読割 50
電子書籍
私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?
著者 森博嗣
脱走したウォーカロンたちが潜んでいるというアフリカにあるコミューンへやって来たハギリたち。彼らはそこで、新しい生命のあり方を体験する。
私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?
私たちは生きているのか? (講談社タイガ Wシリーズ)
目次
- プロローグ
- 第1章 生きているもの Living things
- 第2章 生きている卵 Living spawn
- 第3章 生きている希望 Living hope
- 第4章 生きている神 Living God
- エピローグ
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紙の本
これぞ森小説
2018/05/28 07:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ずんのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハギリ博士シリーズの第5弾。内容は完全にSF小説のそれですが、ミステリーの要素や現代社会・科学の進歩に一石を投じるような視点、著者の思い・考えが垣間見え、単なるSF小説に収まらない内容になっています。
小説として読むと一日足らずでサッと読めてしまいますが、将来こんな社会がやってくるかもしれないと思いながら読むと、また一味違う読後感になると思います。
紙の本
時に本を閉じて
2017/03/30 01:29
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっぱ焼きそばにします - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年の森作品は作者の志向する通り、読み心地も物量も非常にライトなものばかりですが、このシリーズにおいてはそれが特に顕著です。本書も例外ではなく、習慣的に本を読む方なら半日とかからず読み終わってしまうでしょう。
しかし、そのようにして読んでしまうには本シリーズ(というか森作品)はあまりに勿体無い。パッケージはライトでもその中身はとんでもなくヘヴィ、というか深淵というか、目眩を感じるほどの奥行きをもった作品なのです。ですので、意識的にゆっくりと、丁寧に読むことをお勧めいたします。登場人物達のエッジィな発言や思考の展開が描かれれば一度本を閉じ、自分も議論に加わるように意見や反論を練ってみてはいかがでしょうか。実際にそのように読んでみて感じるのは作者の思考の階段の何と精緻なことか、という感嘆です。私にはこのシリーズがフィクションではなく、まるで未来の予言書のように感じられます。それはまさしく、この作品が第1級のSFであることの証左であると思います。
電子書籍
おもしろかった!
2018/11/30 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズが進んで、ものすごくおもしろくなってきました。世界観もそうなのですが、主人公と脇役たちの会話の変化や個性がとてもおもしろくてたまりません。続きがものすごく楽しみです!
電子書籍
ニヤリ
2017/02/24 19:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mancha18 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エピローグの会話が、何て言うか…自然と顔がニヤけてしまう。
こういった感覚を味わいたくて、森博嗣の作品を読んでいると言っても過言ではない…かもね。