電子書籍
世界へ
2022/04/03 15:06
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もっと三人で演奏する姿を見たかったけど、みんなそれぞれの道に進むことを選んだのですね。でも、雪祈はやっぱりかわいそうだったな。
紙の本
まさかの展開に泣ける
2017/11/21 11:47
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投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪祈ー!嘘でしょー!あまりの急展開に泣けた…。
でも、JASSのひとつやりきって次に行く姿はかっこよかったし、いいラストだった。
このマンガ読むと、ムダに河原とか走りたくなる笑
さぁ、私もやるぞ!と気合が入る。
紙の本
熱いメッセージ
2017/05/25 17:47
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投稿者:まつしげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一部の完結編。ジャズの熱いメッセージを、コミックで再現した稀有の試み。ラテン文学の傑作、「動く男」(コルタサル)に匹敵する快挙!
電子書籍
すでに続編が気になってます。
2017/04/09 21:58
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投稿者:izu - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか、と思うところもありましたが、全員が良い方向へ向かったかなと安堵。
ブルージャイアント シュプリームという続編が気になってます。
電子書籍
心とか魂が揺さぶられる思い
2023/12/24 12:39
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで何度と泣かされてきた本作ですが、今までとはまた別の涙が出てきます。
鳩尾に重いものがドスンときて、ぐぅ...ッと、言葉が出なくなります。
そういえば、バーナムの時も似たようなことを感じたのを思い出しました。
バーナムの時も、老衰とかじゃなくあえて放し飼いの末の交通事故死というなんとも居た堪れない結末を選択するあたり、この作者さんはなかなかにエグい選択をする人だなと思ったのでした。
でも大が、やってるのはジャズだから。ジャズだからこういう人の心にズンとくるのを入れてくるんだろうなというのも解る気がします。
雪祈が以前作中で言ってた童貞かそうじゃないかは致命的でしょというなんとはないシーンも頭をよぎります。
紙の本
第一部の完結
2022/10/08 14:20
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投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
3人のトリオ演奏シーンが熱いです。
そこからの突如見舞われた悲劇。
主人公が海外へ行く際、ピアニストの相棒へ電話を掛けるシーンは必見です。
電子書籍
折れずに立ち向かう
2022/03/08 18:06
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投稿者:路傍の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪祈の全身全霊の演奏シーンは圧巻。一方その後に起きるこの世の理不尽さを象徴した様な出来事は目を覆いたくなるものだったがそれでも折れずに前進する大と雪祈と玉田に拍手喝采を送りたい。
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衝撃の最終巻
2021/12/27 16:01
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れのジャズスタジオ「So Blue」でのデビュー目前で、まさかの事態が発生。大はやり切った。ユキノリは。。。
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もっとJASSを見たかった
2017/08/27 00:48
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投稿者:tk - この投稿者のレビュー一覧を見る
賛否の有る結末とは思います。今までから想像出来ない急展開で驚きました。個人的に3人のJASSをもっと見たかったです。
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朝を返せ!
仕事が終わって今日は目黒に行くからちょっとだけ寝て、
14時着を目指そう!
と、
思ってたんですよ。
ほぼ日課になってる本屋さんに行き、
「BLUE GIANT」出てるじゃん!
つか、
「恋は雨上がりのように」もあるじゃん!
つか、
「BLUE GIANT SUPREME」ってなんだ?
スピンオフか?
買っとけって買って「松乃屋」で朝定がくるまではてなブックマークで、
二郎とか有吉さんのこと知ってネタになるな!
と、
思いながら喰い終わり、ごきげん!
一休みなうなときに「BLUE GIANT」を読んで衝撃!
76話まで読んで松乃屋をでて速攻で家に帰り続きを読んだ。
「BLUE GIANT SUPREME」も読んだ。
「恋は雨上がりのように」も読んだ。
寝た。
起きた。
寄生虫館に行った。
二郎に行った。
池袋のジュンク堂にも行った。
帰ってきて寝て今。
衝撃が収まらない。。。
勝手にわしづかむな!
JASSの「宮本大」と「玉田俊二」が見守る中、
夢だった「So Blue」でピアノを弾く「沢辺雪祈」が、
内臓をひっくり返すような、
ソーブルーで最初で最後になるかもしれないソロを奏でる!
ただただ、
平さんの「ブルッ」ったその1コマだけで「雪祈」の奏でた音楽の凄さは伝わってきたよ。
フレッドの、
平さんの、
それらの言葉よりもその1コマがすべてだった。
CD化の波もある、
つか、
そんな「雪祈」が本にも載った、
「玉田俊二」が本気になるのもわかる。
波は来ていると実感できたはずだ!
「雪祈」ではなく「JASS」がどうやらSoBlueの舞台に立てそうなんだ!
来てるよ「JASS」にチャンスが来てるんじゃないか!
そう、
酔っ払い運転のトラックが「雪祈」の元へ来ちゃったよ。。。
交通事故!?
右腕がぶっ壊れた。。。
つか、
SoBlueでの1デイライブは?
えっ。。。
「宮本大」と「玉田俊二」のテナーサックスとドラムだけでやるの?
一時代を築けそうだった「JASS」もぶっ壊れちゃうんじゃないか?
ごめんねアキコさん。
ごめんね平さん。
ごめんね雪祈。
辛い時ほど胸を張れ!
