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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2017/03/03
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-211101-7

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電子書籍

白い牙(新潮文庫)

著者 ジャック・ロンドン , 白石佑光/訳

自分以外のすべてに、彼は激しく牙をむいた。強さ、狡猾さ、無情さ……彼は生き延びるため、本能の声に従い、野性の血を研ぎ澄ましてゆく。自分の奥底にいまはまだ眠る四分の一のイヌ...

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白い牙(新潮文庫)

税込 649 5pt

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商品説明

自分以外のすべてに、彼は激しく牙をむいた。強さ、狡猾さ、無情さ……彼は生き延びるため、本能の声に従い、野性の血を研ぎ澄ましてゆく。自分の奥底にいまはまだ眠る四分の一のイヌの血に気づかぬままに――ホワイト・ファング(白い牙)と呼ばれた一頭の孤独な灰色オオカミの数奇な生涯を、ゴールドラッシュ時代の北の原野を舞台に感動的に描きあげた、動物文学の世界的傑作。

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

人間関係や社会がどうであるかを深めたくて小説を読むのに、その限界に「倦む」ことがある。そんなとき、本能や自然の猛々しさを表現したこの動物小説を。

2002/11/25 14:32

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本には、ジャック・ロンドン研究会なるものがある。その会長自らが執筆した『地球的作家ジャック・ロンドンを読み解く』という力の入った研究書も、昨年発刊されたばかりである。しかし、波乱万丈の人生を生き、『野生の呼び声』という小説で成功して以来、生涯に40巻以上もの著作を残して自死したというこの作家は、すでに忘れられつつある存在なのではなかろうか。
 とはいえ、私自身も彼について現在までほとんど知るところがなかった。もう30年以上もの昔公開となった『野生の呼び声』をスクリーンで観て、原作者であるジャック・ロンドンという名だけを刻みつけた。同書は最近、児童書の出版社から挿画入りの体裁で新たに発行されたようなので、本書に続き、ぜひ読んでみたいと思っている。

 ホワイト・ファング(白い牙)は、4分の1だけイヌの血を引いて北米の原野に生まれた灰色オオカミの子である。物語は、ホワイト・ファングを生んだ母の命がけの狩猟から始まる。そこに居合わせた旅するふたりの人間の動揺から、読み手は舞台として与えられた土地の厳しさと激しさを一気にけどり、体に霜がつく厳寒の荒野のまっただなかに放り出される。「もはや身を預けるしかない」というような書き出しである。
 母オオカミと父オオカミが出会う。それから、ホワイト・ファングときょうだいたちが誕生し、彼が生まれた場所から広い世界の入り口へと歩を歩め、さらに孤独となる境涯までは、自然の掟として静かに語られている。
 私たちの暮らす文明社会に比して、それは何と揺ぎのない脈々と続いていく定めなのであろうか。常なる「飢え」がそこにはある。自分で行動しなければ生き永らえてはいけないルールの存在が、こちら側で割と楽に生きている人間の現在を問うように響いてくる。

 やがてホワイト・ファングは「こちら側」の領域と接触していくことになる。「飢え」をきっかけとした人間世界への接近は、強く、ずるく、非情であった激しい野生の血に、徐々に異質な性格をもたらしていく。その相克や葛藤がまたひとつの読み応えだ。
 具体的にどのような展開になっていくか記さないが、ホワイト・ファングの変化に伴って、物語の方も、荒削りな印象のところから、古風なヒューマニズムのドラマへと転化していく感じがあって興味深い。

 そんな流れのなかで、私が一番圧倒されたのは、時間の捉え方である。ここでは、人間社会を描く小説に普通書かれるような時の流れとは違うものが描かれている。つまり、人間社会であるならば、それは四季や歳月の移り変わりとして書かれるであろう。それが、たとえば「飢饉」という章では、ホワイト・ファングが人間に襲ってきた「飢え」を感覚として捉え、過ぎ去ったことをまた感覚の象徴的なこととして捉えるという表現がされている。動物にとっての時の流れに寄って書かれている新鮮さがあると思った。

 私は最近、米国の原野を描いたもので、ふたつの優れた小説に出会った。ひとつはフォークナーの短篇集『熊 他三篇』であり、いまひとつはS・キング『トム・ゴードンに恋した少女』である。どちらの作家もおそらく若き日に、ジャック・ロンドンを読んだことだろう。原野や森を生々しく描くことがどのような思想につながっていくか、敢えてここでは述べないが、人間が仕切る世界とは別の世界が厳然としてあることを知るのに良い1冊だということだけ、最後に付け加えておきたい。

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電子書籍

強く生きるということ

2019/09/08 20:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Angelo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホワイトファングの置かれている状況が眼に浮かぶような素晴らしい文章です。
狼の事を書かれているようで、不遇な環境に置かれた人間に置き換えて読むこともできる。
辛い人生を強いられている若い人にこそ是非読んでほしい。

