電子書籍
たまうら 玉占
著者 星乃あかり
心が柔らかくなる、あやかしエンタメ開幕!愉しく読めて、ままならぬ浮き世も楽になる。これぞあやかしエンタメの隠し玉!――高田郁さん(作家)推薦!「あんた、迷いを晴らしたいん...
たまうら 玉占
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たまうら〜玉占〜 (小学館文庫)
商品説明
心が柔らかくなる、あやかしエンタメ開幕!
愉しく読めて、ままならぬ浮き世も楽になる。
これぞあやかしエンタメの隠し玉!
――高田郁さん(作家)推薦!
「あんた、迷いを晴らしたいんだろ。いくら出せるかね?」
●第一話 みれん玉
おみつは、三味線の稽古場で出会った京さんに惹かれている。京さんからもらったかんざしをなくしてしまったおみつは、占い老婆から「えにし玉」を渡される。
●第二話 やっかい玉
おこうは、女主人お種の営む一膳飯屋・亀屋で働いている。浮いた話一つなく暮らすおこうに、占い老婆は「すかれ玉」を手渡す。
●第三話 びびり玉
俵兵衛は、若殿から命じられた難題に、困り果てていた。解決の糸口が見つからないところで、占い老婆に出会い「肝っ玉」を借りる。
●第四話 忘れ玉
正太は小間物屋の一人息子だが、記憶力が良くない。道に迷った正太の前に老婆が現れ、「覚え玉」を差し出す。
●第五話 よくばり玉
団子屋で働きながらつましく暮らすしているトメには、毎日の楽しみがない。そんなある日、占い老婆から持っているだけで飽き飽きするほど金が入り込んでくるという「あきあき玉」を借りた。
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紙の本
肩の力を抜いて読める
2017/11/26 22:07
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投稿者:イストコ・プッチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正体不明の占い師の婆さんが、これまた怪しいデブ猫と一緒に江戸の町に神出鬼没する。
悩みをもって、この婆さんが必要とする人の前だけに現れる。
占ってもらった人は不思議な力を持つ玉を借り受けるのだが、その玉のおかげで人生が好転する。
しかしその好転が果たしてその人の思い通りかといえば・・・
ちょっと面白かったです。
肩の力を抜いてリラックスしたい気持ちのときにいい本でした。
時代劇ドラマにもなってほしいですね。
お婆さんは吉行和子さん、しゃべる猫が佐藤浩市さんだったらメッチャおもろいで。