ライブ後、
「JASS」は病院で解散することが決まった。
平気なわけない。
酒も煽っちゃうわな。
兄貴に迷惑かけちゃうよね「宮本大」
仙台をでて、
東京をでて、
宮本大は世界に羽ばたくことにした。
師匠に、
どこが良いかを尋ねて、
アメリカは最後に行きたいからって、
そう、
カティアの居る国に行くのですか。
捨てたわけじゃないけど、
捨てれる者だけが得られるんですよね。
離れるから引き寄せられるんですかね。
よく言うやつですよね。
頑張ってる人に頑張れって言う意味な。
でも、
頑張れって言って送り出したいんですもん!
良いでしょう頑張れ「宮本大」で!
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201703/うわああああああ(号泣嗚咽)!毎回楽しんだし素晴らしい作品なんだけど、あえて、あえての☆1個…。この展開はずるいしひどい。そりゃ最初から他の登場人物達は大の肥やし・踏み台的な位置づけはあったけど、それにしてもあんまりだ!描く側も覚悟の上だったとは思うけど…。ひどいし、海外編を始めるからなのかとってつけたような急展開で泣かせにかかった手法にもガッカリ。
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幼い頃から自分と共にあったもの。それは、漠然とした想いから夢へと広がっていった。
長い月日を経て、確かな芯として自分の中に培われていったものは、今、多くの軛から解き放たれる翼となる。
しかし、運命とは余りにも気まぐれ過ぎる。
何を信じ、これから何処へ向かえば良いのか、確かなものは無い。
でも、3人が出会えたことは、本当に奇蹟だったのだと思う。
同じ時代、同じ時間。無心の中から産み出される、音の数々は、いつまでも色褪せず、記憶の中に留まり続ける。
願わくば、彼らの行く末が、同じ地平の上にあり続けて欲しい
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ブルージャイアントは音が聴こえる漫画だ。
そんなものがあるわけない、と思ったとしたら、ぜひ読んでほしい。コマ割り、表情、背景、さまざまな部分で、「漫画で音を表現する」工夫が凝らされているのだ。
ストーリーも、ガーッとあげるライブシーンと、しっとり泣かせる日常のシーンの静と動が、作品全体としての抑揚を生んでいて、読み手を飽きさせない。ひとつの音の背景に、とほうもない努力や、人との出会いや、別れや、情熱や挫折がある…ということを、ストーリーの静の部分つまり日常を丁寧に描いた部分で読者は知っているから、ライブでの動のシーンが際立つ。これはもう、鳥肌もんのカタルシスですよ。
加えて、僕がなにより素晴らしいとおもうのは、ほんとうに「人間」を丁寧に描いていること。漫画にしても映画にしても、「いや〜そのひと、それ言わないよなぁ」とか「しないよなぁ」という場面が出てくると、とたんに冷めてしまうことってあると思う。作り手の描きたいストーリーに、登場人物かふりまわされてしまうというか。
ブルージャイアントの場合は逆で、まずある人格を持った登場人物がいて、また他の人格を持った登場人物がいて、異なる人格を持つ人間同士が出会うことによってなにかが起こる。つまりストーリー→人物ではなく、人物→ストーリーというか、「こういう人間とこういう人間がであったら、こうなる」というふうに、人物ベースでストーリーが進まされている。だから、「こいつはこういうことあったら、こうするわ!」という軸がブレない。なんか、ジャズにおけるセッションみたいだ。あいつとあいつが一緒になって、唯一無二のストーリー=音楽が生まれる。その意味でも、ジャズのソウルを漫画に落とし込んだらこうなる、っていう象徴的な漫画なのだ。
しかも、みんないいヤツなんだよなぁ。最初はいけ好かないヤツだった雪祈も、クライマックスには大好きになってる。大も、雪祈も、玉田も、超かっこいいんだ。ひとつのことに、人生の一瞬一瞬を賭けていく、人生を全力で生きている人間への作者のリスペクトをビンビン感じる。おれもこんなふうに生きたい…なんて思える、墓場まで持っていきたい作品である。
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うーん、最後はそう来ますか。安易に流れた感ありやなぁ、ちょっと残念です。
でも才能の残酷な差をあからさまに描いとりますなぁ、このマンガ。そう、最善を尽くしても実現する可能性はかなり低いんですわ、現実は。でも皆それを受け止められるのは、結局自分が最善を尽くしたか?というところに帰ってくる。うーん、良いマンガです。
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たくさんの涙が流れる最終巻。
主人公・大は目指してきた舞台に立ち、さらに別れと旅立ちの時を迎える。
予想された展開と、予想外のドラマがあり、
思わず鳥肌が立つようなページもたくさんある。
聞く人の想像を越える、越えようとするのがジャズであるなら、
この漫画はまさにジャズ漫画。
常に、読者に勝負を挑むようなテンションに満ちている。
それは最終巻でも変わらない。
主人公は安易な感傷には足を取られずに、
ドライすぎると感じるほどに前進を続ける。
それは作者も同じだ。
サイドストーリーだって、豊かに描ける実力のある作者なのだけど、
そこには決して逃げない。
挑戦と実験をやめたら、ジャズじゃなくなる。
ジャズを描いた漫画ではなく、
ジャズであろうとしている漫画、の第1部が終わる。
と、同時に海外編の第1巻も同時発売。とことん攻めている。編集サイドも。
その野心と才能と純粋さで、どこまでも行けや。
主人公と作者にそうエールを送りたくなる最終巻だ。