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たゆたえども沈まず(幻冬舎単行本)

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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2017/10/24
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎単行本
  • ISBN:978-4-344-03194-4

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一般書

電子書籍

たゆたえども沈まず

著者 原田マハ

誰も知らない、ゴッホの真実。天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。1886年、栄華を極めたパ...

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たゆたえども沈まず

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たゆたえども沈まず

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商品説明

誰も知らない、ゴッホの真実。

天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。
二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。

1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者による
アート小説の最高傑作、誕生!

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みんなのレビュー200件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

原田マハがゴッホを書いたとなると読まずにいられない

2017/12/21 15:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴッホといえば世界中の人が知っている画家であることは間違いないが、日本人ほど彼を好きな国民はいないのではないだろうか。
 もしかしたら日本のどこかでいつもゴッホの絵が公開され、人々は長い列をなしているような気さえする。
 おそらく日本人がどんな日本画家よりもその名を知っているゴッホをアート小説の旗手原田マハがどのように描いてみせるか、この作品ほど読む前から興味をひいたことはない。
 そんな期待は多くの読者が抱いたと思うが、原田は単にゴッホとその弟テオ(そういえば日本人はこの兄弟の往復書簡も大好きだ)の関係だけでなく、そこの日本人の画商林忠正を配することで、ゴッホが愛した浮世絵との関係も浮かび上がらせることに成功した。

 おそらく原田の創作と思われる林の部下である重吉という人物が、ゴッホ兄弟と林との仲介と林が持っていた野望と熱情を描くのに必要であったのであろう。
 創作上のそんな構成は見事であっても、原田もまたゴッホの持っている悲劇性から脱却することはできなかったといえる。
 もちろん画家ゴッホの生涯は確かに悲劇であるし、その弟テオも兄の死から半年で死んでしまうのであるからそれもまた悲劇であるが、もし純粋にゴッホという画家を評価するならば、そういう悲劇性から切り離れた描き方もあってもよかったような気がする。
 それは画商林忠正をどう描くかによって違ってきたはずである。

 ゴッホを描いた原田マハの次なるアートは何だろう。

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紙の本

パリ市の紋章Fluctuat nec mergiturがタイトルに

2018/05/08 22:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人ってゴッホのことが大好きでしょう。もちろん彼の作品は素晴らしいし、人生そのものが小説的でもある。ただ、ここまで私たちがゴッホに惹かれるのは、何か他の理由があるんじゃないかとずっと考えてきた。ゴッホの弟で画商のテオは破天荒な生活をしながら絵を描いているゴッホを経済的精神的に支える。画商の林忠正はパリに浮世絵を広めゴッホは浮世絵に強く惹かれる。ゴッホとテオ兄弟愛と忠正との関係をリアリティ溢れる文章で描いていてマハさん渾身の一作になっているのでは。ゴッホの絵画に日本人が深くか関わっていたことは驚き。弟テオを通して語られるゴッホは、「銀河鉄道の父」で父の目から描かれた宮沢賢治を思い出した。

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紙の本

ゴッホ兄弟

2018/05/05 22:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今でこそ評価の高いゴッホも生きてる間は不遇で、そんな兄を献身的に支えた弟の存在は広く知られてます。
そんなゴッホ兄弟を題材に、親交のあった日本人画商たちの姿を描いてます。
少しずつ壊れて行くゴッホ、兄を愛しながらも天才に付いて行けない弟の苦悩や寂しさが描かれてます。
緊張感ある展開に一気に読んでしまいました。

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電子書籍

読んで良かった

2018/09/28 22:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半の北斎の絵の世界も、後半のゴッホの絵の世界もありありと浮かんできました。実際の絵を見たくなって、ネットで何度も確認したほど。
人間の創り出す芸術のはかなさと深さに触れ、心に染みました。

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紙の本

原田ワールドのゴッホ!!でも史実!!

2018/05/07 23:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み応えがあります。どこまでが史実…???良いじゃありませんか!!だって共鳴できるんだもん。林氏とテオ、そしてフィンセントの出会いはこの本の中では史実にしちゃって良いんです。