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紙の本

動物文学の傑作の再販です

2007/05/12 16:40

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かっこいい、狼の装丁で、新刊本かと、思っていたら、(←文学の知識なくてすいません)
動物文学の名作の再販本です。

 北米大陸を生きた、狼と犬とのクォーター
(1/4犬の血が入っています。お母さんが、犬と狼とのハーフです)
”白い牙”のお話しです。
 上述した犬と狼とのハーフである、白い牙のお母さんの
前日譚みたいな意味合いもある、冒頭のエピソードが、凄い迫力で
文学と言うより、まるで、冒険小説です。
 犬橇のチームが、狼に追跡され、襲われる話なのですが、
橇ひきの犬が、一匹一匹襲われ、人間側も銃の弾が少なく殆ど対抗できません。
 で、間一髪のところ、、、という
この冒頭のツカミは、本当に凄い!!。
 (この犬橇のさらわれた、犬が、白い牙のお母さんを生む原因というわけです)
 白い牙は、最初狼として生き、狼の社会で育てられるのですが、
その後、ネイティブ・インディアンに飼われ、
あまりよくない白人に闘犬として、飼われ、次は、
いい主人とめぐり合い、西海岸まで行きます。
 白い牙が、どんなことを考えているか、綿密に書かれていて、
あまり入り込みすぎて、こんな風に、動物は、果たして考えているのだろうか、
と、思わなかったことは、ないけれど、
犬って低学年の小学生ぐらいの認識力はあるっていうし、
 ひょっとしたら、これぐらい、考えているかもしれない、と思ったり、心は、揺れ動きながら、読みました。
というのも、これ、狼の話とはいえ、一種の力だけが支配するピカレスク・ロマンものなわけで
 正に、暴力が支配する世界でのなりあがり物語、冒険・サバイブ物語なのです。
闘犬として、闘わせられるところなど、奴隷制のローマ時代の剣闘士みたいな感じです。
 過酷な、自然描写、狼、犬社会描写といい、正にタフさが問われる骨太の動物文学で全体のイメージは同じ動物文学でもシートン動物記とは、またちょっと違う感じです。
実は、シートン動物記も、小学生の時読んだきりで、
大人になってから、ちゃんと読み直さないといけないと思いました。

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紙の本

貧困から這い上がった薄幸の作家による動物文学の古典

2021/10/31 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

のっけから、雪原を行く旅人二人と
それを追跡する狼の群れとのやりとりの
描写にぐいぐい引き込まれます。

狼をよっぽど間近で、しかも長時間、
観察していないと、とても書けそうにない
場面が、作品のここかしこに見られます。

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紙の本

単純な動物ものといった読み方は残念

2001/10/27 21:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ホワイト・ファング』の方が通りがいい狼ものの一作。確かに一読すると動物&自然ものと読めるかもしれないが、同じ作者の『鉄の踵』を読んでからこの本を手にとれば、その感想は一変する。
 ジャック・ロンドンの作品は、動物ものとプロレタリアものに分けたりされるけど、自然の厳しさのなかでその動物が生き残っていくか、社会の厳しさのなかで人が生き残っていくか設定が違っているだけ。その生き残りの描写は、どちらも見事としかいいようがない。初出

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紙の本

人と生きた狼の生涯。

2001/05/18 21:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

 広大な北の大地で生まれ、やがて人と共に生きることになるオオカミの一生を描いた文学作品です。動物同士の厳しい掟、自然の残酷さの中で生活する生き物たちの描写が鮮やかでした。そして、後に「白い牙」(ホワイト・ファング)と呼ばれるようになる、4分の1だけ犬の血を引くこのオオカミが、人間に従って生きることを選び、最後に出会った主人との交流によって変化していく様子がとても感動的でした。
 それまで生きてきた環境のせいで抱いた本来なら仲間であるはずの犬への敵対心、笑っていてもいつどんな攻撃を仕掛けてくるかわからない人間への不審。人を自分より高位の存在と認識しつつも消えることのないその頑なな孤独を、主人であるスコットは辛抱強く溶かしていきます。オオカミはやがて痛ましいまでのぎこちなさではじめて好きになった人間への愛情表現の方法を発見し、その忠誠を捧げます。オオカミはご主人のことが大好きで大好きで、そのかたわらについてまわる様子はこれ以上ないほど幸せそうでした。厳しい自然の中でも、同属である犬たちの輪からはじき出されても、常に力強く生きてきたホワイト・ファングが、初めて与えられた愛情によってあまりにも幸せそうなので、逆にそれまで気づかなかった痛いほどの孤独を感じさせられてちょっと切なかったです。

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