悪魔を憐れむ歌 1巻
著者 梶本レイカ
北海道警の刑事・阿久津亮平は8年前に起こった「箱折連続殺人事件」を追っていた。周囲の呆れ顔をよそに熱心に捜査をする中、知り合ったのが咽喉科医・四鐘彰久。静かな佇まいの有能...
悪魔を憐れむ歌 1巻
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商品説明
北海道警の刑事・阿久津亮平は8年前に起こった「箱折連続殺人事件」を追っていた。周囲の呆れ顔をよそに熱心に捜査をする中、知り合ったのが咽喉科医・四鐘彰久。静かな佇まいの有能な医師で、協力を約束してくれた。一方、道警内部の軋轢に苦悩する阿久津…そして、実は四鐘こそ「箱折犯」その人だった――!! 血と暴力と追憶に彩られた黙示録クライムスサスペンス、ここに開幕!!
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怖いわグロいわエロいわ。。。
2017/05/20 01:25
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
BL漫画『高3限定』で注目した漫画家さん。読み進めるのが辛いわ怖いわ、すごい才能、とうぜん人気漫画家さんだと思っていたが、一度は漫画をやめようとしていたらしく。
今さらですが応援したくレビューに挑戦。悲惨な猟奇事件を追う刑事と追われる犯人の物語。まだまだ序章、一般誌だからBL要素は少ないんじゃないかな、と予想していますが、阿久津と四鐘に『高3限定』のオノとイケダ、『コオリオニ』の鬼戸と八敷が重なる。
つらい、怖い、グロい、エロい、・・・けれど弱者やマイノリティへのまなざしが優しい漫画家さんです。
ねばりつくような腐臭。だけど嫌悪感はない。
2017/12/14 00:04
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきり言って、私は血みどろの暗殺劇のような漫画は嫌いだ。そんな私が、この漫画の猟奇的なシーンに嫌悪感を抱かないのは何故なのか。独特的な闇を持つ人間はどうあがいても普通の人間と同じように生きることは出来ない。殺人という行為が、他人と感情を交える唯一の方法なのかもしれない。無論、倫理上正しいことではないのはわかっているが、自分では止めることが出来ない。そのような感覚を持った人間の中に無自覚に存在する孤独と悲哀のようなものが、この漫画からどろりと染み出しているように思う。今作のシリアルキラーにおける殺人の美学の根源は何なのか。単なる快楽殺人かそれとも復讐劇か。事件を追う刑事に近づいた理由は?まだまだ謎の多いこの作品の今後の展開を期待してやまない。