皇太子の愛妾は城を出る
著者 著:小鳥遊郁 , イラスト:仁藤あかね
二年前、皇太子の愛妾になった男爵令嬢カスリーン。それ以来、彼女は侍女たちにいじめられ続けている。そんなカスリーンの心を支えたのは、幼い頃から夢で会っていた青年ダリー。ダリ...
皇太子の愛妾は城を出る
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
二年前、皇太子の愛妾になった男爵令嬢カスリーン。それ以来、彼女は侍女たちにいじめられ続けている。そんなカスリーンの心を支えたのは、幼い頃から夢で会っていた青年ダリー。ダリーの言葉を胸に、前向きに暮らしていたのだけど……ある日、皇太子が正妃を迎えると言い出し、カスリーンは彼との別れを決意する! そして今後のことをダリーに相談するうちに、カスリーンは彼が実在するのではないかと思い至った。しかもダリーは何か問題を抱えている様子。そこで、城を出た彼女はダリーの力になるべく行動をスタート! ところが次から次へとトラブルに巻き込まれて!?
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
地味にエグイ
2019/07/26 21:42
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰にも治せない病を治す魔力持ちの主人公。幼いころから夢であう男の子ダリウスの病を治してめでたし、で終わるわけなんだけど、悪役令嬢に悪用された、ダリウスの元婚約者が可哀そうで後味悪い。彼女はダリウスに本気だったのに、なんの落ち度もないのに彼の病いを理由に婚約解消され、いつのまにか彼の心は主人公に奪われ、さらには極刑にされようとするのに彼から見捨てられそうになるわけです。彼女こそ救われて欲しかった。ダリウスの薄情さや、黒髪の魔女殺しの歴史など、けっこう怖かった。