普通の人には見えない色
2013/01/28 13:36
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投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
特異体質を持つ夏生(受け)と夏生が行きつけの店でバイトをする高校生、作倉(攻め)のお話です。
六歳差のこの二人。
夏生は家事全般全く出来なくて、というかやる気がないので自宅の中は荒れ放題。
高校生の作倉は逆になんでもソツなくこなせるしっかり者。
普通の人が見えないものが見えてしまうという夏生は他人と関わりあいたくなくて
とても無愛想なのです。
そんな夏生がほっとけなくてかまってしまう作倉。
夏生には作倉のまわりに今まで見たことのない金色のオーラが見えています。
愛想笑いさえ見せない夏生が作倉と一緒にいることで少しずつ自分以外のことに
興味を持っていく過程が淡々と綴られている作品でした。
結構分厚いこのお話。
表題作はさくさく読めましたが、後半の「飼い主は騙されない」はやや失速気味かなぁと。
でも全体的に夏生の「不思議なものが見える能力」のおかげで独特の雰囲気を醸し出しています。
読後感は悪くはなかったですね。
ちょびっとファンタジー
2019/07/09 08:13
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投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏生(受け)が何でもズバズバ言うのが読んでて気持ちよかったです。
攻めの佐倉もグイグイ来るタイプでした。
年下世話焼き攻×社会不適合受
2017/08/31 17:59
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
情緒が欠落気味のキツイ性格は、裏を返せば感情表現がストレートというわけで、警戒心を解いた後はクールな誘い受になって良かったです!
素直で積極的なのにどこまでもクールというアンバランスな受が可愛かったです。
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かなり気に入りました。分厚からちょっとしんどいかな?と思って読み始めたのですが、まさに一気読みでした。途中ホロりとさせられる所が数箇所あり、難しい内容なんだけど、人の存在や気持ちを色で現している所なんかはちょっと斬新で面白かったです。生い立ちからして不幸なナツだけれど、初めて人として認識できたサクラと幸せになれて良かったなぁって思える作品でした。
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すっごい良かった!!ただ不思議な体質がある人との恋愛話ではなく、すごく深いというか。人を色で見分けたり、人には見えないものが普通に見える日常の中で、作倉と出会い段々と人間らしい感情を知ったり感じていく過程が、本当丁寧に描かれていました。すごく読み応えがあって、この世界観にどっぷりだったので読み終わってちょっと放心(苦笑)。夏生がドライのことに気づいたところはすごくせつなくて;;本当に区別がつかない程なんだなって…。後半の耀司と猫とのところもぐっときた(泣)
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人の周りに色が見える…という設定が面白かった。
親密度により色が溶け合うというのもとても素敵な表現。
想像すると、とても綺麗で孤独な世界です。
表紙絵に惹かれて購入したのですが、淡々とした語り口が好みでした。
思った事を口に出す素直な性格って、最初は負の方向から書かれていますが、一旦好意を抱いた相手にはそれを真っ直ぐに向けるという事ですよね。
後半のバカップルぶりは非常に微笑ましかったです。
純愛でしょうか。
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分厚い菱沢さんの年下攻め入りましたー!
綺麗な文章だなあ。引っかかりが少なくて、ずっと読んでてもストレスがない。いいなあ。
トラウマ持ちだけど克服して大人っぽい高校生×だめ大人な人間嫌いで不思議なものが見えちゃうオーラ星人の受けさん かな?
たぶんだいたいあってる。
攻めくんが理想的すぎて本投げそうになった(歓喜の表現)
受けさんは、だめな人なんだけどすごい愛嬌があると思う。素直さがもたらす愛嬌というか。そっと眺めていたい……
ドライのエピソードつらい。トラウマ受けさん大好きです。ああかわいい。
菊池くんの話も読みたいなあ。なんか、嫌いなんだけど完全には嫌えない人だった。ちょっと期待してるよ!!!
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初めは、ナツの心の冷たさに嫌悪感があったり、腑に落ちないとこもあったけれど話が進むにつれてその冷くしていた理由がハッキリしてナツの人と成りに好感が持てた。後編?はナツとさくらの互いに想い合うのとか甘々な感じが凄いきゅんときた。本も分厚く読み応えあるものだった。
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浅井と佐倉が恋人になるまでの話となってからの話の二本立て。
途中、少し間延び感があったけど、分厚いわりに読みやすかったかな。
劇的な展開ではなく淡々と進む感じだけど、
物足りない感じはしなかったよ、うん!
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人の色が見える特殊体質という設定でファンタジーなのか違うのか少し振り回された序盤だったが、向かう先が見えてからはぐっと面白さが増した。特殊体質ゆえに人との関わりを拒絶し性格的にもかなりひねた受・夏生が、高校生とは思えないデキた人間である攻・作倉と過ごす時間の中で変化していく様子が細やかに描写され読み応えもあり。新キャラを交えての展開で人の心の在り方を問う書き下ろしも良かった。色が混じり合う描写の美しさや動物との優しいエピなど設定がとても生きてる。生活能力ゼロの受とお世話焼きの攻というのもツボ!
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子供の頃から生きてる人間以外も見えちゃうから、他人との関わりをシャットダウンして生きている受けさん。
ある日、行きつけのレストランでキラキラオーラの店員さんと出会います。
その、店員さんは、受けさんのあまりの生活力の無さに、心配になって、通いで食事作ったり、お掃除したりと甲斐甲斐しくお世話をはじめます。
それが高校生なんですよねー。
高校生×社会人
スピリチュアルな設定で、いまいちのめりこめなかったんですけど、お話通しての雰囲気は気に入っています。
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子供の頃から、人の周りに色付きのオーラが見える──。特殊体質のおかげで、繊細な見た目に反して、人嫌いで無愛想な夏生(なつお)。そんな夏生が出会ったのは、綺麗な金色の光を放つ、高校生の作倉哲志(さくらてつし)。夏生の行きつけの店でバイトする男前は、家事が苦手で生活能力ゼロの夏生に、「心配で放っとけない」と宣言!! 邪剣にされても甲斐甲斐しく世話を焼く作倉に、夏生は初めて他人への興味を覚えて…!?
人ならざるモノも見えてしまう人嫌いの青年が、金色のオーラを纏う高校生になつかれて…?年の差センシティブLOVEv
感想・・・つまらなかった
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初読み作家さんでしたが、良かった!
挿絵&設定買いしたのですが、思いのほか面白かったし好みでした!
受けがコミュ力ゼロで、浮世離れしてるのに萌えました~
こういうキャラ好きなんだよなぁ
受けは人間のオーラが見えるという、少しファンタジーな設定だったので、非常識なほど他人と関わるのが嫌いな受けの言動も許せましたw
高星さんの挿絵もいつもながら美麗で、衝動買いでしたが満足!!
さくさく読めたし、萌えました!
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不思議設定の受、そしてありえんだろう器の大きい高校生の攻。
この攻めがあまりにできすぎなので一瞬ドライと同じ側のものなのかとあんまりな勘違いをしてしまったよw
とにかく優しく綺麗なストーリーだったと思う。
いつもいつも事後に「(年齢差に)しまった!」ってなってしまう受がかわいすぎるwwww