電子書籍
触れ合う魂に絶句
2020/05/29 00:18
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投稿者:サリーカリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても胸が熱くなる本。平尾選手の人柄の素直さ、豪胆さが伝わる。友に応えようとした山中教授との関わりに涙が止まらない。人と付き合うならば、こうありたいと思わせる。人が死ぬ事の切なさ無念さも深く伝わる。人生の名著。
電子書籍
山中先生と平尾さんの熱い友情
2018/12/17 23:06
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投稿者:タイガー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むまで山中先生と平尾さんの関係性を知りませんでした。お互いを信頼するということがこんなにも美しいものなのかと感動しました。
電子書籍
二人の想いに感動しました
2018/11/30 17:41
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投稿者:KAZ - この投稿者のレビュー一覧を見る
平尾さんの強さと覚悟、山中さんとの絆にグッとくるものがありました。
紙の本
大人の友情
2018/05/28 23:31
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投稿者:ごん吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平尾誠二さんのファンで、手に取りました。
病気に向き合う平尾さんの強さ、それを支えるご家族、友人の山中教授の思いに涙が出ました。
紙の本
最後の一年
2018/05/19 10:14
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投稿者:らーら - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ世代の一個人として、とても勇気のもてる
暖かなお話でした。
御二人の友情から学びとれる人生のヒントがたくさん
詰まっていました。
紙の本
闘病を通じて平尾誠二氏と山中伸弥氏の交流を描く
2018/05/01 19:00
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
2016年10月20日にお亡くなりになられた平尾誠二氏。IPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中伸弥氏と個人レベルで深い交流をされていたことは、この本を読むまで知りませんでした。40代半ばで雑誌の対談を通じて知り合った二人が友情をはぐくみ、そして平尾氏の闘病を通じて過ごした濃密な時間を山中氏と平尾氏の奥様が綴るノンフィクションです。いかにお二人がお互いを認め合い、信頼しあっておられたのがすごく伝わってきます。
平尾氏の著作はたくさんありますが、この本にも示唆に富むお言葉がたくさんあります。いくつか抜粋します。
「チームワークは助け合いではない。素晴らしいチームワークとは個人が責任を果たすこと。助けられている奴がいるということは、助けている奴がいるわけで、その選手が自分のことに専念できればもっといい仕事ができる」、「理不尽や不条理を経験しないと人間は成長しない。理不尽な経験をポジティブにとらえ『しゃーない。こんなこともある。でも、なんとかなるわ』と思える奴じゃないとやっていけない」
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
年齢に関係なく、出会って急速に仲良くなることがあるんだなというだけでも、なんとなく心が暖かくなりました。
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泣けた!! やっぱ、この男はすごかった!!
齧った程度だけど、平尾誠二と同じ時代にラグビーという競技を体験できたことを心から幸せに思う。
どんなに齢が違っても、どんなにルールが違っても、楕円の文化、ここにあり♪だ(「楕円球の会」部歌)
本書の肝は、闘病期間中に見せた氏の前向きな姿勢や、これまでと変わらない人への思いやり、気配りなのだけど、そんな感動ポイントを挙げていくと泣けてしまって筆が進まない。
なので、いつものように我々に前を向いて進んでいける力を与えてくれる教えとなる部分のみ記すことにする。
平尾氏の著作は折々読んでいた。常識に捉われないクレバーな発想がとにかくかっこよかった。
根性論一辺倒だった当時の風潮に異を唱え、効率、自主性、独創性を重んじた練習方法を実践し、その上で結果を残してきたやり方にとにかく憧れた。でも、本書を読んでいると、その発想すら柔軟に変化させ、”捉われて”いないんだなぁと改めて感心させられる。
”僕、「体育会系は日本を滅ぼす」という論を持っていたんですが、今は逆に、そういう理不尽さも必要だと思うね。理不尽や不条理や矛盾を経験しないと、やっぱり人間は成長しないし、強くならないと思う。”
あぁ、昨今の過保護な風潮を意識しての発言だろうなあ。反骨というか、時代への迎合を嫌う単なる天邪鬼かもしれないけど、きっとバランス感覚なんだと思う。対談相手が、iPS細胞の山中教授ということもあり、万能細胞、人工知能など今後、どのように発展し、人類の存在そのものさえも脅かしかねない科学や医療の革新についても、
