電子書籍
タタールで一番辛い料理
著者 斉藤正幸 , アリーナ・ブロンスキー
タタール人のロザリンダはまだ「おばあちゃん」になるような年じゃない。けれども娘・スルフィアは非合法の中絶手術に失敗し、孫・アミナートが産まれてしまう。とたんに巻き起こる恋...
タタールで一番辛い料理
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
タタールで一番辛い料理
商品説明
タタール人のロザリンダはまだ「おばあちゃん」になるような年じゃない。けれども娘・スルフィアは非合法の中絶手術に失敗し、孫・アミナートが産まれてしまう。とたんに巻き起こる恋の争い、家族に降りかかる悲喜劇――。富と幸福を求めて、ロザリンダは家族を約束の地ドイツに導くべく策をめぐらす。移民、人種問題、そして人間そのものへの深い洞察が光る、女たちの物語。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
忘れ難い小説
2021/09/14 23:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GZ - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳のせいなのか、元々の文章のせいなのか、とても読みにくいが、なかなか波瀾万丈で面白かった。
主人公ロザリンダの一人称で書かれていく。彼女にみんな振り回されるが、周りの人たちの目線では書かれていないので、全てロザリンダの思ったことしかわからない。だが、初めはバカでノロマだと思われた娘のスルフィアは実は優しくてとても穏やかな人だったのではないか?反抗的で我が強いと思われたアミナートは実はとても傷ついていたのではないか?
いろんなことが起こりすぎてとてもまとめられないが、ドイツではベストセラーになったらしい。
結局何が言いたかったのかよくわからない話だが、とても記憶に残る作品だと思う。ロザリンダの人生に拍手を送りたい。