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仕出し弁当屋のピンチ
2021/06/29 20:53
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「料理には『食べておいしい』とは別の価値が存在しているのだ」
毎日当たり前に食べている食事の裏には普段気づかないけれど色々な意味や思いが隠されているのだろう。
誰のために料理をするのか。何を思って料理をするのか。
花柚が仕出し弁当屋さんを始めたきっかけを考えると彼女の人生において料理はとても大事なファクターだったと思う。そのきっかけにもなった元婚約者との復縁で仕出し弁当屋さんを続けることが難しくなった。
主人公にとっても特別な存在になった仕出し弁当屋さんの存続はいったいどうなるのか、次巻が楽しみだ。
紙の本
ライトなんだけど
2021/02/07 11:08
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライトノベル的な雰囲気ではあるものの、
極端な描写はあまりなく、普通に読める感じ。
何気に京都の雰囲気も良く出てます。
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毎回、花柚さんの作るお弁当が美味しそうで美味しそうで。
季節を表す言葉もまた良い。
料理をするという意味を、改めて教わった気がした。
本当に子供の頃は、食事が出てくる過程に無頓着で横柄だったなーと反省。
ちどり亭はどうなっていくんだろう。
まだまだ続いて欲しいのだけどな。
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花柚さんと総一郎さんが結婚することができてよかった!
幸せになって欲しいです。
でもそうなるとちどり亭は続けられなくなる・・・。
ちどり亭、なくなって欲しくないなぁ。
そして、私自身が最近料理教室に通い始めてつたないながらも自分でつくってわかりました。
料理って難しいけれどきちんと丁寧に作ればちゃんと美味しいって。
花柚さんは丁寧に相手を想いながら作るからいつも美味しそうなんですね。
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【京都のお弁当屋を舞台にした人情ドラマ。 続編でも相変わらず、美味しい料理ばかり!】
いつも元気な店主・花柚が、小学生のとき以来だという風邪をひいて、寝込んでしまう。急きょピンチヒッターを頼むことになり、彼女が声をかけたのは、西陣で人気店を営んでいる松園というおじいさん。幼い頃から花柚を知っているという彼もまた、ひときわ美味しい料理を生み出す、個性的な人だった――。
「人間は、何かを生産せなならん。料理でも、日記でも、畑仕事でもええ。消費だけしとるもんは、いつまでもたっても不安で落ち着かん」
待望の第2巻も、絶品!!
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シリーズ2冊目も面白かったです。
1冊目でくっついた花柚さんと永谷氏ですが易々と結婚とはいかず…やきもきしてしまいますが、花柚さんも永谷氏も可愛いです。永谷氏も浮かれてるんじゃないか。
そして2冊目にして、ちどり亭が存続の危機に。早い。でも彗が料理の道に進むと決心したので応援します。
そしてわたしも何かを日々生産していきたいなと思いました。厳しくも優しい言葉でした。
ブロッコリーのゆで方は参考になりました。調理方法が文中にちょこちょこあるのも嬉しいです。
続きも楽しみです。
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1巻の優しい雰囲気がとても好きだったので続きも買ってみた。
私は茗荷が嫌いなのに、作品に出てくる茗荷の甘酢漬けの味や見た目がとても気になった。花柚さんが作ったものなら美味しく食べられそう。
また続きが出たら絶対に読む。
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花柚さんと永谷氏の道のりはなかなか険しい。
・「おむすび」は縁を結ぶもの。
・親はいつまでも子供を守りたいものだが、いつかは別の道を歩むことになる。
ちどり亭の行く末を思い、花柚さんを見守り、自分の未来を見つめ始めた彗太は、酔っ払って道で寝ていて、花柚さんのレクサスに轢かれそうになった子とは思えないほど成長しました。(過去の恥ずかしい失態を書いてやる!(笑))
彗太が蒔岡父娘とその婚約者に振舞った、「ありあわせで作ったご飯」を書き留めておきます。
緊張した空気を和ませました。
『焼きおむすびに刻んだ茗荷とねぎと大葉をのせた、だし茶漬け。厚揚げと茄子の照り焼き。たたききゅうりを生姜と醤油、ごま油で和えたもの』
二十四節気七十二候カレンダーを買ってみようかな、と思います。
6.乃東枯(なつかれくさ かるる)、鮎ごはんと字の無い手紙
・花柚さんは、昔、藤沢先生のアシスタントをしていた松園さんに彗太を引き合わせる。
7.菖蒲華(あやめ はなさく)、胡麻豆腐と晦日の水無月
・遠くへ行ってしまう古い友人にふるまう懐石弁当は「京都らしさ」にこだわる。「ここでしか食べられない」一番おいしい思い出を贈るため。
8.温風至(あつかぜ いたる)、甘酢茗荷と乞巧奠(きっこうでん)
・花柚さんと永谷氏が喧嘩?
