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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
女自身が「男尊女卑」でありたいとい思っている節があるし、不倫などは男は自分のパートナーを責めたり不倫相手(同性)を責めたりするのに、女はたいてい不倫相手の女性を責めて、自分のパートナー(男)には甘い人が多い。
女同士でマウンティングしたがるから、上にいく女性を嫌うし「女尊男卑」など許せない人が多いだろう。これでは女性の地位など上がらないだろうな。女自身が地位上げの足を引っ張ったりしてる。
紙の本
酒井さんの他の本より自分を出しているように思います。
2017/07/30 16:44
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投稿者:ながさきくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
酒井さんの、社会を見る感覚が、(人によっては合わないかもしれませんが)私には合っていたり、新しい気づきを得させてくれたりするので、まあまあ目を通したり買ったりするのですが、今回も買ってよかったです。
これまでの他の本よりは、よりご自身の人生や考えを出されているように感じました。
何にしろ、この分野に関して、専門の学者さんなどよりしっくりくる内容で、好きな作家さんが新しい切り口で語っていただけているので、私にはとても満足です。
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酒井順子さん、将来は教科書に載りそうな、
今を代表する作家なったな〜。
誰も言わないけどまさにその通り!な内容。
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80年代から違和感もっていたけど、まわりは受入れる人ばかりでー、今になってみれば自分だけが先進的な考えだったってことだけどーー
のテンプレが気にならなければ、いわゆるバブル世代の異性感というか持ちネタを一挙にみられて面白い。
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さーっと読めるのは毎度のこと。
つれあいのことを他人に言うとき”主人””夫””旦那”のどれでいうか、の議論。
無知のフリ、東大卒の女性の苦労等など。
でも、つくづく思うのはそう遠くない過去、女性のあまりにも不遇さ。
選挙権もなく、親に従い、夫に従い、子に従い死んでいく。
そんな時代に生まれなくて良かったと胸を撫で下ろす。
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男女差別、選挙権もなかった、職場でのつらい思いをした女性の話など、読んでて気が重くなった。果たして作家さんは男尊女卑についてはどう思うの?とちょっといらっとしたけど。私の結論的には、過去の女性たちが立ち上がってくれたお陰で、今の女性の社会進出、選挙権獲得、育児休暇ができる仕事も増えたんだなと、再確認。自由に発言できるようになったしね。
だけど、田舎の農家では時間止まってるの?と戸惑うことも多かったよ。20年経って、今は同居の農家も奥さんが必ず農業に従事する家もなくなってきたけどね。自由に里帰りしてる家多いし。女性が生きやすくなったなぁって思う。都会にいけば、働きたいのに保育所の空きがないとか、いろいろあるのかもしれないけど。
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嫁や主人という言葉は、配偶者のいない私にはなじみのない言葉だが、周りに既婚者が増えてきている今、その言葉の意味を理解し考え使わなくてはいけないのか。今までまったく気にせず、というかそもそも他の言葉に関しても特に気にも留めず発していたが、注意深く喋らなくてはと思った。
男尊女子。この本には実際男性はこんな女の人が好きだよね、的なことが書かれているので、モテるために読むというのもいいかもしれない。というか、もっと若いうちに?同年代の男性と接する機会が多いうちに読みたかった。。。今の職場だからこそ出会った本ではあるが。これからの人間関係に生かしたい笑 世の女性たちはこんなにも自分を殺してうまく人間関係を構築しているのか。。。
男の人の感想を是非聞きたい。
おーいお茶についても読んだときはあまりピンとこなかったが、よくよく考えると兄が「お茶」っていうのをいつもむかついてみていたなぁ、王子様だから仕方ないと小さい頃から姉と言っていたなぁと思った。
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「男尊女卑」にかけて「男尊女子」とはうまく命名したものである。酒井さんは例の「負け犬の遠吠え」で有名になった人。1966年の生まれで、戦後の男女平等教育をしっかり受けた育った世代だ。だから、男尊女卑の考え方にはぱっと反応するし、それなりに抵抗してきたと。しかしである。酒井さんはそんな自分の中に、男にもてたい、男に好かれたいという気持ちの片鱗があることを隠さない。いわばその間を揺れ動く自分を描いたのが本書である。その秤としては、自らすすんで男性にお茶を入れたことがあるか、バカなフリ、無知無教養を装ったことがあるか、ブリッ子ぶっったことがあるか、好きな人の苗字になりたいと思ったことがあるかといった踏み絵がある。逆に言えば、本書は男女平等を口で唱える男がどれほど男尊男子の思想に染まっているかをチェックする本でもある。賢い男はそんな女のウソを見抜けるか。あるいはだまされたまますごすか。本書は男に対しても問題を投げかけている。
