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迷いクジラの子守歌
著者 安東みきえ
悩みながら迷いながらも、幸せを求める海の生きものたちの物語。トビウオのトビィは、いつも思っていました。なぜ魚なんだろう、つばさがあるのに。なぜ鳥にはなれないんだろう、こん...
迷いクジラの子守歌
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迷いクジラの子守歌
商品説明
悩みながら迷いながらも、幸せを求める海の生きものたちの物語。トビウオのトビィは、いつも思っていました。なぜ魚なんだろう、つばさがあるのに。なぜ鳥にはなれないんだろう、こんなに空がすきなのに――。そして、水にもぐるウミ鵜を見て思うのでした。鳥なのになぜ空だけにいないのか。あんなに軽々と飛べる羽をもっているというのに。そんなある日、トビィたちの群れが船にぶつかりそうになり……。クジラの子どもはかあさんとはぐれて迷子になってしまいました。ちょっとしたことで叱られて、かあさんのもとを離れたのがいけなかったのです。気づいたらまるで知らない海にきていました。そして、海の生きものたちにかあさんを知らないか聞いてまわるのでした。「死の女王」と恐れられ、きらわれているホホジロザメ、いつか竜になれると信じ、泳ぎの練習をするタツノオトシゴ、3億年も前から平穏が好きなシーラカンスなど、心に沁みる7つの短編集。
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やさしく切ない気持ちになりました
2016/07/07 10:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり安東さんの物語が大好きだなあ~としみじみ思ってしまった一冊。海の生き物の物語で、それぞれの生体の土台をしっかり描きながらも、これは人が作った物語なんだなあ寓話だなあと肌に感じつつ、それでも心を震わされる、静かにやさしく響く素晴らしい宝物のような物語集。特に個人的に好きなのはタツノオトシゴの話で、なんだか身の内のいろいろな思いが去来し涙あふれて困りました。娘がもう少し大きくなったら是非読んでもらいたいと思います。
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くじら
2020/04/13 20:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなくディズニーよのうな雰囲気を感じました。ファンタジーな要素と、うまく話が進んでいくので違和感なかった。