・糖質制限より大事なこと
9.大雨時行(たいう ときどきにふる)、塩むすびと氷の響き
・花柚さんは、人のことになると気が回る。もどかしいことに。
10.天地始粛(てんちはじめてさむし)、生姜焼きと最初のお弁当
・自分の未来を自分で切り開こうとする花柚さんに、譲歩の条件という形で課題を出すお父さん。
あの時も、今も。
大事に囲みつつも、出口は用意してあるのは、本当の親心。
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シリーズ2作品目。
前作に引き続き、相手のことを想って作る料理はどれも美味しそう♪
花柚さんの手ほどきもやっぱりうん、うん♪と勉強しつつ楽しめました^^
二十四節気七十二候が折々出てきてとても興味津々!カレンダーとか購入してみようかな、って本気で考え始めてます^^
食材の美味しい季節、時期をふまえて料理をするって本当に素敵だなぁ。。
作り置きも増えたりして昔よりは丁寧に作れるようになった私のお弁当作りだけど、、
もっともっと丁寧に、もっともっと美味しく楽しく作りたいって思える本です^^
今後のちどり亭の行方、彗太の将来。色々気になり始めた展開です。
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前作よりも登場人物達の魅力が増して、より面白く読めました。これはとても良い傾向だと思います。
花柚さんと永谷さんの将来に、「ちどり亭の今後」という問題が重くのしかかるのですが、ちどり亭を通して皆が明るくなっていくのを見るにつけ、何とか残してほしいものです。
彗太が、“花柚さんは本当に、人のことになると気が回る。自分のことは全然なのに”と言っていたのが、まさにその通りで、そしてそんな花柚さんが私は好きなんだなぁ。
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京都は姉小路通沿いにこぢんまりと建つ仕出し弁当屋「ちどり亭」。花柚が風邪で寝込んでしまい、店に手伝いが来ることになるのだが……。付き合いはじめた花柚と永谷の関係も、どうも一筋縄にはいかないようで。
シリーズ2作目。
このシリーズは好きなので、借りずに買いました♪
花柚さんと総一郎さんが結婚!
それはとてもおめでたいことだけど…自分の家と、婚家となる永谷家のこと、さらにちどり亭のことも…となると両立は不可能?「ちどり亭」を辞めなくてはならない!?
という問題も出てきて、、
これは次巻(来月発売!)に持ち越しかな。
彗太と菜月も付き合い始めた。
美津彦さんが家庭料理の「まつぞの」で住み込みで働きに!
七夕の短冊に「不労所得」と書いていた、あの美津彦さんが!笑
今回も面白かったな~。
お弁当の良さを再確認した。
2021.3再読
料理の奥深いところまで知れるのがいい。
茶懐石や縁起物、京都ならではの風習や、山登りサークルでのハイク飯とか。
山で食べるホットサンドおいしいだろうな~。
彗太と菜月が付き合いはじめてにんまり。
息子もこんな風に育って欲しい!と思うくらい、彗太はよくできた大学生です。
花柚さんと永谷氏は結納と結婚式の日取りが決まるけど、両家のもろもろのこととお店との両立が難しく。お店を畳まなければ…でも畳みたくないという状況に。
これからのちどり亭はどうなるのか!?
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シリーズ2
花柚さんの結婚話も進み
慧の進路も少しすつ決まっていく
総一郎と結婚するのであれば、店は畳まなくてはいけない、どうなるのか、花柚の父がお店へとやってくる
ダイエットに夢中の野々花の登場で菜月と慧はめでたく付き合うことになる
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ちどり亭シリーズ2作目。
1作目に続き、丁寧で美味しそうな料理作り。
花柚さんはちどり亭の今後を色々と考えている様子。花柚さんと永谷さんのくだりをもっと詳しく書いてほしかったな(笑)
どちらか一方を選ぶと、もうひとつを諦めなければいけないジレンマ… 歴史のあるお家だと大変。
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シリーズ2作目。
京都の小さな弁当屋が舞台の話。
主人公の大学生アルバイトと店主の花柚、その婚約者を中心に、お弁当を絡めた日常のストーリーが展開される。
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京都の仕出し弁当屋さんのちどり亭、そこに集う人達の人情ドラマ。
花柚と永谷、彗と葉月の恋も動きだしそれぞれが未来に向かって歩みはじめます。
日常の中にある心温まる物語りです。