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おにぼう
母鬼とおにぼうは、山のなかでしずかに暮らしていました。ある日、母鬼は、鉄砲の玉が足に当たり、しばらくして死んでしまいました。悲しみにくれたおにぼうは、大岩に母鬼の姿を掘っ...
おにぼう
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おにぼう (とっておきのどうわ)
商品説明
母鬼とおにぼうは、山のなかでしずかに暮らしていました。ある日、母鬼は、鉄砲の玉が足に当たり、しばらくして死んでしまいました。悲しみにくれたおにぼうは、大岩に母鬼の姿を掘って墓にしました。しばらくして、おにぼうは、村の子どもたちと一緒に遊ぶようになりました。ところが、それを知った庄屋は、「おにぼう退治」に出かけます。大変な目にあったおにぼうは、それからは山のなかでひっそりとひとりで暮らすようになりました。ある日、大雨で村が流されそうになります。そこで、庄屋たちは、力持ちのおにぼうに助けを求めに行きました。おにぼうは、自分が何とかしなければと、大岩を落としてあふれる水をせき止めようとします。おにぼうがありったけの力を込めた瞬間……。おにぼうと村の子どもたちを通して、心のやさしさ、素直な心の大切さが伝わり、心にジーンとひびきます。
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紙の本
分断が社会を覆う現代社会に響く名作
2021/11/29 18:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校低学年から読める児童書だが、大人の心にもずっしりと響く内容。
ストーリーは予定調和なように見えて、想像や期待を裏切る人間の醜さが描かれていて、意表をつかれる。
おにぼうがあまりにもかわいそうで、感受性豊かな子供は途中からしくしく泣き始め、おこりっぽい子供は人間の大人に対して切れていました。
差別とか分断が取りざたされる現代社会。大人にもぜひ読んで考えてほしい本です。
紙の本
おにぼう
2019/05/07 19:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
おにのこども、おにぼうと母鬼の仲が良くてほほえましかったです。
人間とのやりとりでは人間の心があまりに汚く、胸が痛くなりました。
ストーリーがしっかりしていて、映画を見たような気持ちになりました。