- 販売開始日: 2017/05/05
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-367109-1
署名はカリガリ―大正時代の映画と前衛主義―
著者 四方田犬彦
みずから進んで映画評を執筆した谷崎潤一郎。日本最初の表現派映画を試みた大泉黒石と溝口健二。新感覚派の小説家たちの協力を得て、前代未聞の前衛映画『狂つた一頁』を製作した衣笠...
署名はカリガリ―大正時代の映画と前衛主義―
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商品説明
みずから進んで映画評を執筆した谷崎潤一郎。日本最初の表現派映画を試みた大泉黒石と溝口健二。新感覚派の小説家たちの協力を得て、前代未聞の前衛映画『狂つた一頁』を製作した衣笠貞之助――精神病院を舞台に、狂人の妄想をグロテスクに描き出した『カリガリ博士』が日本の芸術家たちに与えた衝撃を精緻にたどる評論集。
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四方田節
2025/05/30 15:49
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画『カリガリ博士』をはじめとするドイツ表現主義が大正時代の日本の文化にいかに影響を与えたのかを、谷崎潤一郎、大泉黒石と溝口健二、衣笠貞之助を通して論じていく。四方田節というか、よくいえばスケールが大きい、悪くいえば話を広げ過ぎて散漫なともできるが、このあたりに関心がある人は目を通しておくべきものだろう。