「その時、暴走をコントロールするために必要なのが人間の倫理観というか、本当の意味での人間の力。それがすべての分野で試されている時期じゃないかと、僕は思うんです。単純に言えば、バランス感覚ということになるのかもしれませんけど、そういうものがすごく求められているのが今の世の中だなあと」
と、”バランス”という言葉を口にしている。
時代に対する平衡感覚に非常に優れていた人だったのだろう。
そして、実践で役立つ、本当の”力”の大切さを常に指摘してきたのだと思う。昨今、なんでも上手にこなしてしまう人は増えたかもしれないけど、それをどのような場面で、どのようなタイミングで活かすか。これが出来ていないと言う。
「スキルというのは「動作と判断力」なんです。今の若い選手は、動作は上手やけど、それを状況に応じてうまく使い分けるのはヘタですね。相手の裏をかくという発想がない。世の中の風潮が、機械的にものごとを考えるようになっていますから」
どんどんマニュアル化、AI化やら、人間の内なる力を外部に頼る風潮が増大していく中、大事な指摘だと思う。最後は人間やぞ、と。
平尾語録は、昔はいくつもメモっていたけど、本書も、また新たな平尾語録の宝庫だった。大切にしまっておこう。
山中先生も、こう書いている;
”「世界を相手にどう戦うか」
そのために何をすればいいのか。(中略)僕はそれを模���しています。平尾誠二が遺していった宿題のように ―。”
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3章に分かれていて、山中先生、平尾さんの奥様、山中先生と平尾さんの対談。
山中先生から見た平尾さん、奥様から見た平尾さん、色々な側面から同じ時間をどう感じたのかを感じられた。
久しぶりにすっと読めた本。
何か役立つとかそういうことではなくて、ただ一人の人の人生を追体験したような気持ち。
でもそれがとても物悲しくもあり、微笑ましくもあり、なんとも言えない気持ちになった。
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尊敬しているお二人、山中先生と平尾さんの友情、熱く、強い友情、素晴らしいです。
なんの利害関係もなく、一緒にいて心から楽しいと感じられる人、私も巡り逢えましたか、これからも、一人でも多く、巡り逢いたいですね。
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平尾さん、初めて知ったけど、ものすごくいい人。
個人的には、
チームワークは「助け合い」じゃない
という言葉にはっとした。
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2016年10月20日にお亡くなりになられた平尾誠二氏。IPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中伸弥氏と個人レベルで深い交流をされていたことは、この本を読むまで知りませんでした。40代半ばで雑誌の対談を通じて知り合った二人が友情をはぐくみ、そして平尾氏の闘病を通じて過ごした濃密な時間を山中氏と平尾氏の奥様が綴るノンフィクションです。いかにお二人がお互いを認め合い、信頼しあっておられたのがすごく伝わってきます。
平尾氏の著作はたくさんありますが、この本にも示唆に富むお言葉がたくさんあります。いくつか抜粋します。
「チームワークは助け合いではない。素晴らしいチームワークとは個人が責任を果たすこと。助けられている奴がいるということは、助けている奴がいるわけで、その選手が自分のことに専念できればもっといい仕事ができる」、「理不尽や不条理を経験しないと人間は成長しない。理不尽な経験をポジティブにとらえ『しゃーない。こんなこともある。でも、なんとかなるわ』と思える奴じゃないとやっていけない」
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対談の部分がすごく良かった。
平尾さんはすごく頭が良くて勉強家なんだな。
話すことが実体験に基づいて純化されてるから、すっと入ってきます。
人の叱り方4つのルールはこれから手帳に書いて気をつけようと思う。
1.プレーを叱っても人格は叱らない
2.叱った後は必ずフォローする
3.人と比較しない
4.長時間叱らない
知らず知らずルールに反した叱り方してたな。
とても反省。
平尾さんの他の本も読んでみようと思う。
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山中教授がかいているように、「40代で損得抜きに友人を得るのことは少ない」。平尾氏からみてそれは人生最後を飾るものだった。
生きるとは、生死とは、それにどう向き合うか。教えられることの多い一書。
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いわゆる流行の本。やはりその期待通り読みやすく
簡単に読み進めることができます。
内容は、ミーハー的なものばかりではなく
なかなか、面白いというか読み応えのある内容でした。
おっさん同志の友情や家族のつながり。
人と人のつながりとは何かというところが見えてくる
感じがしました。
また、二人の対談の部分は、その辺の自己啓発書や
組織理論的なものよりも、内容的には優れているような
感じがしました。