電子書籍
肝っ玉かあさん
著者 平岩弓枝
昭和ホームドラマの原点・復刊!東京・原宿にある蕎麦屋「大正庵」の女主人・大正五三子は、太っ腹で、世話好きで、涙もろいお人好し。くわえて体重もずっしり横綱級で、ひと呼んで「...
肝っ玉かあさん
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肝っ玉かあさん 新装版 (文春文庫)
商品説明
昭和ホームドラマの原点・復刊!
東京・原宿にある蕎麦屋「大正庵」の女主人・大正五三子は、太っ腹で、世話好きで、涙もろいお人好し。
くわえて体重もずっしり横綱級で、ひと呼んで「肝っ玉かあさん」。
この原宿の三大名物の一つともいわれる「肝っ玉かあさん」を主人公に、大正庵をめぐる人間模様を軽妙に描きつつ、ほろりとくる作品。
1968年4月から1972年1月まで全117回、3シリーズにわたって放送されたテレビドラマ「肝っ玉かあさん」。
視聴率30%を誇り、その後「ありがとう」へと続く人気路線の先駆けとなった。
その脚本を担当した平岩弓枝が、ドラマを小説に書き直したのではなく、同じテーマで作者の思いを込めて小説にした。
それが本書、『肝っ玉かあさん』である。
巻末の「四十六年後のあとがき」に、ドラマ「肝っ玉かあさん」役の京塚昌子との思い出が綴られている。
【目次】
序章
雨の日曜日
幼馴染
三三子の縁談
夫婦
邪魔っけ
夏の日
運動会
女盛り
ちいさな秋
あとがき
四十六年後のあとがき
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良い本です
2024/02/28 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマの脚本を、御本人が小説にされたもので、かれこれ50年前と知りビックリしました。時代背景を考えれば、さもありなん。ドラマのキャストの顔、声、演技が蘇りました。
電子書籍
平岩の下町ものの良編
2018/03/01 03:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:眠りイヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「しっかり者で気がきく下町の女」、「気がきかないどこか締まりのない山の手夫人」。昭和期の平岩弓枝の現代下町ものに、散見する登場人物。すらっと読めて読後感が良い。あざとさやどぎつさが無いからか。ほっこりしたい時や爽やかさを感じたい時に、良いかも。気晴らし向きです。もう少し長編なら、星4にするところ。