商品説明
居ながらにして勝つ。剣の神髄! 新陰流の全てを描く。上泉伊勢守から無刀取りの会得を託され、艱難辛苦の末、奥義を受け継いだ石舟斎。徳川将軍家兵法指南役となり天下に新陰流の名を轟かせた宗矩。廻国修行で己の剣を磨き流派の深化に務めた十兵衛。偉大なる剣客三代を余すところなく活写!
剣戟小説の第一人者が描く長篇大河歴史小説。
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紙の本
柳生三代の鬼謀
2018/07/04 22:34
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上泉信綱から新陰流を受け継いだ柳生宗厳、徳川家康に指南を要請されるも、息子である宗矩を推挙し、徳川将軍家兵法指南役として秀忠、家光に剣技を指導する。その後大名まで昇り詰める。
宗矩の嫡男、十兵衛は家光から嫌われるも剣の修行にと諸国に旅に出る。
宗厳の孫である兵庫助は尾張徳川家の兵法指南役として藩主義直に印可を与える。
こうしてや柳生は新陰流を天下に広め永く継承されることになる。
大阪夏の陣で家康の命で、秀忠の子である千姫を救い出した坂崎出羽守直盛であったが。結果屈辱の自刃に宗矩が関わり、坂崎家の家紋である二階笠の家紋を柳生家の家紋ととしたことについては切なさを感じました。