- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2017/05/20
- 販売終了日:2017/06/01
- 出版社: KADOKAWA/富士見書房
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- ISBN:978-4-8291-1410-0
読割 50
電子書籍
【試し読み「超」増量版】伝説の勇者の伝説1 昼寝王国の野望
著者 著者:鏡貴也 , イラスト:とよた瑣織
【試し読み「超」増量版 / 閲覧期限:6日】超無気力人間ライナ、野望を胸に秘めた青年貴族シオン、ちょっと変な美貌の女剣士フェリス。彼ら三人の若者がつむぎだす壮大な戦国絵巻...
【試し読み「超」増量版】伝説の勇者の伝説1 昼寝王国の野望
閲覧期限:2017/06/01 23:59
伝説の勇者の伝説1 昼寝王国の野望
伝説の勇者の伝説 1 昼寝王国の野望 (富士見ファンタジア文庫)
商品説明
【試し読み「超」増量版 / 閲覧期限:6日】
超無気力人間ライナ、野望を胸に秘めた青年貴族シオン、ちょっと変な美貌の女剣士フェリス。彼ら三人の若者がつむぎだす壮大な戦国絵巻──にはならない、少しシリアスかなり脱力のアンチ・ヒロイック・サーガ登場!
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紙の本
アニメ化、増刷に期待
2010/04/28 06:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のラノベは剣と魔法の冒険を感じられない美少女を全面に押し出した表紙が多くラノベ自体を軽視していたのですが、これはロードスやオーフェンの頃の本来のワクワクするラノベだと思わされた一冊でした。勇者と言いながらキングメーカーでも魔王を倒すTRPGでもないのですが、軽いノリとキャラのかけ合いにのほほんとしていると広げられた風呂敷がだんだんと重みを増して、ぐいぐい引き込まれて行くこと請け合いです。
眠たげな目蓋に災禍を隠したライナ・リュートは睡眠が至福とばかりにやる気なしの寝てばかり。軍人育成の王立特殊学院でおちこぼれの更におちこぼれといったライナになぜか銀髪の優等生シオンは飾らない素顔をさらす。__それが絆とも呪いとも言る二人の始まりの物語。
・伝説の勇者の伝説(本編)
・とりあえず伝説の勇者の伝説(短編)
・大伝説の勇者の伝説(本編第二部)
・真伝勇伝・革命編 墜ちた黒い勇者の伝説(短編・中篇)
短編を含めると刊行物はかなりの量ですが本編を少しでもかじってみてくれれば楽しめるはずです。
2010年夏、アニメ放送開始
紙の本
主人公の性格が好きv
2004/12/19 12:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魅串 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この文章長かったらすみません…。
それだけおもしろいんです。
最初に題名を見たときの印象は、
「主人公が勇者だったりするのかな…」
という感じでした。
しかし、ちょっと読んでみると、
「勇者モノじゃない…学園物…??」
とか勘違いをしてしまいました。
主人公は、か・な・り・のなまけ者で、
いっつもだれてます
なまけ生活を楽しんでいる主人公と仲間たちのほのぼのとした日常が続き、
このまま最後までこういうストーリーだったらいやだな…
とか思っていました。
ところが…
そんな平和な主人公たちに、戦争が近づいてきて…
ここで、物語が急展開を見せます。
ネタバレになるのであまり言えませんけど…。
主人公のすごい秘密が明らかに!
なまけて弱いふりをしていたのですが、本当はすごいヤツなんです!
最後あたりで、題名の意味が分かってきます。
思わず納得。
最後の最後に、主人公が書いたレポートの一部が出てくるんですが、
これ、大好きですv
全部暗記してますv
さあ、とりあえず読んで見ましょう。
…面白いです……
紙の本
とっても悲惨な境遇のヒーローの話、ですよね
2004/03/15 02:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンチ・ヒロイック・サーガというか、とっても悲惨な境遇の主人公の話、ですよね。昼寝したいのにできないから、というのではなく、物語中の扱いが(とくに外伝)。
一気に一晩で読み進んでしまいました。
コミカルな外伝と対比させて読むとおもしろいです。
このシリーズを含め、鏡 貴也氏の著作の刊行は今マシンガン並みの出版スピード、らしいですが、そんなことよりこの作家の著作速度が並でないような…。燃え尽き症候群にならないか心配です。
この「伝説の勇者の伝説」シリーズ、外伝ともども読んでおもしろいという点で裏切らないお勧めです。
紙の本
この作品も双璧らしいのだけど…
2002/07/18 04:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る
剣と魔法のいわゆるファンタジー世界が舞台。
鏡貴也は今世紀(堅い表現だけど…)富士見ファンタジア文庫でかなり期待されている作家の一人。特に「EME」とは双璧とまで並び称されるほどの期待のされ方で、それは異常とも言える同氏の刊行ペースが証明していることだろう。打算的なことを言えば、鏡氏の別作品ともども重版が即決定しているので、販売数だけで言えば、結構なウレセンということになる。
内容は、上記の通り、剣と魔法のいわゆるファンタジー物で、今回の話は、ドラゴンマガジン連載作品の前段階の話になる。つまり、この本を読んでから、ドラマガの連載を読むと話の筋がよく分かる。
見た魔法をコピーできるという主人公の特殊能力やその他のエピソードなども併せ、なぜ、やる気のかけらもない主人公が、「勇者の遺産探し」という重大任務に就くことになったのか、など色々と盛り込まれている。
個人的には、筋は好きなのだが、いかんせん一冊の本に話を詰め込みすぎだろうという印象が強かった。主人公の過去やら、主要人物の野望やら、ごちゃ混ぜにし過ぎているので、正直なところかなり読みづらい。面白い設定な反面、少々、話の進行を急ぎすぎているような感じがした。その点だけが、難点といえば難点。
最も、今までのファンタジーのあり方に一石を投じてもいるので、興味があるのであれば読んでみても面白いと思う。「正統派」という作品に「飽き」が来ているのであれば良い刺激になるかもしれない。