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電子書籍

色に溢れる作品

2017/11/30 01:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りん - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田マハさんの作品を初めて読みました。正直場面の移り変わりが突然過ぎてついていけない部分も多々ありましたが、全体的に読みやすく、何よりも表現に色が溢れていました。文章の間に一切の絵はないのに、どうしてか、風景やオーラのようなものが自然と心に描かれているような。目の前に常にキャンバスがあるような。特にゴッホがアルルヘ旅立った後の兄弟の心の交流、以降の怒濤の切ない運命的表現については、唸る他ないほどの色の奔流でした。とても素晴らしかったです。
あくまでフィクションのはずなのに、まるで本当に忠正さんとゴッホ兄弟が交流していたかのようなリアルさ、特に自分が同じ日本人だからというのもあるのかもしれませんが、私自身が林商会の一員としてそばにあるかのように感じました。また、余計な推測を入れずただあるがまま(それもフィクションですが)を描く原田さんの表現力には驚かされました。あらゆる感情が風景や登場人物を通して表現され、ただの美しい物語として完結させるのではなく読者の想像力に任せるような、そんな描写に踊らされていたようにも思います(もちろん良い意味です)。
絵というのは心を写す鏡とは言いますが、これほどまでに純粋に心を写した(移した)画家はいないと思います。優しく激しく切なくて脆い。生前心を形にして、今現在も多くの人間に愛され形を変えて生きている。そして生れた時からそれをそばで見守り続け、信じ続けた弟テオ。彼の想いはやっと叶ったのかな。今生きていたらきっと「ほら絶対世界中に認められるって言っただろ、兄さん!」って言うんだろうな。そしてそれを隣で照れ臭そうにして聞くゴッホがいて、またキャンバスに向かうんだろう。
改めてゴッホが大好きになりました。原田先生、ありがとうございます。

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紙の本

ラッセンよりゴッホが好きじゃないの? 普通。

2018/11/11 22:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴッホは間違いなく天才画家です。
圧倒的な存在感を放つ絵を知らない人はいないでしょう。
ラッセンはポスター的なとっつきやすさがありますが、
ゴッホと比べること自体が違う気がします。
永野のギャグの勢いは好きですが、本当にラッセンのほうが
好きという人のほうが多いのか、気になるところです。

さてさて。この作品は、フィンセント・ファン・ゴッホと弟のテオドルス、
当時パリにあった画廊の若井・林商会の林忠正と
そこで働く加納重吉の物語です。
先に断っておくと、ゴッホと林忠正に交流があったのかは
分かっていません。また加納重吉はフィクションの人物です。

その重吉と、テオが語り役を入れ替わりながら務め、
なかには林が語り手となる章もあります。
俯瞰的な三人称なので、頭に物語がなんとなく入ってくる
スタイルです。特定の人物に感情移入しにくい感じがします。

原田マハさんの美術小説の最大の特徴は、
多くの事実を紛れ込ませて虚構を作り上げるところです。
以前読んだ作品は、気になって読後に事実関係を
調べてしまいました。この作品もゴッホを好きなだけに気になりました。

読者の気の引き方が物語の推進力になりますので、
やっぱり上手いですね。先に掲げた感情移入のしにくさも、
虚構世界の構築に一役買っていると思うのです。

テオはアカデミックなグーピル商會のブリュッセル支店で働いています。
フィンセントもハーグ支店にいます。
テオはハーグ、パリと順調に出世します。
フィンセントは、ロンドン・パリと異動しますが、グーピル商會を
退職することになります。そしてパリのテオの下宿に転がり込むのです。
テオは兄のために三部屋のアパートへと移り住んで
一部屋をアトリエにします。画家ゴッホの誕生です。

ゴッホは十年間しか絵を描きませんでした。
生涯に売れた絵は一枚きり、画家仲間が買ってくれたものだけです。

パリ、アルルの生活や、タンギー爺さんとのやり取り、当時の日本美術が
どんなに人気だったのかなどが織り込まれています。
林忠正は印象派と日本を結び付けた人物の一人で、この作品でも
重要な役割を果たしています。

ただ一点気になったのが、林忠正がゴッホを買った形跡が
ないことです。これだけ交流し、評価したという設定ならば、
一枚も買わないというのに無理を感じました。
小説なので目くじらを立てるものではないにしろ、いくらなんでも
盛りすぎかなあと、虚構の仕掛けが崩れかかっています。

現実はさておき、苦い部分を書いたほうが迫力が増したように
思います。そこに目をつぶれば楽しめる作品です。

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電子書籍

カフェでの時間つぶしに

2018/07/03 20:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とらちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田マハさんの小説初めて読みました。
いい意味で裏切られた感じ。
もう少し理屈っぽいのかと勝手に想像していましたが。映像的で映画を見えいるような感覚でさらりと読み終わりました。
カフェで時間潰しに読むのにちょうどいい程度の重さの小説でした

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電子書籍

物語に入り込めなかった

2017/11/09 07:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Hdylw? - この投稿者のレビュー一覧を見る

「楽園のカンヴァス」「旅屋おかえり」「本日は、お日柄もよく」が面白かったので今回購入しましたが、残念ながら全く物語に入って行けず終了。
ゴッホ展には行きたいな。

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電子書籍

ゴッホ

2018/11/01 07:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近ゴッホの作品に触れることがあったので、なんとなく興味で読みました。アートと物語として、うまく融合していて面白かった。

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2018/09/26 08:43

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2018/01/28 11:23

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2018/08/11 03:01

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2018/06/01 10:55

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2018/07/05 09:33

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