のその後が垣間見えます。
特にルクレツィアははっきり言ってメルヴィンを尻に引いています(笑)
それでもメルヴィンが彼女にメロメロなのが明白なのでとても微笑ましいですね。
ティアナの養女になった過程は少し切ないですが、その結果、皆が幸せに暮らせたので良かったです。
アイリーンは2人の母の芯の強さを受け継いでいるので、開き直ると突き進みます。
だからこそ頑ななシオンの心を動かせたのかも。
ちなみにティアナの護身術もアイリーンへと引き継がれ、要所でヒロインにあるまじき技を披露します。
出来ればイラストでもその場面が見たかったです(笑)
あと、表紙のイラストがとても綺麗です。大きく引き伸ばして飾りたいと思いました。