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電子書籍
呂氏春秋
著者 町田三郎
戦国末期、若き始皇帝の宰相として秦の百官を統率し、全国から3千の賓客を招集した呂不韋(りょふい)。彼が諸国に対抗し、秦の国力と文化の向上をめざし秀れた上客と編集した『呂氏...
呂氏春秋
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呂氏春秋 (講談社学術文庫)
商品説明
戦国末期、若き始皇帝の宰相として秦の百官を統率し、全国から3千の賓客を招集した呂不韋(りょふい)。彼が諸国に対抗し、秦の国力と文化の向上をめざし秀れた上客と編集した『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』は、「天下万物古今の事」を備えたいわば百科全書だった。長寿の秘訣、人物の見分け方から殷の湯王、周の武王の故事によった王者への道など、古代中国の英知の結晶を読み解く。(講談社学術文庫)
目次
- まえがき
- I 春の節
- 一 立春
- 二 天子の職務
- 三 大切なものは何か
- 四 生を全うする道
- 五 全徳の人
- 六 富貴の三患
- 七 わが身こそ大事
- 八 長生きの秘訣
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紙の本
35話辺りが印象的。
2020/04/29 23:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
春夏秋冬の4つに大別してあり、その中で様々な内容を説諭してあります。強烈なインパクトはありませんが、個人的には『春』に収まっている35話辺りは良かったです。
全篇を通じて良かったと思いますが、やはり寄せ集め感は払拭出来ません(悪い意味ではなく)。百科全書的な感じがします。孔子や老子、墨子等の思想家の考えを垣間見る事が出来る点では有意義だと思います。
紙の本
孔子、釈迦、老子、墨子らの思想の実用編として
2023/01/23 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常にバランスよくまとまっている。しかし結局、商人出身であるがゆえに金銭主義からはそこまで逃れえなかったようである。
同類の書物としては顔氏家訓もあるが、あちらと良対照。
しかしまぁ始皇帝エイセイがあそこまで猜疑心の強い主君でなければ自害には追い込まれなかっただろうとも感じる呂不韋が、一攫千金ということわざも生み出した本書を最も栄華の中にあった時期にまとめ上げてくれたのは非常に有益である。