紙の本
ずるいぞサイバラ!
2015/10/29 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小市民 - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載紙を購読しているから一度は読んだことがあるはずなのに、毎回、単行本の発売が予告されるとソワソワしてしまう・・・。
笑いあり涙あり、退屈しない1冊。
西原単独作品に共通することであるが、意識的に露悪的な書き方をしているけれど、その中に切ない話を入れてくる。
漆黒の中に真紅を入れると、両者が引き立つが、その組立こそがサイバラの真骨頂だろう。
二人の子供が巣立つとき、どのような展開になるのだろう・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:o2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞連載ということもあり西原理恵子作品のなかでは最も購読層が幅広いであろうシリーズ。ただ「らしさ」は失われずバランスが絶妙(もちろん掲載前にボツになることもあるようだけど)。1巻から読んでいくと子供たちの成長ぶりに長期連載なんだなと感じ入ります。ともかくお子さん二人ともネタにされつつもまっとうにそしてたくましく成長されておりあっぱれだと思います。
紙の本
子どもたちの成長
2015/06/02 07:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもたちが小さかった頃の印象が強かったので、第11巻を読んだ当初は、少しつまらなく感じました。しかし、再読したら、いろいろと面白いところが出てきました。
子どもたちの人間関係の広がりは、面白さの一つです。留学生との交流はもちろん、お兄ちゃんが、絶交していた子と一年後にまた仲良くなっているのは、いいなと思いました。
他にも、味わい深いところが。「生きていれば、金で解決できないことが必ず出てくる。その時に役立つのが経験。だから、頭に経験を貯金する」という高須先生の言葉、いいですね。
第12巻の発売を楽しみにしています。
電子書籍
富豪家族
2018/10/16 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり海外に留学とか一般家庭では不可能ですね。経済的に。お母さん、さすがです。今回も面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
子供はいつの間に育つ
頼りなかった兄が、しっかり者だったはずの妹に勉強を教えていたり。
いろんなことが起こる。
自分が満たされなかった呪いを、娘にはしてやること、やらせてやること、機会を与えてやること、つまりは甘やかすとも取れるんだけど、でもそれで、自分の怨念が成仏するのだ、という考え方。
きっと恵まれて育った人にはないだろう。
でも私にはすごくあり、あぁそれでいいのか、と気付かされた。そういう人もいるんだな、って。
投稿元:
レビューを見る
10巻に引き続き、最後の描き下ろしでは涙が出たよ。
ずるいぞ、ばらっち!
って、なんか負けた気がするのは、初期の頃のマンガから長く見ているからでしょうか?ww
投稿元:
レビューを見る
子どもが大きくなってくると、笑えるような失敗談は減ってくる。
男の子は急に走る(逃げる)・・・
「たった16年しか育ててないのに。」という言葉が印象的。
投稿元:
レビューを見る
毎日かあさんは何冊も読んでますが、これは特に良かったtかな。母親気持ちとか、子供の成長とか。愛情たっぷりなんだよなー。
投稿元:
レビューを見る
露悪的に描かれる身も蓋もない作者の姿と、しみじみとした「家族」(とくに「親子」)エピソードとのバランスが絶妙。子育ての力みがちょっと緩む。大丈夫、そんな気にされてしまう。
投稿元:
レビューを見る
高校生男子のおバカっぷりに長年付き合ってきた身としては、ガンちゃんもついにこの年代になったか、いやーこういうのって結構身近でも見てるよ、となんだか嬉しくなってしまった(笑)。しかし、知ってる男子どもと彼との違いは、留学に行くことを自分で決めてしまった行動力だろうな。りえぞおと鴨ちゃんの息子だからこそ成せる業なのかどうか。ぴよ美ちゃんも随分なおしゃまさん(死語)になってしまって、今後は母親以上に大暴れしてくれるんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
「あら?妹に理にかなった説教なんてするようになったのねー」と読みながら思ってたら!まさかの留学!!
デフォルメもそれなりにあるんでしょうが、思い立ってからの意志を貫くための猛勉強、そして試験失敗→再トライでクリアまでの流れは、これまでの「毎日かあさん」を読んで抱いていた息子像からは想像もできないもので、思わず涙がにじんでしまいました。
ホント、「男の子は、急に走る」ですね。
出席日数を数え間違いしてるあたりは「ああ!そこは変わってなかったかんかーい!」なんてツッコミたくなりましたが。
投稿元:
レビューを見る
子供の成長を嬉しく・さびしく思う気持ちが伝わってきました。
野放し育児法大成功? 私にはできないけど。
投稿元:
レビューを見る
あのやんちゃなお兄ちゃんがなんと高校生になり、自分の意思で留学。大きくなって…大人になると時が止まるけど子どもの時間はどんどん進む。子どもでいるのは本当に短い時間なんだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
うわ~ん、もう何度読んでも泣いちゃうよ。最後に載ってる書き下ろし「息子急」、遠くに巣立った息子をお持ちの方は、誰もいない所でハンカチを用意して読まれるように。
高一のガンちゃんが、留学を思い立ち、短期集中豪雨的猛勉強で校内基準をクリアし、アメリカへと飛びたっていく顛末が描かれる。(「クリア」と思ったら、何と!という展開付き。この場面、母サイバラ子ガンちゃん二人とも潔くてお見事!)
サイバラ母さんは、突然の留学宣言にたまげつつも、家庭教師を探し、息子の好物炭水化物ゴハンをドバーッと作り、本人の必死の努力を見守っている。そのドタバタの日々の合間にもれる思いが身につまされる。
「自分のこと、自分で決める年になっちゃったんだなあ」「いっちゃうのかあ。やだなあ」「この子もう帰ってこないかもしれないなあ。たった16年しか育ててないのに」
そうなのだ。息子っていうのは、急に走り出してどっかへ行ってしまうのよ。思い返せば三年前の冬、受験生の息子から「ここを受けるから」と聞いたときの驚きたるやもう。「ほ、ほ、ほっかいどう~?」何でまたそんな遠く?二三時間で行ける所になんぼでも大学あるやんか。結構近場でも下宿していいよって言ってきたやん。… ま、結局反対はせず、思うようにさせて、無事合格もし、息子は遠い札幌へ行ってしまった。たった18年しか育ててないのに。
ガンちゃんはそれよりずーっと遠いアメリカだ。しかも高校生だ。さすが西原の息子だなあと思う。ご本人はさほど悩んでいないように書かれているが、有名漫画家の息子ということで、煩わしいことも少なくないだろう。海外留学は正解かもしれない。それを自分で決めたガンちゃんも、送り出したサイバラも立派です。
ちなみに我が家の場合、息子がいなくなってしばらくは、もうたまらなく寂しかったが、思いの外すぐ慣れてしまったのよ。洗濯物はどっと減り、買い物の量も半減以下、ゴハンの仕度は中年仕様で、あらまあラクチン。たまに帰ってくると、嬉しい反面、家事がどっと増えてちょっとめんどくさかったりして。それに遠いと思った北海道は、息子の入学を待っていたかのように就航したLCC(桃のやつね)のおかげで安く行けることもあり、かなり気軽に往復できる所だったのだ。入学以来しばしば行き来して、北海道を満喫している。親の方が。
投稿元:
レビューを見る
急激に(精神的に)成長した息子。
本当は決して急激ではなくて、毎日毎日、1分1分の積み重ねなんだけどね、それを糧にしてグンと伸びる瞬間があるんだね。
悪態をつきつつ、子どもさんを100%受け止めているところ、すごいね!
さてさて留学へ旅立って行った息子さんは、これからどんな展開をみせてくれるんでしょうね?!