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『負け犬の遠吠え』以来
酒井順子の本は見かけたら
なるべく読むようにしているが
毎回感心する
この本もさすがとしか
いいようがない。
素晴らしいの一言です
「はじめに」から
話の内容、展開と舌を巻く
鋭い指摘。
ジェンダーフリーがすすめられる
今の時代、あらゆるところで
この内容は生きると思う。
要熟読だ
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P41
(九州男児と結婚した
東京リベラル系育ちの女性が)
「日本人同士なのに国際結婚
みたいなのよ。
『これは国際交流なんだ』と
思って日々を過ごそうとしたけど
なまじ言葉が通じる分、つらかった」
↑「国際結婚」という視点が秀逸。
「国際交流」という言葉も突拍子で面白い。
「言葉が通じる分」はなるほどと納得。
一度に3つおいしい。この辺スゴイ
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大学時代、友人が受講していたゼミの教授は、夫のことを話すとき必ず「配偶者」と呼んでいたそうだ。
友人は、「ナンカヘン」といっていたし、私も変わっているなと思っていたが、もしかしたらその感覚の方が、「ナンカヘン」なのかもしれない。
様々な男尊女子成分を語った本書の中から特に面白いものは以下の3点。
6 主人
私も夫も対外的に相手を呼ぶときは、夫、妻ということが多い。
しかし、「主人」「嫁」という人も少なくないだろう。
私はそれが本当に嫌だが(ヨメ、と言われるのならカミさんの方がずっといい)他人の配偶者を呼ぶときは、ご主人、旦那様、奥様、といってしまう。
疑問を感じるけれど、他に呼び方を知らないし、ここで自己主張してしまってはかえって面倒なことになりかねないからだ。
この問題、思想が透けるという著者の指摘は侮れない。
7 夫婦別姓
これだけ趣味もファッションも多様化しているのに、こと家族の問題に関しては途端に凝り固まってしまう人が多いのはなぜだろう。
「結婚して姓が変わることが、女の幸せ」と思う人はどうぞご勝手に。
しかし、なぜそう思わない人の家庭のことまで心配されなければならないのだ?
同姓にしたって、仮面夫婦もあれば、離婚だって21万7千組(28年度厚労省)もあるというのに。
13 気が強い
気の強さをそのまま出すとよろしくない、とはわかっている。
下町気質、火事と喧嘩は江戸の華!な私もそれは痛い目を見たので知っている。
気が強い、は女性に対して使われるけれど、はて、男性は??
女性の場合、気が強い、けど小動物が好き(爬虫類はダメ?)、とか、料理がうまい、とか、泣き虫、とか、可愛いところをいれなければいけない。
不良が雨の中捨てられた子猫に話しかけていた、的なポイントが必要なようだ。
あー!めんどくせーなー!!
本書の面白さは、自分に置き換えられるからこそ。
フェミニスト気取りの私だって男尊女子成分の混ざり物なしではいられない。
でも…上野先生や田嶋先生ならどうだろう。
悪意ではなく、ぜひともお尋ねしてみたいものだ。
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「男尊女子」だなんて、なんと着想がユニークなんでしょうね。女性の視点からの「人間観察」、いつ読ませてもらっても、学びがあり、かつ、楽しめます。酒井順子さんに「ありがとう」の言葉を贈ります。
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これはもうエッセイを超えて女性学の本。いつもの鋭い社会分析に加えて、自己分析も鋭い。
世の中いろいろ不愉快だけど、もういちいち、ここが不愉快だとかここが気に障るだとか言うのも面倒だよ。いいかげん気がつきなよ。
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『負け犬』に続きサカジュン発信のうまいコピー。
内容は、まぁ、そうやねと感じる部分と、だれよりもあなたが「男尊」なのね、と冷めた目になってしまう部分との混合。
つーか、ユーミン好きな女はおおむね「男尊」やろ。
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育ってきた環境ってオソロシイ…
男女雇用機会均等法もだいぶ浸透している現在だけど、やっぱり男の子はこう、女の子はこう、といった先入観がたくさんある。
身近なことに照らし合わせてみて、本文を読みながら「そう、そう!」と思わず頷いてしまう一冊。
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確かに、昭和生まれの私にはどこか男尊女子な部分がある気がする。
エッセイなので、特に裏打ちのある話でもなく、シモネタも多め。