終電の神様
著者 阿川大樹
あと一本前に乗ってたら―― 胸にじんわり。電車から始まる人生の謎。通勤電車は謎と奇跡を乗せて――父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の...
終電の神様
商品説明
あと一本前に乗ってたら―― 胸にじんわり。電車から始まる人生の謎。通勤電車は謎と奇跡を乗せて――父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人――それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして……。あたたかな涙と希望が湧いてくる、傑作ミステリー!
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最終電車にまつわる短編集
2020/08/28 15:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前だけど、
電車にはいろんな人が乗っていて。
当たり前だけど、
皆それぞれの人生があって。
…と、そんなことを思わせてくれる本。
危機迫る時間、恋人へと会う時間、
何かを待ち、何かを見つめる時間。
最終電車をキーワードに
ここまで掘り下げられ、
じんわりと心に沁みる。
暖かい火が灯るような気持ちになりました
終電の魅力
2017/12/31 18:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
私的には、第七話「ホームドア」が一番心に染み入りました。他のストーリーも色々な設定が考えられていて、内容からして楽しめる場面ばかりではありませんでしたが、作品としては満足しました。ストーリーには関係ありませんが、カバーイラストは大変素敵でした。
連載作
2017/03/05 19:26
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしても雑誌連載からの小説は内容が薄い。
時系列は一緒だと思って読んだけれど、
どうにもまとまりが薄くて。
もっと最後に一か所に物語が集約すると
グッとくるのだけれど。
薄味のストーリー
2019/05/26 07:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか非常に感想が書きにくい作品。短編集で、一つひとつの作品につながりはないのですけど、他の作品の主人公が、他の作品に微妙に登場させることで、つながりを持たせている作品。一つひとつのストーリーは可もなく不可もなく、印象が薄い気がしました。
電車のお供に。。。
2020/05/29 20:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
人身事故で遅れた終電に乗り合わせた人のお話。個人的には一番最初と一番最後のお話が好きだった。終電って何となく疲れきった人達で一杯なイメージですが、この本のお話はどれもスッと少し爽やかな気分になれるお話たちです。電車のお供にもってこい。散髪屋のお父さんのお話や、線路に落ちてしまった人を永遠に探し続けている女性の話は少しグッと来ました。お勧めの一冊。
帯につられて購入
2017/10/12 19:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
伏線が回収されるのかと最後まで期待したけれど、大した展開なく終わってしまった。終電に乗っている乗客の色々なエピソードを重ねているけど、最終章がそれまでとどうつながっているのか、分からなかった。
終電ではなくないか
2017/10/03 00:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あやか - この投稿者のレビュー一覧を見る
終電ならではのヒューマンストーリーかと思いきや人身事故に絡めた短編集で、タイトルと全然違うじゃないかとどことなく騙された気分。
話はつまらないと思うほどではないが、引き込まれるような内容でもない。
暇潰しにはなるけど、人に薦めるほどではないかな。