- 販売開始日: 2017/07/21
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-388281-0
イサック(1)
著者 真刈信二(原作) , DOUBLEーS(漫画)
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男! 遠く日本を離れ、ヨ...
イサック(1)
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商品説明
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男! 遠く日本を離れ、ヨーロッパ大陸までやってきたイサックの目的とは!? 彼の壮絶な戦いが始まる!! 『勇午』の真刈信二氏と『死がふたりを分かつまで』のDOUBLE-S氏の新タッグがおくる、骨太エンターテイメント!
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さすがベテラン作家
2025/08/16 00:03
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロの漫画家ってすげぇなぁと感心させられた。前作も十年超の連載をやっていたし、さすがベテランの作画としか書けない。
当世具足、刀の下緒(さげお)の始末、メイル(鎖帷子)、プレートアーマー、ヘルメット、短弓まで実に細かく描出している。
引きの画では大群の兵站もしっかりと描き、当時の荷役には欠かせない動力源だった「牛」までコマ割りにきちんと収める構成。映画的な引きと寄りをうまく使い分けていて、対象との距離感もすんなり伝わってくる。もっとも時代劇や映画でも細部の輪郭を上げると散漫になってしまう恐れもあり、難しい絵作りかも知れない。ここは、留め絵かつ読者自身のペースで読み進められる漫画劇画という媒体を最大限に生かしているように思う。
スピノラとの対峙と狙撃。将が撃たれ、勝ち戦と思い込んでいた軍勢が一挙に混乱と恐怖にたたき落とされる急転直下の退却劇。追われる伝令を逃がそうと敵軍を狙撃し騎兵が落馬する瞬間の見開きは恐ろしいほど密で、何度も見返してしまった。
整然とならんだ軍勢もただの一矢でこう崩れるのではないか、疾走する馬を転倒させればこう動くのではないか、そう思わざるを得ないほどの説得力を持った画面。とてつもない疾走感と迫力、なにより面白くて素晴らしいの一言だ。
西洋に渡った日本人がいて、各国王家が智略を尽くして戦に臨んだという史実。それら史実の断片を丁寧に積み重ね、原作・作画とも相当な下調べと取材が行われた事に疑いはなく、緻密かつ丁寧な描写にはただうなずかされるばかり。
剃り残しの髭や、髪色のまだらまで、出身国や血統によってきちんと描き分けられているのも実ににくい。刀鍛冶や鉄砲鍛冶とは異なってもれっきとした職人芸の極みに違いない。
欧州で戦った武士がいた!
2019/06/15 22:14
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:へもへものへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際に資料を読み解くと、戦国時代末期からヨーロッパに渡り傭兵として戦った武士がいたと記されているらしいです。
当時の日本は、戦国時代ということもあり、鉄砲が独自に進化を遂げていて、その高い性能と一流の狙撃力を駆使して、30年戦争中のドイツを舞台に無双します。
今まで光の当たらなかった者たちに光を当てる歴史大作です!
舞台設定が素晴らしい
2020/05/24 19:39
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国期を生き抜いた日本の鉄砲名人がドイツ全土を交配させた30年戦争に参加するという舞台設定が素晴らしい。
コミックでありがちな都合の良いファンタジー手法を用いることなく歴史事実をある程度押さえてゆくというストーリー展開がよい。
骨太歴史ロマン
2019/03/26 21:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベテランらしい安定したデッサンと丁寧な絵、手に汗握る展開。驚くのは非常によく研究されていてこのような日本人の傭兵が昔中近世ヨーロッパで戦っていたといういうことで、これを事実として伝えてくれるので非常に意義のある作品だなあと思いました。
がっつり掴まれる
2022/09/09 06:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画の面白さを読み始めから感じさせてくれる作品
これは漫画で表現されるのにふさわしい物語
「恩」と「仇」を抱えてイサックが遠い異国の地で戦う姿は士だけれど
舞台は三十年戦争のヨーロッパなのに心が震える。
がっつり心を掴まれた作品
ゼッタは可愛いだけでなく、天気を読める子なので
これからどんどん係わっていくのだろうなぁと無事を祈りながら読みました。
「中世ヨーロッパで日本の銃士が戦う」って完全フィクションかと思ったら
そうではないのだと知って驚いた次第です。
物語はフィクションだとしても、あの時代あそこに日本人がいたってびっくりしました。
絵の疾走感がすごい。
2018/09/15 23:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
あんなに大勢の軍隊と武器、それを疾走感ある展開で描けるって、それだけでもすごいのに、主人公やプリンツが魅力的で驚きです。続きがものすごく気になります。
表紙に惹かれて
2022/08/15 14:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イサックに助けてもらったゼッタ。
ゼッタは天気を読むことが得意。
風を読んでイサックに知らせ、
「役に立てた」と喜ぶゼッタがとても
可愛かった。
表紙の絵が骨太で、タイトルからは
内容が想像できずそういう面でも
読みたい気持ちが高まる作品。
歴史モノとしても戦争モノとしても面白い
2020/11/21 16:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かっぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ドイツの30年戦争で日本人銃士が戦う」と聞いてトンデモ歴史本かと思いきや,史実としてこの時代ヨーロッパに渡った武士は何人もいたらしい.
外国人の中で傭兵として活躍するイサック.歴史モノとしても戦争モノとしても面白く読める.
非常に硬派な歴史ロマン
2019/01/24 20:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世のヨーロッパで火縄銃使いの侍が戦うと言う聞いただけでわくわくする話ですが、そこに輪をかけて、ベテランらしく安定した画力の高い絵で見せてくれるので安心して読めます。
日本人 IN ヨーロッパ
2018/08/26 20:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨーロッパに侍がいる!なんで?どうして?もう設定が面白すぎる。西洋の槍や剣を相手に刀では射程距離が不利すぎると思ったら、武器が火縄銃。火縄銃って時代遅れの武器という印象だったけど、本作品ではとんでもなく高性能で驚いた。絵も読みやすく、主人公はカッコいいし少女は可憐だしいくことなしです。